ファイルーズあい、「マッドマックス」吹替出演しゅつえんに感慨かんがい「新あたらしい引ひき出だしを見みつけられた」

「マッドマックス：フュリオサ」のジャパンプレミア試写ししゃイベントが5月22日にちに東京とうきょう・グランドシネマサンシャインで開催かいさいされ、主人公しゅじんこうフュリオサの日本語にほんご吹替を担当たんとうするファイルーズあいが登壇とうだんした。

本ほん作さくは「マッドマックス 怒いかりのデス・ロード」に登場とうじょうした戦士せんしフュリオサの若わかき日々ひびを映うつし出だす最新さいしん作さく。ならず者もののバイカー軍団ぐんだんを率ひきいる暴君ぼうくんディメンタス将軍しょうぐんによって、幼おさない頃ころに“緑みどりの地ち”からさらわれたフュリオサの怒いかりに満みちた15年間ねんかんがつづられる。フュリオサ役やくでアニャ・テイラー＝ジョイ、ディメンタス役やくでクリス・ヘムズワースが出演しゅつえんした。

満員まんいんの観客かんきゃくから“V8ポーズ”で歓迎かんげいを受うけたファイルーズ。白しろ塗ぬりの武装ぶそう集団しゅうだんウォーボーイズや、「怒いかりのデス・ロード」の悪役あくやくイモータン・ジョーのコスプレをした観客かんきゃくも多おおく来場らいじょうしており、「『マッドマックス』シリーズが大好だいすきなことを体からだでも心しんでも表現ひょうげんされていて素晴すばらしい！ 皆みなさんの熱量ねつりょうを浴あびることができて光栄こうえいです」と興奮こうふんする。演えんじるにあたってシリーズを勉強べんきょうしたと明あかし、「アニャさんが演えんじられたフュリオサの“目め”の芝居しばいが素晴すばらしく、それを邪魔じゃましないように、日本語にほんご吹替版ばんだからこそできる表現ひょうげんをくみ取とって演えんじました。本当ほんとうに、彼女かのじょを見みてほしいという気持きもちです！」と語かたった。

さらにファイルーズはフュリオサのセリフが少すくないことに触ふれ「その中なかで彼女かのじょの魅力みりょくを伝つたえるべく、声こえの表現ひょうげん者しゃとして一ひとつ一ひとつセリフに魂たましいを込こめました」「地声じごえに近ちかい感かんじで、がなりまくって喉のどもガラガラみたいな声こえを出だしたりもしました。新あたらしいファイルーズあいの引ひき出だしも見みつけられた」と役やく作づくりについて明あかす。さらに「怒いかりのデス・ロード」のフュリオサについて「思おもわずついて行いきたくなるような、人間にんげんそのものを惹ひきつける魅力みりょくがある、“強つよさの権化ごんげ”」と言及げんきゅうし、「今回こんかいのフュリオサは、まだ危あやうさがちょっとあるなって思おもった。『怒いかりのデス・ロード』のフュリオサが完璧かんぺきだったからこそ、『こうやって人間にんげんって成長せいちょうしていくんだ』と人生じんせいを見みているよう」と思おもい返かえした。

イベント中盤ちゅうばんではファイルーズによる公開こうかいアフレコを実施じっしし、「私わたしがフュリオサだ！」「あの男おとこは私わたしが仕留しとめる！」などのセリフを披露ひろう。観客かんきゃくからは感嘆かんたんの声こえが漏もれ、最後さいごに決きめ台詞ぜりふ「私わたしを覚おぼえてる？」を発はっされると、拍手はくしゅ喝采かっさいに加くわえV8ポーズが飛とび交かう。その光景こうけいにファイルーズは「日本語にほんご吹替版ばんのフュリオサを受うけ入いれてもらえるかドキドキだったのですが、皆みなさんの拍手はくしゅや笑顔えがおでここにいていいんだと思おもえて、フュリオサ同様どうよう強つよい気持きもちになれました！」と感激かんげきの様子ようすを見みせる。そして最後さいごに「観みているだけで怒いかりが発散はっさんできるぐらい、爽快そうかい感かんが半端はんぱなくて、まるで“観みるサンドバッグ”。観み終おわった後のちにひと殴なぐりしたような爽快そうかい感かんがある」と本ほん作さくの魅力みりょくを伝つたえた。

「マッドマックス：フュリオサ」は5月31日にちに全国ぜんこくロードショー。なお5月がつ29日にちより映画えいが公開こうかいを記念きねんした特別とくべつ展示てんじイベント「マッドワールドV8展てん」が東京とうきょう・SHIBUYA TSUTAYA 1Fにて3日間にちかん限定げんていで開催かいさいされ、フォトスポットや物販ぶっぱん、特別とくべつ映像えいぞうの上映じょうえいなどが行おこなわれる。

映画えいが「マッドマックス：フュリオサ」ファイナル予告よこく