「ブルーピリオド」眞栄しんえい田郷たごう敦あつしが高橋たかはし文ぶん哉・桜田さくらだひよりを撮影さつえい、板垣いたがき李り光人みつひとはムフっ

映画えいが「ブルーピリオド」の特別とくべつ試写ししゃ会かい舞台ぶたい挨拶あいさつが7月がつ10日とおかに埼玉さいたま・イオンシネマ越谷こしがやレイクタウンで行おこなわれ、キャストの眞栄しんえい田郷たごう敦あつし、高橋たかはし文ぶん哉、板垣いたがき李り光人みつひと、桜田さくらだひより、監督かんとくの萩原はぎはら健太郎けんたろうが登壇とうだんした。

山口やまぐちつばさの同名どうめいマンガをもとにする本ほん作さくは、高校生こうこうせい・矢口やこう八はち虎とらが1枚まいの絵えをきっかけに美術びじゅつの世界せかいに挑いどみ、東京藝術大学とうきょうげいじゅつだいがくへの受験じゅけんを決意けついする物語ものがたり。八はち虎とらを眞栄田まえだ、同級生どうきゅうせい・ユカちゃんこと鮎川あいかわ龍二りゅうじを高橋たかはしが演えんじ、八はち虎とらのライバルである高橋たかはし世よ田た介かい役やくで板垣いたがき、美術びじゅつ部ぶの先輩せんぱい・森もりまる役やくで桜田さくらだが出演しゅつえんした。

眞栄田まえだは鑑賞かんしょう後ごの観客かんきゃくに向むけて「心臓しんぞうがバクバクしております。今日きょうから約やく1カ月かげつ後ごに公開こうかいが控ひかえていると思おもうと楽たのしみです」と挨拶あいさつし、萩原はぎはらも「今日きょうは5000人にんを超こえる皆みなさんに観みていただけたということで感無量かんむりょうです」と喜よろこびをあらわにする。板垣いたがきは「砥石といしで刃物はものを研とぐときのような緊張きんちょう感かんや空気くうき感かんはこのキャストだから作つくれたんだろうなと思おもいます」と述のべた。

そして桜田さくらだは、高橋たかはしを「脚あしもウエストも細ほそくて、お尻しりもキュッとなっていました！」「普段ふだんの高橋たかはしさんの状態じょうたいからユカちゃんになるまでの過程かていを見みていたので、努力どりょくの結晶けっしょうを感かんじました」「会あうたびに見みえて結果けっかにつながっていく様子ようすは役者やくしゃとしても尊敬そんけいできるところです」と称賛しょうさん。高橋たかはしは撮影さつえいの間あいだ、毎日まいにち香水こうすいをつけていたと明あかし「その香かおりを嗅かぐとユカちゃんが降おりてくるという感覚かんかくで演えんじていました」と役やく作づくりについて語かたった。

撮影さつえい中ちゅうにはキャストにインスタントカメラの「写うつルンです」が渡わたされていたそう。イベントの中盤ちゅうばんではキャストが互たがいを撮影さつえいした3枚まいの写真しゃしんが披露ひろうされ、美術びじゅつ室しつで仲良なかよくピースサインを決きめる高橋たかはしと桜田さくらだの2ショット写真しゃしんが映うつし出だされると観客かんきゃくから「かわいい！」の声こえが。撮影さつえいした眞栄田まえだは「2人ふたりとも本当ほんとうに現場げんばで仲なかが良よくて、この空気くうき感かんを収おさめたいなと思おもって撮どりました」とコメントした。2枚まい目めは藝大げいだい受験じゅけん本番ほんばんのシーンで自画像じがぞうの試験しけんに臨のぞむ八はち虎とらを写うつしたもの。板垣いたがきは廃校はいこうを使つかっての撮影さつえいを振ふり返かえりつつ、腕うでまくりをして真剣しんけんな表情ひょうじょうを浮うかべる眞栄田まえだを「ええ男おとこだな」と思おもい撮影さつえいしたという。

続つづけて3枚まい目めには予備校よびこうでの世よ田た介かいが収おさめられており、撮影さつえいした眞栄田まえだは「描えがいている姿すがたや姿勢しせいが独特どくとく。絵えも個性こせい的てきだった」と述懐じゅっかい。対たいして板垣いたがきは「すごいムフっとした顔かおをしているのは、八はち虎とらと世せい田た介かいのライバル関係かんけいがあったので、カメラを向むけられてどんな表情ひょうじょうをすればよいか迷まよっていたから」と照てれた様子ようすを見みせていた。

「ブルーピリオド」は、8月がつ9日にちより全国ぜんこくでロードショー。

映画えいが「ブルーピリオド」本ほん予告よこく