OPEN HUBでは、フェムテックやロボティクス、フードイノベーション、孤独 こどく など、特定 とくてい のテーマに沿 そ ってOPEN HUB Base会員 かいいん とカタリストが連続 れんぞく 性 せい のある対話 たいわ を展開 てんかい する「OPEN HUB Dialog(以下 いか 、DIALOG)」が開催 かいさい されています。その狙 ねら いは、中長期 ちゅうちょうき 的 てき に対話 たいわ を紡 つむ ぐことで課題 かだい 解決 かいけつ や新 あら たなイノベーションを実現 じつげん する共 きょう 創 そう を進 すす めること。今回 こんかい は、メタバース活用 かつよう による事業 じぎょう 創出 そうしゅつ をテーマにした「メタバースDIALOG」に2022年 ねん 12月から参加 さんか している3名 めい の会員 かいいん と、OPEN HUBカタリストを務 つと める山根 やまね 尭 たかし が、活動 かつどう 経過 けいか の振 ふ り返 かえ りと今後 こんご の共 きょう 創 そう 実現 じつげん に向 む けて座談 ざだん 会 かい を行 おこな いました。
私 わたし たちがメタバースDIALOGに求 もと めるもの
山根 やまね :特定 とくてい のテーマを掲 かか げて、継続 けいぞく 的 てき にワークショップを重 かさ ねることで事業 じぎょう 共 ども 創 そう を目指 めざ すDIALOGですが、今回 こんかい は「メタバースDIALOG」にご参加 さんか 中 ちゅう の3名 めい の方 ほう に集 あつ まってもらいました。まず皆 みな さんが勤務 きんむ 先 さき でどのような業務 ぎょうむ を担当 たんとう されており、なぜこのDIALOGに参加 さんか しようと思 おも ったのかを聞 き かせてもらえますか?
坂巻 さかまき 氏 し :京浜急行電鉄 けいひんきゅうこうでんてつ の坂巻 さかまき です。イノベーション創出 そうしゅつ ・新規 しんき 事業 じぎょう を担当 たんとう しています。昨年 さくねん 社内 しゃない でクローズドのビジネスコンテストが開催 かいさい され、新規 しんき 事業 じぎょう のアイデアのひとつにメタバースが挙 あ がったんです。具体 ぐたい 的 てき にどう取 と り組 く むべきか悩 なや んでいたところ、OPEN HUBでタイミング良 よ くメタバースDIALOGがスタートすることを知 し り、参加 さんか しました。
坂巻 さかまき 康治 こうじ |京浜急行電鉄 けいひんきゅうこうでんてつ 株式会社 かぶしきがいしゃ 新 あたら しい価値 かち 共 ども 創 そう 室 しつ
岩井 いわい 氏 し :日本特殊陶業 にっぽんとくしゅとうぎょう の岩井 いわい です。私 わたし も新規 しんき 事業 じぎょう を担当 たんとう しています。弊社 へいしゃ の主力 しゅりょく 製品 せいひん のひとつが「スパークプラグ」というエンジンに点火 てんか させる自動車 じどうしゃ 部品 ぶひん で、世界 せかい トップシェアなのですが、電気 でんき 自動車 じどうしゃ の拡大 かくだい に伴 ともな いピークアウトすることが想定 そうてい されます。
私 わたし たちが今後 こんご も社会 しゃかい に貢献 こうけん するためには、新規 しんき 事業 じぎょう 創出 そうしゅつ が必要 ひつよう です。そこで注目 ちゅうもく していることのひとつにメタバースがあります。例 たと えば、自社 じしゃ の保有 ほゆう 技術 ぎじゅつ に電圧 でんあつ をかけて振動 しんどう させる「圧 あつ 電 でん セラミックス」があるので、メタバース分野 ぶんや に貢献 こうけん できるのではないかと考 かんが えています。DIALOGの参加 さんか もメタバース事業 じぎょう 実現 じつげん に向 む けたもので、このアイデアに限 かぎ らず社内 しゃない ではメタバースに関心 かんしん がある社員 しゃいん が非常 ひじょう に多 おお く、このOPEN HUBをきっかけに社内 しゃない 3部門 ぶもん が連携 れんけい して参加 さんか しています。ここで得 え た生 せい の情報 じょうほう を社内 しゃない に還元 かんげん してアイデアを生 う み出 だ し、DIALOGにまたフィードバックすることで、共 きょう 創 そう や新規 しんき 事業 じぎょう の推進 すいしん につなげたいという思 おも いがあります。
岩井 いわい 恵 めぐみ 梨 なし |日本特殊陶業 にっぽんとくしゅとうぎょう 株式会社 かぶしきがいしゃ ベンチャーラボ東京 とうきょう 課 か
田島 たじま 氏 し :ALSOKのセキュリティ科学 かがく 研究所 けんきゅうじょ に所属 しょぞく する田島 たじま です。これまでは警備 けいび 領域 りょういき や介護 かいご 領域 りょういき におけるAI活用 かつよう を研究 けんきゅう していましたが、最近 さいきん メタバース分野 ぶんや の研究 けんきゅう も始 はじ めました。きっかけは、FacebookがMetaに社名 しゃめい を変更 へんこう し、メタバース事業 じぎょう に乗 の り出 だ したことでした。当時 とうじ 、社内 しゃない の事業 じぎょう アイデア創出 そうしゅつ の担当 たんとう だったこともあってメタバースに興味 きょうみ を持 も ち、新 しん サービスの可能 かのう 性 せい を検討 けんとう しようと考 かんが えたのです。
弊社 へいしゃ はサービス企業 きぎょう なので、メタバース分野 ぶんや ではメタバースのプラットフォーム上 じょう に何 なに かサービスを載 の せることになります。アイデアはいろいろあるのですが、なかなかかたちが定 さだ まらない中 なか 、OPEN HUBでメタバースDIALOGがスタートすると伺 うかが い、参加 さんか させてもらうことになりました。NTTグループでは「DOOR」というメタバース空間 くうかん を運営 うんえい されているので、弊社 へいしゃ がコラボレーションできる可能 かのう 性 せい もあると考 かんが えて取 と り組 く んでいます。
田島 たじま 和博 かずひろ |ALSOK 綜合 そうごう 警備 けいび 保障 ほしょう 株式会社 かぶしきがいしゃ セキュリティ科学 かがく 研究所 けんきゅうじょ
インプットとアウトプットを繰 く り返 かえ す意義 いぎ とは。新 あたら しい試 こころ みを継続 けいぞく する場 ば としてのDIALOG
山根 やまね :DIALOGでは、インプットとアウトプットを繰 く り返 かえ すことを大切 たいせつ にしており小田急電鉄 おだきゅうでんてつ さんが運営 うんえい するメタバース体験 たいけん 施設 しせつ 「NEUU」の見学 けんがく 会 かい や識者 しきしゃ を招 まね いた勉強 べんきょう 会 かい などインプット、ワークショップなどのアウトプットなど、さまざまな活動 かつどう を展開 てんかい しています。これまでの活動 かつどう で何 なに が印象 いんしょう に残 のこ っていますか?
坂巻 さかまき 氏 し :NEUUの見学 けんがく 会 かい は面白 おもしろ かったですね。以前 いぜん 弊社 へいしゃ もVRゴーグルを装着 そうちゃく して横浜 よこはま の街 まち のストーリーを体感 たいかん する「オープントップXR観光 かんこう バスツアー」を実施 じっし したのですが、小田急 おだきゅう さんもあれを参考 さんこう にしたとお話 はな しされていて印象 いんしょう に残 のこ っています。
京浜急行 けいひんきゅうこう の手 て がけたオープントップXR観光 かんこう バスツアー 小田急電鉄 おだきゅうでんてつ 運営 うんえい のメタバース体験 たいけん 施設 しせつ 「NEUU」に、DIALOGの見学 けんがく 会 かい で訪 おとず れた際 さい の様子 ようす
岩井 いわい 氏 し :DIALOGでは最新 さいしん の体験 たいけん 施設 しせつ でメタバースを実体験 じつたいけん できますし、活動 かつどう のベースとなるOPEN HUB Parkには最新 さいしん デバイスもそろっていて、最先端 さいせんたん の情報 じょうほう に触 ふ れながら議論 ぎろん ができます。自社 じしゃ は愛知 あいち が本 ほん 拠点 きょてん なので、多 おお くのメンバーは愛知 あいち にいるのですが、「(DIALOGを通 つう じて)こんな体験 たいけん をした」という感想 かんそう や動画 どうが を共有 きょうゆう すると、やはり大 おお きなインパクトがあります。
田島 たじま 氏 し :最先端 さいせんたん の有識者 ゆうしきしゃ のお話 はなし を聞 き きながらアイデア創発 そうはつ ができることも魅力 みりょく のひとつです。自分 じぶん で情報 じょうほう 収集 しゅうしゅう しても、なかなか出会 であ えない方々 かたがた ばかりなので。
山根 やまね :ありがとうございます。新 あたら しい視点 してん をインプットすることで新 あたら しい発想 はっそう につなげられたらと思 おも っていますが、アウトプットのほうはいかがですか?
坂巻 さかまき 氏 し :今年 ことし の2月 がつ 、2日間 にちかん のワークショップをやりましたね。大変 たいへん でしたが、大 おお きな刺激 しげき になりました。
山根 やまね :メタバースというとどうしても一番 いちばん ユーザーに触 ふ れやすい“体験 たいけん ”に目 め が行 い きがちですが、あのワークショップではまず自社 じしゃ の事業 じぎょう として取 と り組 く むべき方向 ほうこう やビジョンを明確 めいかく にしたうえで、企業 きぎょう の特徴 とくちょう や領域 りょういき を洗 あら い出 だ し、どこにメタバースの力 ちから が発揮 はっき できるかを考 かんが えてもらいました。
山根 やまね 尭 たかし |NTT Com OPEN HUB Catalyst/Media_Community
メタバース領域 りょういき もひとつではありません。ゲームやeスポーツといった体験 たいけん 領域 りょういき のほか、インフラ領域 りょういき もあれば、クリエイターエコノミーという領域 りょういき もあります。また時間 じかん や空間 くうかん を超越 ちょうえつ できるのもメタバースの特徴 とくちょう です。そうしたメタバースを構成 こうせい する要素 ようそ 一 ひと つひとつを踏 ふ まえ、事業 じぎょう 化 か に向 む けたアイデアを練 ね っていく狙 ねら いがありました。もともと事業 じぎょう 化 か や共 きょう 創 そう を促進 そくしん することがゴールなので、アウトプットの機会 きかい もより増 ふ やしたいと思 おも っています。
田島 たじま 氏 し :ワークショップの場 ば で体験 たいけん したようなアイデア出 だ しは、これまでなかなか経験 けいけん してこなかったので本当 ほんとう に勉強 べんきょう になりました。社内 しゃない のアイデア出 だ しは、本業 ほんぎょう である「警備 けいび 」にこだわったところからスタートしますが、ワークショップでは大 おお きな命題 めいだい の下 した で考 かんが えていく作業 さぎょう だったので、いつも一直線 いっちょくせん になりがちな自分 じぶん の視点 してん が広 ひろ がったと感 かん じています。
山根 やまね :ワークショップを継続 けいぞく することで「自社 じしゃ として取 と り組 く むべきメタバース領域 りょういき 」が明確 めいかく になりますし、またその目標 もくひょう に対 たい して関連 かんれん 性 せい を持 も ったインプットを行 おこな っていければ、将来 しょうらい のイノベーションにつながると思 おも います。ぜひこれを進 すす めていきましょう。
一同 いちどう :楽 たの しみです。
メタバースを体験 たいけん にとどまらず実用 じつよう していく
山根 やまね :DIALOGの活動 かつどう を受 う けて、皆 みな さんは社内 しゃない でどのようにアウトプットに取 と り組 く んでいますか?
岩井 いわい 氏 し :DIALOGのワークショップでNTT Com さんのメタバースプラットフォーム「DOOR」について学 まな びました。これをきっかけに、社内 しゃない でDOOR上 じょう に「自 じ 部門 ぶもん の目指 めざ す未来 みらい 」を起 お こし、共有 きょうゆう する仲間 なかま が出 で てきました。これまではそうしたアイデアをまとめる際 さい にPowerPointを使 つか うことが多 おお かったのですが、DOOR・メタバース上 じょう にアイデアを起 お こしたことで、臨場 りんじょう 感 かん を持 も って共有 きょうゆう できたそうです。
現在 げんざい 、こういったアイデアでの活用 かつよう は社内 しゃない 限定 げんてい のものですが、こうした試 こころ みをDIALOGで参加 さんか 者 しゃ さんたちにも共有 きょうゆう し、さまざまなアセットを持 も つ異 い 業種 ぎょうしゅ の皆 みな さんからも意見 いけん をもらいながら、クイックにプロトタイプを回 まわ せるようにしていくことができたら面白 おもしろ いだろうなと考 かんが えています。
ほかにも、社内 しゃない ではMetaの「Horizon Workrooms」を使 つか ってVRゴーグルとメタバース空間 くうかん で定期 ていき 的 てき に会議 かいぎ をし、そのフィードバックをしていくなど、メタバースを一過 いっか 性 せい のイベントに終 お わらせず、継続 けいぞく してやっていくようにしています。
坂巻 さかまき 氏 し :素晴 すば らしいですね。
岩井 いわい 氏 し :継続 けいぞく できるのは、やはりDIALOGという“場 ば ”があることが大 おお きいと思 おも います。
山根 やまね :DIALOGではオンラインホワイトボード「Miro」にDIALOGの仮想 かそう 空間 くうかん を作 つく っていて、参加 さんか 者 しゃ 同士 どうし が交流 こうりゅう できたり、事務 じむ 局 きょく から告知 こくち したり、開催 かいさい していないときでもオンラインでコミュニケーションが活性 かっせい 化 か されるような取 と り組 く みをしています。また参加 さんか 企業 きぎょう さんごとに専用 せんよう のスペースもあります。専用 せんよう スペースはまだ企業 きぎょう ごとにクローズドなのですが、MiroとDOORを連携 れんけい させて会員 かいいん の方々 かたがた が実際 じっさい に触 ふ れながらアイデアを検証 けんしょう したりフィードバックしたりできると有意義 ゆういぎ かもしれませんね。もちろんリアルのほうが濃 こ い意見 いけん を聞 き けるかもしれませんが、バーチャル上 じょう だとよりクイックに、より多 おお くの方 ほう が体験 たいけん できるので、DIALOG自身 じしん がメタバース空間 くうかん を活用 かつよう していく方向 ほうこう も見据 みす えています。
Miroでは「付箋 ふせん 」を使用 しよう して参加 さんか 者 しゃ /運営 うんえい 側 がわ を問 と わず多 おお くのコミュニケーションが展開 てんかい される。ワークの内容 ないよう は基本 きほん 的 てき にすべてアーカイブされており、後 ご から見返 みかえ すことも可能 かのう
メタバースが既存 きそん 事業 じぎょう に“新 あたら しい可能 かのう 性 せい ”をもたらす
山根 やまね :皆 みな さんの企業 きぎょう がメタバースにどのような付加 ふか 価値 かち を期待 きたい しているのか、そのあたりも教 おし えてください。
坂巻 さかまき 氏 し :移動 いどう を支援 しえん する鉄道 てつどう 会社 かいしゃ がメタバースに取 と り組 く むというと、自己 じこ 矛盾 むじゅん しているように見 み えるかもしれません。しかし人口 じんこう 減少 げんしょう など鉄道 てつどう 会社 かいしゃ を取 と り巻 ま く環境 かんきょう は厳 きび しいですし、コロナ禍 か を経 へ て通勤 つうきん ・通学 つうがく が当 あ たり前 まえ というライフスタイルも変 か わりつつあります。そのため私 わたし たちも「移動 いどう しない世 よ の中 なか 」を前提 ぜんてい とし、これからの社会 しゃかい に貢献 こうけん できる新規 しんき 事業 じぎょう を考 かんが え、「移動 いどう しない世 よ の中 なか 」の代表 だいひょう 格 かく であるメタバースを活用 かつよう した新 あたら しい価値 かち を模索 もさく しています。
岩井 いわい 氏 し :先 さき ほど説明 せつめい した圧 あつ 電 でん セラミックスですが、超 ちょう 音波 おんぱ を発生 はっせい させることで、空中 くうちゅう でモノの触覚 しょっかく を再現 さいげん できる「空中 くうちゅう ハプティクス」という技術 ぎじゅつ を可能 かのう にします。これを活用 かつよう すれば“より五感 ごかん に訴 うった えるメタバース体験 たいけん ”ができるのではないか——というアイデアを出発 しゅっぱつ 点 てん にした新規 しんき 事業 じぎょう も検討 けんとう 中 ちゅう です。
田島 たじま 氏 し :私 わたし が最初 さいしょ に考 かんが えたのはメタバース世界 せかい の警備 けいび サービスですが、現実 げんじつ 世界 せかい の警備 けいび についても考 かんが えています。というのは、ヘッドマウントディスプレーを装着 そうちゃく してメタバースに没入 ぼつにゅう することもあると思 おも いますが、そうなるとやはり無 む 防備 ぼうび になり、安全 あんぜん 性 せい が保 たも たれません。ヘッドセットが普及 ふきゅう した世界 せかい では、メタバースに没入 ぼつにゅう している間 あいだ の見守 みまも りサービスというニーズが出 で てくることも考 かんが えています。
山根 やまね :なるほど、面白 おもしろ いですね。鉄道 てつどう 会社 かいしゃ が「移動 いどう しない世界 せかい 」を前提 ぜんてい に新規 しんき 事業 じぎょう 創出 そうしゅつ を目指 めざ すというのは非常 ひじょう にユニークです。圧 あつ 電 でん セラミックスの活用 かつよう はメタバース体験 たいけん がより豊 ゆた かになる期待 きたい がありますね。また、メタバース世界 せかい の警備 けいび もニーズは高 たか いと思 おも います。実際 じっさい に、特定 とくてい のユーザーからしつこくつきまとわれているけれども「アカウントを消 け すとほかの人 ひと とのつながりのデータも全部 ぜんぶ 削除 さくじょ されてしまうから、消 け すに消 け せない」という悩 なや みがあるそうです。
田島 たじま 氏 し :確 たし かに、それはデジタルゆえの悩 なや みですね。
坂巻 さかまき 氏 し :こうして異 い 業種 ぎょうしゅ の方 ほう と議論 ぎろん すると、自社 じしゃ の中 なか だけでは気付 きつ けない視点 してん が得 え られる。DIALOGの良 よ い点 てん ですよね。私 わたし も普段 ふだん は陶 すえ 業 ぎょう の方 ほう や警備 けいび 業界 ぎょうかい の方 ほう と話 はな す機会 きかい はほとんどないので、視野 しや が広 ひろ がるのを感 かん じます。
山根 やまね :最後 さいご に今後 こんご の目標 もくひょう をお聞 き かせください。
坂巻 さかまき 氏 し :当社 とうしゃ はスタートアップの方 ほう もそうですが、DIALOGに参加 さんか されている大 だい 企業 きぎょう の方 ほう とも共 きょう 創 そう の機会 きかい があればぜひ取 と り組 く みたいと考 かんが えています。このメタバースDIALOGで縁 えん をいただいた皆 みな さんやNTT Comと、スモールスタートでいいので何 なに か一 いち 歩 ほ を踏 ふ み出 だ せるように取 と り組 く んでいきたいです。
田島 たじま 氏 し :自社 じしゃ だけで頑張 がんば ってもなかなか答 こた えが出 で なかったり、サービス化 か につながらなかったりというケースは多 おお いですよね。坂巻 さかまき さんがお話 はな しされたように、このOPEN HUBで知 し り合 あ った方々 かたがた と実現 じつげん に向 む けて取 と り組 く むことで、サービス化 か の可能 かのう 性 せい は広 ひろ がると感 かん じています。
岩井 いわい 氏 し :私 わたし もそう思 おも います。また、私 わたし たちが持 も つ技術 ぎじゅつ やエンジニアによるクリエイターエコノミーなど、さまざまなアセットを活用 かつよう しながらコラボレーションを進 すす め、社会 しゃかい がより良 よ くなっていくことに貢献 こうけん したいですね。私 わたし は現在 げんざい 、社会 しゃかい 人 じん 大学院 だいがくいん でまちづくりを研究 けんきゅう しているんですが、メタバースと親和 しんわ 性 せい が高 たか いんです。メタバースが発展 はってん すると、土地 とち に縛 しば られずどこでも働 はたら けるようになるので、新 あたら しい働 はたら き方 かた へもつなげていけたらと思 おも います。
山根 やまね :ありがとうございます。実 じつ は今後 こんご 、メタバースDIALOGの新規 しんき メンバーを募 つの ることも考 かんが えています。活動 かつどう や意見 いけん も今 いま 以上 いじょう に新鮮 しんせん かつ活発 かっぱつ になると思 おも いますし、コミュニティーもさらに活性 かっせい 化 か するでしょう。その時 とき にはぜひ皆 みな さんに中心 ちゅうしん になってもらいながら、共 きょう 創 そう に向 む けてより盛 も り上 あ がっていくことを期待 きたい しています。