檀だんれいが吹奏楽すいそうがく部ぶの演奏えんそうを絶賛ぜっさん、水谷みずたに豊ゆたか「太陽たいようとボレロ」は「松本まつもとにふさわしい映画えいが」

「太陽たいようとボレロ」のキックオフイベントが本日ほんじつ5月がつ10日とおかに長野ながの・信しんじ毎まいメディアガーデンで行おこなわれ、檀だんれいと水谷みずたに豊ゆたかが登壇とうだんした。

本ほん作さくは、解散かいさんが決きまったアマチュア交響こうきょう楽団がくだん・弥生やよい交響こうきょう楽団がくだんが最後さいごのコンサートに臨のぞむ姿すがたを描えがいた音楽おんがくエンタテインメント。檀まゆみが楽団がくだん主宰しゅさい者しゃの花村はなむら理子さとこを演えんじ、監督かんとくと脚本きゃくほんを水谷みずたにが担当たんとうした。水谷みずたには理子さとこの音おと大時代おおじだいの恩師おんしである指揮しき者しゃ・藤堂とうどう謙けん役やくでキャストとしても参加さんかする。

イベントでは、長野ながの県けん松本まつもと市しにある松商学園まつしょうがくえん高等こうとう学校がっこうの吹奏楽すいそうがく部ぶがオープニングアクトとして「ボレロ」を演奏えんそう。檀まゆみは「素晴すばらしい演奏えんそうをありがとうございました。思おもわず、撮影さつえい当時とうじ、キャストの皆みなさんが『ボレロ』を演奏えんそうしていたのを思おもい出だしてしまいました」と絶賛ぜっさんし、水谷みずたにも「感無量かんむりょうですね。まさかこのような素晴すばらしい歓迎かんげいが待まっているとは思おもわなかったので、本当ほんとうに感激かんげきしておりますし、もう東京とうきょうに帰かえってもいいかなと思おもっています（笑）」と述のべ笑わらいを誘さそった。

本ほん作さくのロケ地ちである松本まつもと市しを約やく1年ねんぶりに訪おとずれた檀まゆみは「コロナで撮影さつえいが1年ねん延期えんきになったのですが、松本まつもとの方ほうは協力きょうりょく的てきで温あたたかくこの映画えいがを見守みまもってくださいました。この『太陽たいようとボレロ』が無事ぶじに撮影さつえいできたのも松本まつもとの皆みなさんあってこそだと思おもいます」と感謝かんしゃを伝つたえる。水谷みずたには「この作品さくひんに必要ひつようだったのは、自然しぜんが近ちかくにあること。山やま、川かわ、緑みどり、そして風かぜを感かんじられる街まちがいいということで撮影さつえい監督かんとくと相談そうだんし、すぐに松本まつもとに決きまりました。本当ほんとうに松本まつもとにしてよかったと思おもいました」と撮影さつえいを振ふり返かえった。

松商学園まつしょうがくえん高等こうとう学校がっこうの生徒せいとから「キャストの方ほうは映画えいがの中なかで本当ほんとうに演奏えんそうしているのですか？」と質問しつもんを受うけた水谷みずたには、「本当ほんとうに演奏えんそうしています。吹替を使つかわないと事前じぜんにキャストに伝つたえていたので、コロナで撮影さつえいが延のびた1年ねん、役者やくしゃの方ほうは皆みなさん必死ひっしに練習れんしゅうしてくれました」と回答かいとう。檀まゆみは「役者やくしゃの方ほうは、プロの方ほうに交まじって演技えんぎもしながら演奏えんそうしているので、大変たいへんだったと思おもいます。息遣いきづかいも体からだの使つかい方かたも、本当ほんとうに演奏えんそうしているからこそ出でるものだと思おもいます。皆みなさんがんばっていましたが、私わたしは演奏えんそうしていません（笑）」と答こたえ会場かいじょうを沸わかせた。

最後さいごに檀まゆみは「弥生やよい交響こうきょう楽団がくだんのメンバーは音楽おんがくが大好だいすきで、それに向むかって必死ひっしに生いきている、本当ほんとうに素敵すてきな、個性こせいあふれる人ひとたちです。生いきているといろんな大変たいへんなこともありますが、明日あしたへの希望きぼうを信しんじて一生懸命いっしょうけんめいに生いきている人々ひとびとの姿すがたをぜひ劇場げきじょうでご覧らんいただければと思おもいます」とアピール。水谷みずたには「1年ねん前まえに撮影さつえいに来きて、そして1年ねん経たった今こん作品さくひんができあがって、プロモーションで松本まつもとに来きています。今日きょうここに立たって改あらためて思おもったのは、本当ほんとうに松本まつもとにふさわしい映画えいがができたなということです。ありがとうございました」と語かたり、イベントを締しめた。

「太陽たいようとボレロ」は6月がつ3日にちより全国ぜんこくロードショー。

※記事きじ初出しょしゅつ時じ、一部いちぶ内容ないように誤あやまりがありました。お詫わびして訂正ていせいします