くちびるの会かい「老ろう獣ししのおたけび」開幕かいまく、山本やまもとタカ「広ひろい年代ねんだいの方々かたがたに楽たのしんでもらえる作品さくひんに」

くちびるの会かい 第だい7弾だん「老ろう獣ししのおたけび」が、9月3日にちに東京とうきょう・こまばアゴラ劇場げきじょうにて開幕かいまくした。

これは、くちびるの会かいにとって約やく3年ねんぶりとなる長編ちょうへん新作しんさく公演こうえん。劇げき中ちゅうでは、脚本きゃくほん家かの息子むすこと、突然とつぜん“象ぞう”になってしまった父ちちの関係かんけいが描えがかれる。山本やまもとタカが作さく・演出えんしゅつを手てがけ、出演しゅつえん者しゃには薄平うすだいら広樹ひろき、橘たちばな花梨かりん、堀ほり晃あきら大だい、木村きむら圭介けいすけ、藤ふじ家か矢や麻あさ刀がたな、そして中村なかむらまことが名なを連つらねた。

開幕かいまくに際さいし山本やまもとは「今いままで以上いじょうに広ひろい年代ねんだいの方々かたがたに楽たのしんでもらえる作品さくひんになっているのではないかと思おもいます。くちびるの会かい、初はつのこまばアゴラ劇場げきじょうです。ぜひおこし下ください」とコメントした。公演こうえんは9月11日にちまで。

山本やまもとタカ コメント

「老ろう獣ししのおたけび」無事ぶじに初日しょにちが開あけました。こんなご時世じせい柄がら、つい「無事ぶじに」が口くちに出でてしまいます。

去年きょねんの秋あきに「もしも父親ちちおやが象ぞうになったら」という物語ものがたりを思おもいつきました。それから長ながい時間じかんをかけて戯曲ぎきょくを書かき、せっせと稽古けいこをして、やっと上演じょうえんできました。

本当ほんとうに「無事ぶじに」初日しょにちが開あけられてホッとしています。

今いままで以上いじょうに広ひろい年代ねんだいの方々かたがたに楽たのしんでもらえる作品さくひんになっているのではないかと思おもいます。

くちびるの会かい、初はつのこまばアゴラ劇場げきじょうです。

ぜひおこし下ください。