食品しょくひん業界ぎょうかいの闇やみに迫せまるドキュメンタリーの続編ぞくへん「フード・インク ポスト・コロナ」公開こうかい

食品しょくひん業界ぎょうかいの闇やみに切きり込こんだドキュメンタリー「フード・インク」の続編ぞくへんとなる「フード・インク ポスト・コロナ」が、12月6日にちより東京とうきょう・新宿しんじゅくシネマカリテほか全国ぜんこくで順次じゅんじ公開こうかいされることが決定けっていした。配給はいきゅうはアンプラグドが担当たんとう。このたび日本にっぽん版ばんポスタービジュアルと場面ばめん写真しゃしんが到着とうちゃくした。

巨大きょだい食品しょくひん企業きぎょうや農業のうぎょうの仕組しくみに関かんする問題もんだいに迫せまった「フード・インク」は、第だい82回かいアカデミー賞しょうの長編ちょうへんドキュメンタリー賞しょうにノミネートされ、日本にっぽんでもロングランヒットを記録きろくした。続つづく「フード・インク ポスト・コロナ」では、新型しんがたコロナウイルスのパンデミック後ごに浮うき彫ぼりになった、アメリカのフードシステムの脆弱ぜいじゃく性せいに注目ちゅうもく。巨きょ大だい食品しょくひん企業きぎょうの市場いちば独占どくせんによる個人こじん農家のうかの衰退すいたいや貧富ひんぷ格差かくさ、“超ちょう加工かこう食品しょくひん”による子供こどもの糖尿とうにょう病びょう増加ぞうかなどの健康けんこう被害ひがい、巨大きょだい企業きぎょうによる移民いみん労働ろうどう者しゃの搾取さくしゅなどを浮うき彫ぼりにする一方いっぽうで、持続じぞく可能かのうな未来みらいを作つくり出だそうと奮闘ふんとうする農家のうかや活動かつどう家か、政治せいじ家かたちの前向まえむきな姿すがたも映うつし出だす。

監督かんとくは前作ぜんさくも手てがけたロバート・ケナーが、メリッサ・ロブレドと共同きょうどうで務つとめた。解禁かいきんされたビジュアルには、バーコードが印字いんじされた牛うしとともに「あなたのごはん、大丈夫だいじょうぶ!?」というキャッチコピーが収おさめられている。場面ばめん写真しゃしんには、“超ちょう加工かこう食品しょくひん”が並ならぶスーパーマーケットや、植物しょくぶつ性せい代替だいたい肉にく“ビヨンドミート”の生産せいさんラインの様子ようすなどが切きり取とられた。