中尾なかお有ゆう伽とぎと研けんナオコW主演しゅえん、ソープ嬢じょうが認知にんち症しょうの祖母そぼを介護かいごする「うぉっしゅ」2025年ねん公開こうかい

中尾なかお有ゆう伽とぎと研けんナオコがダブル主演しゅえんを務つとめた映画えいが「うぉっしゅ」が、NAKACHIKA PICTURESの配給はいきゅうで2025年ねんのゴールデンウイークに東京とうきょう・新宿しんじゅくピカデリーで公開こうかいされることが決定けってい。このたびポスタービジュアルと、キャスト・監督かんとくのコメントが到着とうちゃくした。

第だい19回かい大阪おおさかアジアン映画えいが祭さいのインディ・フォーラム部門ぶもんに入選にゅうせんした本ほん作さくでは、ソープ嬢じょうとして働はたらく主人公しゅじんこう・加か那なが、認知にんち症しょうである祖母そぼ・紀江のりえを介護かいごする1週間しゅうかんが描えがかれる。実家じっかとソープ店てんを行いき来きする加か那なは、名前なまえすら覚おぼえてくれない紀江のりえと“初対面しょたいめん”を繰くり返かえすが、“どうせ忘わすれる”相手あいてに対たいして仕事しごとのことを打うち明あけられることに気付きづき、徐々じょじょに心しんを開ひらいていく。そして、紀江のりえのこれまでの人生じんせいと孤独こどくを知しることで、加か那なは自分じぶん自身じしんを見みつめ直なおすのだった。俳優はいゆうとしても活動かつどうしてきた岡崎おかざき育いく之の介かいが監督かんとく・脚本きゃくほんを手てがけている。

加か那なを中尾なかお、紀江のりえを研とぎが演えんじたほか、中川なかがわゆかり、重松しげまつ文ぶん、嶋しま佐たすく和也かずや（ニューヨーク）、高木たかぎ直子なおこ、赤間あかま麻里子まりこ、磯西いそにし真喜まきもキャストに名なを連つらねた。中尾なかおは「主人公しゅじんこうに自分じぶんを重かさねてもいいし、友情ゆうじょう、恋愛れんあい、家族かぞくの視点してんもあって、幅広はばひろく届とどくものになっている。皆みなさんそれぞれの心しんには、どんなポイントが刺ささるのか、私わたしも楽たのしみにしています」、研とぎは「岡崎おかざき監督かんとくからオファーをいただいて、監督かんとくの経験けいけんと人柄ひとがらを知しり、お話はなしを聞きいていくうちに『私わたしに対たいして妥協だきょうするなら出でません』と言いう答こたえになりました。久ひさしぶりに心しんに通つうじる何なにかを感かんじたからです」とコメントした。

岡崎おかざきは「研けんナオコさんのキャラクターさながら映像えいぞうも音楽おんがくもカラフルで、肩かたに力ちからを入いれず笑わらって泣ないて、楽たのしく観みられないと意味いみがない。そして映画えいが館かんの帰かえり道みちに、ちょっぴり難むずかしいことも考かんがえてみる」「血ちの繋つながった2人ふたりが“初対面しょたいめん”を繰くり返かえす家族かぞくの物語ものがたり。大切たいせつな人ひとは、いつまであなたを覚おぼえていられるでしょうか」と語かたっている。このたび解禁かいきんされたビジュアルには、ソープ嬢じょうとしての姿すがたと、介護かいごをする姿すがたを半身はんしんずつ組くみ合あわせた加か那なのほか、彼女かのじょが紀江のりえと笑わらい合あう様子ようすが収おさめられた。

※岡崎おかざき育いく之の介かいの崎さきは立たつ崎さき（たつざき）が正式せいしき表記ひょうき
※高木たかぎ直子なおこの高こうは、はしごだかが正式せいしき表記ひょうき

中尾なかお有ゆう伽とぎ コメント

出来上できあがった映画えいがを初はじめて観みたとき「クレヨンしんちゃん」みたいだなと思おもいました。主人公しゅじんこうに自分じぶんを重かさねてもいいし、友情ゆうじょう、恋愛れんあい、家族かぞくの視点してんもあって、幅広はばひろく届とどくものになっている。皆みなさんそれぞれの心しんには、どんなポイントが刺ささるのか、私わたしも楽たのしみにしています。

研けんナオコ コメント

今回こんかい、岡崎おかざき監督かんとくからオファーをいただいて、監督かんとくの経験けいけんと人柄ひとがらを知しり、お話はなしを聞きいていくうちに「私わたしに対たいして妥協だきょうするなら出でません」と言いう答こたえになりました。久ひさしぶりに心しんに通つうじる何なにかを感かんじたからです。私わたしはいつもと変かわらず一緒いっしょなんですけどね。完成かんせいした作品さくひんを初はじめてスクリーンで観みた時ときは撮影さつえい現場げんばでの事ことをいろいろ思おもいだしました。現場げんばではお互たがい納得なっとくのいくところまで話はなし合あい、撮影さつえいに挑いどみました。勿論もちろん現場げんばの雰囲気ふんいき作づくりも大事だいじですからね。観みていただいた方ほうに何なにか一ひとつでも心しんに引ひっかかるものがあったら嬉うれしいです。

岡崎おかざき育いく之の介かい コメント

新あたらしい芸能げいのう界かいを作つくりたいと思おもっています。日本にっぽんの作品さくひんは暗くらすぎる。みんなそんなものばかり見みたいのか？ もうそんな時代じだいじゃなくていい。だから、僕ぼくが時代じだいを始はじめます。後のちに語かたられる“明あかるかった時代じだい、令れい和わ”を、この映画えいが「うぉっしゅ」から始はじめます。ジメッとしたテーマこそ「明あかるくポップなエンタメ作品さくひん」に。研けんナオコさんのキャラクターさながら映像えいぞうも音楽おんがくもカラフルで、肩かたに力ちからを入いれず笑わらって泣ないて、楽たのしく観みられないと意味いみがない。そして映画えいが館かんの帰かえり道みちに、ちょっぴり難むずかしいことも考かんがえてみる。「洗あらうこと・忘わすれられること」ソープ嬢じょうが認知にんち症しょうのおばあちゃんの介護かいごをする。血ちの繋つながった2人ふたりが“初対面しょたいめん”を繰くり返かえす家族かぞくの物語ものがたり。大切たいせつな人ひとは、いつまであなたを覚おぼえていられるでしょうか。