山中やまなかさわお、ロックンロールとともに熱狂ねっきょううずけた全国ぜんこくツアーファイナル

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山中やまなかさわおthe pillows)のソロツアー「MUDDY COMEDY TOUR」の最終さいしゅう公演こうえんが7がつ5にち東京とうきょう・Spotify O-EASTで開催かいさいされた。

「MUDDY COMEDY TOUR」ツアーファイナルの様子。(Photo by ATSUKI IWASA)

「MUDDY COMEDY TOUR」ツアーファイナルの様子ようす。(Photo by ATSUKI IWASA)

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今年ことし3がつにソロアルバム「Muddy comedy」をリリースした山中さんちゅう。このツアーは、アルバムのリリースを記念きねんして開催かいさいされたもので、5月より全国ぜんこく18カ所かしょにてライブがおこなわれた。

「MUDDY COMEDY TOUR」ツアーファイナルの様子。(Photo by ATSUKI IWASA)

「MUDDY COMEDY TOUR」ツアーファイナルの様子ようす。(Photo by ATSUKI IWASA)拡大かくだい

おおきな拍手はくしゅおとびながら、関根せきね史織しおり(B / Base Ball Bear、stico)、木村きむら祐介ゆうすけ(G / ArtTheaterGuild)、楠部くすべ也(Dr / Radio Caroline)とともに姿すがたあらわした山中さんちゅうは、「ロックンロールをたのしもう」と観客かんきゃくにひとことごえをかけ、「タンブルウィード・ストーリー」でライブをスタート。そのまま4にんは「Peacock blue (is calling me)」「The Devil's Pub」と軽快けいかいなロックチューンをたたみかけ、波打なみうつフロアのれを増大ぞうだいさせていく。その山中さんちゅうは「ひさしぶりじゃないか。みんな元気げんきそうでうれしいよ」とかたりかけ、おおきな拍手はくしゅきるフロアを感慨かんがいふかそうにながまわす。6きょくの「Slide in tomorrow!」ではねつびたハンドクラップが会場かいじょうひびなかてきがいるならたたかうぜ」というフレーズでけたたましいシャウトをとどろかせた。

ここまで7きょく演奏えんそうし、ひといきついた山中さんちゅうは、一切いっさいくことのない会場かいじょうねつかんり「どうしたんだよ! おれたちよろこんでます」とはにかみながらよろこびをあらわにする。そのかれは「こん一番いちばんいかがわしいうたうたうよ」と、山中さんちゅうらしいシニカルな歌詞かしがつづられた「あいのパラダイス」を披露ひろう。さらにアップテンポなロックナンバー「Desert me」がドロップされると、会場かいじょう熱狂ねっきょううずつつまれた。

山中さわお(Photo by ATSUKI IWASA)

山中やまなかさわお(Photo by ATSUKI IWASA)拡大かくだい

「Irritations」でいちしっとりした空気くうきにクールダウンさせた山中さんちゅうは、ギターをき「音楽おんがくにもいろんなタイプのものがあるじゃないか。ただたのしいだけのファンキーなものとか、内面ないめんをさらけすようなシリアスなものとか。つぎきょくおれたましいさけびだ」とハンドマイクで「Muddy comedy」をパフォーマンス。関根せきねかなでるファンキーなベースラインに、木村きむらきざむエッジィなカッティング、楠部くすべによる軽快けいかいなビートがひとつになるなか山中さんちゅうはステージをところせましとうごまわりマイク1ほん歌唱かしょうする。そのも4にんやすむことなく「Bottoms up!」からカントリーテイストの楽曲がっきょく「Absurd Song」へとつづけ、ローテンポのナンバー「ベンジャミンのあさ」をゆったりとパフォーマンス。「イザベルのあさ」では、びやかな歌声うたごえがライブハウスちゅうひびわたった。

山中さわお(Photo by ATSUKI IWASA)

山中やまなかさわお(Photo by ATSUKI IWASA)拡大かくだい

ライブ後半こうはん山中さんちゅうは、これまでのアーティスト人生じんせいかえりながら「キャリアや肩書かたがきがあっても、間違まちがったことをうやつがたくさんいるんだ。おれいままでそういうやつにしたがってこなかった。したがわなかったおかげできみたちにえたとおもってる。かたきとかキャリアにしんよごされちゃいけない。その世界せかいはキミのものだ!」とかたり「その世界せかいはキミのものだ」を披露ひろう。さらに「ヒルビリーは かくかたりき」「Mallory」がたたみかけられると、後半こうはんけてヒートアップする4にん演奏えんそうに、観客かんきゃくはハンドクラップでこたえた。本編ほんぺんラストに4にんは「リーガル ラビッシュ」をパフォーマンスし、颯爽さっそう舞台ぶたいってった。

「MUDDY COMEDY TOUR」ツアーファイナルの様子。(Photo by ATSUKI IWASA)

「MUDDY COMEDY TOUR」ツアーファイナルの様子ようす。(Photo by ATSUKI IWASA)拡大かくだい

アンコールの拍手はくしゅこたえてふたた登場とうじょうした4にんは「サナトリウムのなが午後ごご」「アインザッツ」をパフォーマンス。そして舞台ぶたいに1にんのこった山中さんちゅうは「たぶんこれからまた新曲しんきょくつくるだろう。そしてなんなんもステージにつ。ということは、まだらない最高さいこうあじわうのかもしれない。というかあじわってみせる。そこにはきみたちが必要ひつようなんだ。God bless you! God bless me!」とあつ眼差まなざしでかたりかけステージをあとにした。そのまない拍手はくしゅおとけ、ライブはダブルアンコールに突入とつにゅう山中さんちゅう今回こんかいのツアーをかえったのち、「本当ほんとうたのしかったな。ツアーをかさねるにつれて、みんながみるみる元気げんきになっていくのがわかってうれしかったよ」とかたり「Buzzy Roars」を披露ひろうする。4にんでの演奏えんそう心底しんそこたのしんでいるようなれやかなかおでパフォーマンスをえ、最後さいご1人ひとりでthe pillowsの「Please Mr.Lostman」をがたり。「いましんなかをうまくつたえきれてないんだけど、すごくいいツアーだった!」という率直そっちょく感想かんそう会場かいじょうからおおきな拍手はくしゅおくられ、18公演こうえんにわたるソロツアーが閉幕へいまくした。

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山中やまなかさわお「MUDDY COMEDY TOUR」2022ねん7がつ5にち Spotify O-EAST

01. タンブルウィード・ストーリー
02. Peacock blue (is calling me)
03. The Devil's Pub
04. かべあな少年しょうねん
05. オルタナティブ・ロマンチスト
06. Slide in tomorrow!
07. POP UP RUNAWAYS
08. あいのパラダイス
09. Desert me
10. Irritations
11. Muddy comedy
12. Bottoms up!
13. Absurd Song
14. ベンジャミンのあさ
15. イザベルのあさ
16. その世界せかいはキミのものだ
17. ヒルビリーは かくかたりき
18. Mallory
19. リーガル ラビッシュ
<アンコール>
20. サナトリウムのなが午後ごご
21. アインザッツ
<ダブルアンコール>
22. Buzzy Roars
<トリプルアンコール>
23. Please Mr.Lostman

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