「フィルム・ノワール映画えいが祭さい」開催かいさい、チャールズ・ブロンソン出演しゅつえん作さくなど14本ほん上映じょうえい

「フィルム・ノワール映画えいが祭さい」が4月がつ27日にちから5月がつ17日にちまで東京とうきょう・K's cinemaにて開催かいさいされることがわかった。

“フィルム・ノワール”の歴史れきしは第だい2次じ世界せかい大戦たいせん中ちゅうに製作せいさくされたアメリカの犯罪はんざい映画えいがを総称そうしょうしたことから始はじまる。1930年代ねんだいのギャング映画えいががルーツであるともいわれており、若わかき映画えいが作家さっかたちの登竜門とうりゅうもんとなった。ジャン＝リュック・ゴダールやフランソワ・トリュフォーに評価ひょうかされたことからフランス映画えいが界かいにも浸透しんとうし、多数たすうの“フランス・ノワール”が誕生たんじょう。独自どくじの世界せかい観かんを作つくり上あげた。

本ほん映画えいが祭さいでは“フランス・ノワール”を中心ちゅうしんとしたノワール映画えいがを特集とくしゅう。チャールズ・ブロンソンが出演しゅつえんした「雨あめの訪問ほうもん者しゃ」「夜よるの訪問ほうもん者しゃ」「さらば友ともよ」や、ジャン＝ピエール・メルヴィルの監督かんとく作さく「仁義じんぎ」「賭博とばく師しボブ」がラインナップされた。ジョゼ・ジョヴァンニの関連かんれん作さく「生いき残のこった者ものの掟おきて」「ベラクルスの男おとこ」「穴あな」「墓場はかばなき野郎やろうども」なども含ふくむ、計けい14作品さくひんが上映じょうえいされる。

なお4月がつ27日にちの「仁義じんぎ」17時じ回かいの上映じょうえい後ごには映画えいが評論ひょうろん家かの吉田よしだ広明ひろあきと村山むらやま匡一きょういち郎ろうによるトークイベントも開催かいさいされる予定よていだ。

フィルム・ノワール映画えいが祭さい

2024年ねん4月がつ27日にち（土ど）～5月がつ17日にち（金かね）東京とうきょう都と K's cinema
＜上映じょうえい作品さくひん＞
「雨あめの訪問ほうもん者しゃ」
「さらば友ともよ」
「太陽たいようの下したの10万まんドル」
「夜よるの訪問ほうもん者しゃ」
「仁義じんぎ」
「生いき残のこった者ものの掟おきて」
「穴あな（1960年ねん）」
「ベラクルスの男おとこ」
「賭博とばく師しボブ」
「殺やられる」
「乗馬じょうば練習れんしゅう場じょう」
「罠わな（1939年ねん）」
「ビッグ・ガン」
「墓場はかばなき野郎やろうども」