「遺留いりゅう捜査そうさ」第だい7シーズンが7月がつにスタート、木曜もくようミステリーのフィナーレ飾かざる

テレビ朝日てれびあさひ系けい「木曜もくようミステリー」が2022年ねん7月がつクールで終了しゅうりょうし、最後さいごの作品さくひんが「遺留いりゅう捜査そうさ」第だい7シーズンとなることがわかった。

上川かみかわ隆也たかやが主演しゅえんを務つとめる「遺留いりゅう捜査そうさ」シリーズ。第だい7シーズンでも京都きょうと府警ふけい“特別とくべつ捜査そうさ対策たいさく室しつ”が舞台ぶたいとなり、主人公しゅじんこう・糸いと村むら聡さとし役やくの上川かみかわのほか栗山くりやま千明ちあき、永井ながい大まさる、戸塚とつか純じゅん貴たか、宮崎みやざき香かおり蓮はちす、甲きのえ本もと雅裕まさひろ、戸田とだ恵子けいこらが続投ぞくとうする。脚本きゃくほんを手てがけるのは大石おおいし哲也てつやら。長谷川はせがわ康やすし、兼崎かねさき涼介りょうすけらが演出えんしゅつを担当たんとうする。

上川かみかわは「おかげさまで第だい7シーズンを迎むかえ、かつ木曜もくようミステリー枠わく最後さいごの作品さくひんという栄さかえを賜たまわることができました。しかしその重おもみは一旦いったん忘わすれて、今いまは撮影さつえいに臨のぞんでいます。これまでどおり糸いと村むらと特とく対たいの面々めんめんが事件じけんにどう向むかっていくのか見守みまもっていただければ」と視聴しちょう者しゃにメッセージを送おくっている。

「遺留いりゅう捜査そうさ」は毎週まいしゅう木曜もくようの20時じから放送ほうそう。なおTELASA（テラサ）では過去かこの全ぜんシーズンとスペシャルドラマが配信はいしん中ちゅうだ。

※宮崎みやざき香が蓮はちす、兼崎かねさき涼介りょうすけの崎さきは立たつ崎さき（たつさき）が正式せいしき表記ひょうき

木曜もくようミステリー「遺留いりゅう捜査そうさ」

テレビ朝日てれびあさひ系けい 2022年ねん7月がつスタート 毎週まいしゅう木曜もくよう 20:00～20:54

上川かみかわ隆也たかや コメント

シリーズ11年ねん目め、第だい7シーズンを迎むかえた心境しんきょう

第だい7シーズンでこれまでにない大おおきな展開てんかいを迎むかえるかというとそうではなくて、むしろ一いち作さく一いち作さく重かさねてきたからこその“変かわらなさ”が間違まちがいなく存在そんざいしています。でも一方いっぽうでは、これまで培つちかってきた“土台どだい”がアップデートしていることを座ざ組ぐみ一同いちどうで実感じっかんしているところです。
たとえば新あたらしく車くるまを手てに入いれたとき、乗のりはじめの段階だんかいでは車くるまと運転うんてん者しゃの親和しんわ度どはさほど深ふかくありませんが、乗のり続つづけていく事ことで運転うんてん者しゃの練度れんどは上あがっていき、同乗どうじょう者しゃにとっても快適かいてきな時間じかんになる……。「遺留いりゅう捜査そうさ」という“乗のりもの”は変かわらずとも、キャスト、スタッフが一いち作さくごとに作品さくひんの理解りかいを深ふかめる事ことで、視聴しちょう者しゃのみなさまに一層いっそう楽たのしんでいただける作品さくひんが届とどけられるなら何なによりだと思おもいます。僕ぼく自身じしん、「遺留いりゅう捜査そうさ」は年々ねんねん“深化しんか”が重かさねられていると感かんじていて、そういう意味いみでは第だい7シーズンもまた、ひと味あじ変かわったと感かんじられるところがあるかもしれません。

木曜もくようミステリーの集大成しゅうたいせいを担になう作品さくひんでもあるが、どのような思おもいで撮影さつえいに臨のぞんでいるか

そうした大おおきな誉ほまれを担になうには、「遺留いりゅう捜査そうさ」という作品さくひんは“埒外らちがい”にいるのではという思おもいもあります。事件じけんに関かかわる人々ひとびとの心情しんじょうにまで踏ふみ込こんで描えがく「遺留いりゅう捜査そうさ」は、刑事けいじドラマとしてもミステリー作品さくひんとしてもある意味いみ、スタンダードを逸脱いつだつしたスタイルでお届とどけしてきましたから……。でも、歴々れきれきの作品さくひんが重かさねてきた歴史れきしに恥はじない作品さくひんにしたいという思おもいは強つよく、そのために今いまできることはできる限かぎり、注つぎ込こみたいと考かんがえて全力ぜんりょくで努つとめています。

糸いと村むらという役柄やくがらは自身じしんにとってどのような存在そんざいか

独自どくじのアイデンティティーを持もっているといいますか、彼かれが携たずさえているどこか不思議ふしぎな雰囲気ふんいきや掴つかみどころのない行動こうどうを含ふくめて、他たに類るいを見みないキャラクターだと思おもっています。僕ぼくのキャリアの中なかで最もっとも長ながく演えんじさせていただいている役やくでもあり、愛着あいちゃくも含ふくめて他たにはない距離きょりを感かんじる人物じんぶつです。

自身じしんにとって「遺留いりゅう捜査そうさ」という作品さくひんはどのような存在そんざいか

みなさんもご自身じしんのワードローブの中なかに、「いつも着きていたい」と思おもうような着心地きごこちのよい一いち着ちゃくがあると思おもいます。また、身みに着つけるモノが立たち振ぶる舞まいに影響えいきょうを与あたえる事ことも共感きょうかんして頂いただけるのではないでしょうか。僕ぼくにとって、袖そでを通とおしたとき心地ここちよさ、落おち着つきを感かんじさせてくれるのが、「遺留いりゅう捜査そうさ」。心地ここちよく身みに着つけた装よそおいが、役やくとしての思考しこう・行動こうどうも導みちびいてくれる……そんなふうにすら思おもえるのがこの作品さくひんです。

視聴しちょう者しゃへのメッセージ

おかげさまで第だい7シーズンを迎むかえ、かつ木曜もくようミステリー枠わく最後さいごの作品さくひんという栄さかえを賜たまわることができました。しかしその重おもみは一旦いったん忘わすれて、今いまは撮影さつえいに臨のぞんでいます。これまでどおり糸いと村むらと特とく対たいの面々めんめんが事件じけんにどう向むかっていくのか見守みまもっていただければ。そして、変かわらぬ「遺留いりゅう捜査そうさ」を変かわらずにお楽たのしみいただければ幸さいわいです。

三輪みわ祐ゆう見み子こ（ゼネラルプロデューサー）コメント

2011年ねんにスタートした「遺留いりゅう捜査そうさ」シリーズは、殺人さつじん事件じけんを扱あつかう刑事けいじドラマでありながらも、優やさしく遺族いぞくに寄より添そう主人公しゅじんこう、糸いと村むらのキャラクターを皆様みなさまに愛あいしていただき、東京とうきょうから京都きょうとに舞台ぶたいを移うつし、今年ことしで第だい7シーズンを迎むかえました。
そして、1999年ねんに開始かいしし、数々かずかずの名作めいさくミステリードラマを生うみ出だした木曜もくよう8時じの木曜もくようミステリー枠わくが、この7月がつクールをもって、23年ねん半はんの歴史れきしに幕まくを閉とじることになりました。そのフィナーレを「遺留いりゅう捜査そうさ」が飾かざることになります。
この枠わくの集大成しゅうたいせいとして、最後さいごを飾かざる「遺留いりゅう捜査そうさ」の最新さいしんシーズンも、遺留いりゅう品ひんにこだわる風変ふうがわりな刑事けいじは健在けんざいです。京都きょうとの風光ふうこう明媚めいびな景色けしきとともに、糸いと村むら刑事けいじの優やさしさ溢あふれるキャラクターをお楽たのしみいただきたいと思おもっております。
また、20年ねんを超こえる長ちょうきに渡わたり、木曜もくようミステリーとともに、夜よる8時じを、一緒いっしょに過すごしてくださった視聴しちょう者しゃの皆様みなさまに、心しんからの感謝かんしゃの気持きもちを込こめてお届とどけします。どうぞご期待きたいください！