おたくま経済けいざい新聞しんぶん

　12月13日にちに公開こうかいされる実写じっしゃ映画えいが「はたらく細胞さいぼう」の第だい2弾だんキャスト発表はっぴょうが行おこなわれました。

　7月がつ4日にち、新あらたに解禁かいきんされたのは、「不摂生ふせっせいにもほどがある父ちち」漆崎うるしざき茂しげる（うるしざきしげる）役やくの阿部あべサダヲと、「健康けんこう優良ゆうりょうな女子高じょしこう生せいの娘むすめ」漆崎うるしざき日にち胡えびす（うるしざきにこ）役やくの芦田あしだ愛菜あいな。10年ねん前まえに社会しゃかい現象げんしょうとなったドラマ「マルモのおきて」で父ちち娘むすめ役やくを演えんじた二人ふたりが、再さい共演きょうえんを果はたしました。

　「はたらく細胞さいぼう」は、清水しみず茜あかねが講談社こうだんしゃの「月刊げっかん少年しょうねんシリウス」にて連載れんさいしていた漫画まんが作品さくひんが原作げんさく。2018年ねんにアニメ化かされ、世界中せかいじゅうで人気にんきを博はくしました。今回こんかいの映画えいが化かでは、「はたらく細胞さいぼう」と、原田はらだ重光しげみつ・初はつ嘉よしみ屋や一生いっしょう・清水しみず茜あかねが手掛てがけたスピンオフ作品さくひん「はたらく細胞さいぼうBLACK」の2作品さくひんを原作げんさくに、シリーズ史上しじょう初はじめて「人間にんげんの世界せかい」が描えがかれます。

　主演しゅえんは、第だい1弾だんキャスト発表はっぴょうで解禁かいきん済ずみの永野ながの芽め郁いく（赤血球せっけっきゅう）と佐藤さとう健けん（白血球はっけっきゅう・好こう中ちゅう球だま）の2人ふたり。監督かんとくを務つとめるのは大だいヒットメーカー武内たけうち英樹ひでき（「翔とんで埼玉さいたま」「テルマエ・ロマエ」）。アクション演出えんしゅつは大内おおうち貴仁たかひと（「るろうに剣けん心しん」「幽かそけ☆遊ゆう☆白書はくしょ」）、CG制作せいさくは白しろ組ぐみが担当たんとうしています。

　今回こんかい解禁かいきんされた、阿部あべサダヲが演えんじる漆崎うるしざき茂しげるは、ジャンクフードと酒さけ、たばこが大好だいすきな不摂生ふせっせいな父親ちちおやというキャラクター。茂しげるの体内たいないでは、ブラックな労働ろうどう環境かんきょうに疲弊ひへいしきった細胞さいぼうたちが文句もんくを言いいながらも奮闘ふんとうしています。

　一方いっぽう、芦田あしだ愛菜あいなが演えんじる漆崎うるしざき日にち胡えびすは、高校こうこうに通かよいながら家事かじも献身けんしん的てきに行おこなう女子高じょしこう生せい。日にち胡えびすの体内たいないでは、赤血球せっけっきゅうと白血球はっけっきゅう・好こう中ちゅう球だまほか様々さまざまな細胞さいぼうたちが、日にち胡えびすの健康けんこうを守まもるために働はたらいています。

　阿部あべサダヲは本ほん作さくについて、「体からだの中なかの細胞さいぼうたちの働はたらきが分わかりやすく描えがかれるので、出演しゅつえんして非常ひじょうに勉強べんきょうになりました」とコメント。芦田あしだ愛菜あいなも、「原作げんさくは、高校こうこうで免疫めんえきの勉強べんきょうをしていた時ときに先生せんせいから勧すすめられて読よんだことがあり、以前いぜんから知しっていました。面白おもしろくてタメになるし、すごく好すきな作品さくひんだったので、参加さんかさせていただけると聞きいてとても嬉うれしかったです」とコメントしています。

　最新さいしん予告よこく映像えいぞうでは、親子おやこの日常にちじょうから体内たいない世界せかいへとカメラが移動いどう。赤血球せっけっきゅうと白血球はっけっきゅう（好こう中ちゅう球だま）コンビの活躍かつやくも紹介しょうかいされています。さらに、阿部あべが「一番いちばんの見みせ場ばだと思おもって力ちからを入いれました」と語かたる、茂しげるがトイレに駆かけ込こむシーンも収録しゅうろく。

　映画えいが「はたらく細胞さいぼう」は、永野ながの芽め郁いく、佐藤さとう健けん、阿部あべサダヲ、芦田あしだ愛菜あいなという豪華ごうかキャストに加くわえ、さらに13名めいの未み発表はっぴょうキャストが出演しゅつえんしているとのこと。12月13日にちの公開こうかいへ向むけ、今後こんご順次じゅんじ発表はっぴょうされる予定よていです。

（C）清水しみず茜あかね／講談社こうだんしゃ （C）原田はらだ重光しげみつ・初はつ嘉よしみ屋や一生いっしょう・清水しみず茜あかね／講談社こうだんしゃ （C）2024映画えいが「はたらく細胞さいぼう」製作せいさく委員いいん会かい
情報じょうほう提供ていきょう：ワーナー・ブラザース映画えいが