安田やすだ章あきら大だいがテント芝居しばいに挑戦ちょうせん、唐から十じゅう郎ろう初期しょき作品さくひん連続れんぞく上演じょうえん「愛あいの乞食こじき」「アリババ」

SUPER EIGHTの安田やすだ章あきら大だいらが出演しゅつえんする、新宿しんじゅく梁山泊りょうざんぱく 第だい79回かい公演こうえん 唐とう十じゅう郎ろう初期しょき作品さくひん連続れんぞく上演じょうえん「愛あいの乞食こじき」「アリババ」が、6月14日にちから7月がつ6日にちまで東京とうきょう・花園はなぞの神社じんじゃ 境内けいだい 特設とくせつ紫むらさきテントで上演じょうえんされる。

本ほん公演こうえんでは、唐から十郎じゅうろうが率ひきいた状況じょうきょう劇場げきじょうによる1970年ねん初演しょえん作さく「愛あいの乞食こじき」、1966年ねん初演しょえん作さく「アリババ」を2作さく連続れんぞく上演じょうえん。新宿しんじゅく梁山泊りょうざんぱくの代表だいひょうを務つとめる金守珍きんしゅちんが演出えんしゅつする「愛あいの乞食こじき」「アリババ」には、安田やすだと金きんのほか、水嶋みずしまカンナ、藤田ふじた佳昭よしあき、二條にじょう正ただし士し、宮澤みやざわ寿ひさし、柴野しばの航わたる輝てる、荒澤あらさわ守まもる、宮崎みやざき卓真たくま、原はら佑たすく宜むべ、寺田てらだ結美ゆみ、若林わかばやし美保みほ、紅べに日び毬子まりこ、染谷そめや知里ちさと、諸しょ治ち蘭らん、本間ほんま美よし彩いろどり、河西かさい茉祐、芳田よしだ遥はるか、町まち本もと絵里えり、森岡もりおか朋とも奈、とくながのぶひこが出演しゅつえんする。

上演じょうえん決定けっていに際さいし、金きむは「一昨年いっさくねんの『少女しょうじょ都市としからの呼よび声ごえ』では、安田やすだ氏しの演技えんぎの勘かんのよさと、溢あふれるエナジー、そしてなによりも美うつくしい歌声うたごえに心底しんそこしびれた」「安田やすだ氏しを中心ちゅうしんに多彩たさいな才能さいのうの力ちからを借かりて唐から作品さくひんの源流げんりゅうをたどり、共ともに大海たいかいに向むけて漕こぎ出だせる喜よろこびを、今いま、噛かみしめている」とコメント。安田やすだは「今回こんかい紫むらさき（テント）に立たたせて頂いただきます。紫むらさきや赤あかやそれぞれの色いろが混まざることで、唐から十じゅう郎ろうの意志いしを繋つなぐ役目やくめになれればと強つよく願ねがいます。唐から十郎じゅうろうさんを愛あいするもの達たちが 手てを繋つなぎ始はじめてる事ことを喜よろこびたくて挑いどみます」と意気込いきごみを語かたった。

チケットの一般いっぱん販売はんばいは5月3日にち10:00にスタート。

金守珍きんしゅちんコメント

安田やすだ章あきら大だい氏しと、2度目どめの唐から作品さくひんに挑いどむ。それも「愛あいの乞食こじき」「アリババ」の二本立にほんだてだ。

一昨年いっさくねんの「少女しょうじょ都市としからの呼よび声ごえ」では、安田やすだ氏しの演技えんぎの勘かんのよさと、溢あふれるエナジー、そしてなによりも美うつくしい歌声うたごえに心底しんそこしびれた。稽古けいこ中ちゅう、唐とうさんの言葉ことばを大事だいじにするがゆえに、いったん自分じぶんの言語げんごである関西かんさい弁べんに置おき直なおして感情かんじょうをつくってから元もとの台詞せりふに戻もどすと聞きき、舞台ぶたいに賭かける情熱じょうねつと並々なみなみならぬ努力どりょくに感動かんどうした。

今回こんかいの2作さくは、唐から十じゅう郎ろう初期しょき作品さくひんのなかでもっともすぐれた作品さくひんだと思おもっている。安田やすだ氏しを中心ちゅうしんに多彩たさいな才能さいのうの力ちからを借かりて唐から作品さくひんの源流げんりゅうをたどり、共ともに大海たいかいに向むけて漕こぎ出だせる喜よろこびを、今いま、噛かみしめている。

安田やすだ章あきら大だいコメント

型かたがある人ひとが型かたを破やぶるから“型破かたやぶり”

型かたがない人ひとが破やぶれば“型かた無なし”

現実げんじつが借景しゃっけいとなることの深ふかさ、意味深いみしんさ

本来ほんらい生いき物ものが持もっている

“どきどき、ざわざわ、血ちが騒さわぐもの”

誰だれかが唱となえる令れい和わ的てき常識じょうしき時代じだいに

常識じょうしきはずれな異い空間くうかん、そしてお客様きゃくさまを現実げんじつ原則げんそくの外そとに連つれ出だす麻薬まやくは“必要ひつようだ”と

共感きょうかん者しゃが唸うなってくれるでしょう。

賛否さんぴ両論りょうろんがあってくれる事ことを

悔くやしくもあり嬉うれしく思おもいます。

わい雑ざつで活気かっきに満みちた街まち

現実げんじつと虚構きょこうを行いき来ききでき、

自分じぶんの書かいたセリフにいいなぁと泣なける唐とうさんの背中せなかを追おいかけたいと思おもいます。

人間にんげんの生いきてるところに行ゆければ

何なにか伝つたわるはず、そう信しんじてます。

僕ぼくは今回こんかい紫むらさきに立たたせて頂いただきます。

紫むらさきや赤あかやそれぞれの色いろが混まざることで、唐から十じゅう郎ろうの意志いしを繋つなぐ役目やくめになれればと強つよく願ねがいます。

唐から十郎じゅうろうさんを愛あいするもの達たちが

手てを繋つなぎ始はじめてる事ことを喜よろこびたくて挑いどみます。

新宿しんじゅく梁山泊りょうざんぱく 第だい79回かい公演こうえん 唐とう十じゅう郎ろう初期しょき作品さくひん連続れんぞく上演じょうえん「愛あいの乞食こじき」「アリババ」

2025年ねん6月がつ14日にち（土ど）〜7月がつ6日にち（日ひ）
東京とうきょう都と 花園はなぞの神社じんじゃ 境内けいだい 特設とくせつ紫むらさきテント

スタッフ

作さく：唐から十郎じゅうろう
演出えんしゅつ：金守珍きんしゅちん

出演しゅつえん

安田やすだ章あきら大だい / 金守珍きんしゅちん / 水嶋みずしまカンナ / 藤田ふじた佳昭よしあき / 二條にじょう正ただし士し / 宮澤みやざわ寿ひさし / 柴野しばの航わたる輝てる / 荒澤あらさわ守まもる / 宮崎みやざき卓真たくま / 原はら佑たすく宜むべ / 寺田てらだ結美ゆみ / 若林わかばやし美保みほ / 紅べに日び毬子まりこ / 染谷そめや知里ちさと / 諸しょ治ち蘭らん / 本間ほんま美よし彩あや / 河西かさい茉祐 / 芳田よしだ遥はるか / 町まち本もと絵里えり / 森岡もりおか朋とも奈 / とくながのぶひこ