「不死身ふじみラヴァーズ」佐藤さとう寛ひろし太ふとしが5役やくを演えんじ分わける新しん写真しゃしん、自身じしんの演技えんぎは「ダサかった」

松居まつい大悟たいごが監督かんとくを務つとめる「不死身ふじみラヴァーズ」より、本ほん作さくで5つの役やくを演えんじた佐藤さとう寛ひろし太ふとし（劇団げきだんEXILE）にスポットを当あてた新しん場面ばめん写真しゃしんが到着とうちゃくした。

高木たかぎユーナの同名どうめいマンガを原作げんさくとする本ほん作さくは、両りょう思おもいになった瞬間しゅんかんにこの世界せかいから消きえてしまう甲野こうのじゅんと、彼かれを運命うんめいの相手あいてと信しんじてやまない主人公しゅじんこう・長谷部はせべりのが織おりなすラブストーリー。まっすぐに「好すき」を伝つたえ続つづけるりのを見上みかみ愛あいが演えんじ、彼女かのじょと何なん度ども出会であい直なおすじゅんに佐藤さとうが扮ふんした。

劇げき中ちゅうで何なん度ども姿すがたを変かえ、りのの前まえに現あらわれるじゅん。場面ばめん写真しゃしんにはギターを抱かかえてサブカルな雰囲気ふんいきを漂ただよわせる様子ようすや、車椅子くるまいすに乗のった青年せいねんとなった姿すがたが。さらにクリーニング屋やで見みせる朗ほがらかな表情ひょうじょうや、大学生だいがくせいの彼かれが涙なみだをこぼすさまが確認かくにんできる。

佐藤さとうは「自分じぶんがもしこう進すすんでいたら」と想像そうぞうしながら各かくキャラクターの役やく作づくりを行おこなっていたそう。演えんじていて不安ふあんになってしまいがちな役やくでもあったことから、松居まついとは都度つど相談そうだんをしていたと明あかし「演えんじてみて、大おおきく『違ちがう』と言いわれたこともなく、割わりと自由じゆうに任まかせてもらった印象いんしょうです。ちゃんと見みていてくれているんだというような、安心あんしん感かんを常つねに与あたえてくれました」とコメント。見上みかみとの共演きょうえんについても「りのから来くるエネルギーがすごいから、あまり小しょう難むずかしく考かんがえるよりも、彼女かのじょとその日ひをどう向むき合あうかを大切たいせつにしました」とつづっている。

しかし、佐藤さとうは完成かんせい作さくを観みたときに自身じしんの演技えんぎを「ダサかった」と分析ぶんせき。「あまりにも素もとで“自分じぶん”過すぎたのかな？ とにかくもうダサいし、『このアドリブつまんねえよ、お前まえ』とか思おもいながら。いつも自分じぶんの芝居しばいを反省はんせいしながら観みる部分ぶぶんはありますが、いつもよりも自分じぶん過すぎたんでしょうね」と振ふり返かえった。

大野おおの敏哉としやと松居まついが脚本きゃくほんを担当たんとうした「不死身ふじみラヴァーズ」は5月がつ10日とおかより東京とうきょう・テアトル新宿てあとるしんじゅくほか全国ぜんこくでロードショー。落合おちあいモトキ、大関おおぜきれいか、平井ひらい珠生たまお、米よね良りょうまさひろ、本折もとおり最強さいきょうさとし、岩本いわもと晟あきら夢ゆめ、アダム、青木あおき柚ゆず、前田まえだ敦子あつこ、神野かみの三さん鈴すずもキャストに名なを連つらねる。

映画えいが「不死ふし⾝ラヴァーズ」予告編よこくへん（60秒びょう）