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DateObject—Wolfram Documentation

WOLFRAM

Wolfram Language & System Documentation Center
DateObject

DateObject[]

現在地げんざいちの現行げんこうの日付ひづけを与あたえる．

DateObject[date]

与あたえられた date 指定していに対応たいおうする日付ひづけオブジェクトを与あたえる．

DateObject[rdate,gran]

基準きじゅん日び rdate を含ふくむ，粒つぶ度ど gran の暦こよみの日付ひづけオブジェクトを与あたえる．

詳細しょうさいとオプション
Details and Options Details and Options
例題れいだい  
例れい  
スコープ  
オプション  
CalendarType  
DateFormat  
DateGranularity  
TimeSystem  
TimeZone  
アプリケーション  
特性とくせいと関係かんけい  
関連かんれん項目こうもく
関連かんれんするガイド
関連かんれんリンク
履歴りれき
引用いんよう書式しょしき

DateObject

Updated in 14.1

DateObject[]

現在地げんざいちの現行げんこうの日付ひづけを与あたえる．

DateObject[date]

与あたえられた date 指定していに対応たいおうする日付ひづけオブジェクトを与あたえる．

DateObject[rdate,gran]

基準きじゅん日び rdate を含ふくむ，粒つぶ度ど gran の暦こよみの日付ひづけオブジェクトを与あたえる．

詳細しょうさいとオプション

  • DateObjectは，暦こよみ，時刻じこく帯たい，時刻じこく系けいで数値すうちで表あらわされた時間じかん軸じくの中なかの場所ばしょを表あらわす．
  • DateObjectは，日にちまたは月つきの粒つぶ度どを使つかう等ひとして，異ことなる解像度かいぞうどを表あらわすことができる．
  • DateObject[date]では，以下いかの日付ひづけと時間じかんの指定していが date として与あたえられる．
  • dateDateObject指定してい
    {y,m,d,h,m,s}DateList指定してい
    timeAbsoluteTime指定してい
    "string"DateString指定してい
    {"string",fmt}指定してい形式けいしきで形成けいせいされた日付ひづけ文字もじ列れつ
  • 通常つうじょうの領域りょういき外がいの m，d，h，m，s の値ねは，適切てきせつに減へらされる．d, h, m, s には整数せいすう以外いがいの値ねも使つかうことができる．
  • DateObject[{"string",{"e1","e2",…}}]の形式けいしきのとき，"ei"は"Year"，"MonthName"，"Hour"等ひとしの任意にんいのDateStringの要素ようそでよい．
  • DateObject[{"string",{"e1","e2",…}}]は"ei"を使つかって{y,m,d,h,m,s}中なかの要素ようそを埋うめる．埋うめられなかったものはデフォルト値ち{yc,1,1,0,0,0}を持もつとみなされる．ただし，ycは現行げんこう年ねんである．
  • DateObject[{"string",{"e1","e2",…}}]の"ei"は指定していされた順序じゅんじょで"string"から抽出ちゅうしゅつされ，英数字えいすうじ以外いがいの文字もじで区切くぎることができる．
  • DateObject[{"string",{"e1","sep12","e2","sep23",…}}]は，指定していされた明示めいじ的てきな区切くぎりを使つかって要素ようそを抽出ちゅうしゅつする．
  • DateObject[time]は，AbsoluteTime指定していに対応たいおうする日付ひづけオブジェクトを与あたえる．
  • Exif日付ひづけ時間じかん情報じょうほうを持もつ image については，DateObject[image]はその情報じょうほうを標準ひょうじゅんDateObject式しきとして返かえす．
  • DateObject[rdate,gran]は，基準きじゅん日び rdate についての粒つぶ度ど gran の離散りさん的てきな暦こよみ要素ようそを表あらわす．例たとえばDateObject[{2017,1,16},"Week"]は，2017年ねん1月がつ16日にち月曜日げつようびから始はじまる1週間しゅうかんを表あらわす．
  • DateObject[rdate,gran]は，指定していされた粒つぶ度どでのDateObjectの正せい準じゅん表現ひょうげんに正規せいき化かする．例たとえば，DateObject[{2016},"Decade"]の正せい準じゅん表現ひょうげんはDateObject[{2010},"Decade"]になる．
  • DateObject[rdate,gran]の暦こよみ粒つぶ度たび gran は以下いかのいずれでもよい．
  • "Millennium"XX00年ねんから始はじまる1000年ねんの期間きかん
    "MillenniumBeginning01"XX01年ねんから始はじまる1000年ねんの期間きかん
    "Century"XX00年ねんから始はじまる100年ねんの期間きかん
    "CenturyBeginning01"XX01年ねんから始はじまる100年ねんの期間きかん
    "Decade"その日付ひづけを含ふくむ10年ねんの期間きかん
    "Year"その日付ひづけを含ふくむ年とし
    "Quarter"その日付ひづけを含ふくむ四半期しはんき
    "Month"その日付ひづけを含ふくむ月つき
    "Week"その日付ひづけを含ふくむ月曜げつよう始はじまりの週しゅう
    "WeekBeginningSunday"その日付ひづけを含ふくむ日曜にちよう始はじまりの週しゅう
    "Day"その日付ひづけを含ふくむ日ひ
    "Hour"その日付ひづけを含ふくむ時とき
    "Minute"その日付ひづけを含ふくむ分ぶん
    "Second"その日付ひづけを含ふくむ秒びょう
    "Decisecond"0.1秒びょうにあたる時間じかん
    "Centisecond"0.01秒びょうにあたる時間じかん
    "Millisecond"0.001秒びょうにあたる時間じかん
    "Microsecond"10^-6秒びょうにあたる時間じかん
    "Nanosecond"10^-9秒びょうにあたる時間じかん
    "Instant"指定していされた厳密げんみつな瞬間しゅんかん
  • n が非負ひふのIntegerであるDateObject[rdate,n]は，確度かくどは10-n秒びょうの日付ひづけを表あらわす（例れい：DateObject[rdate, 6]は，DateObject[rdate,"Microsecond"]と同おなじ10-6秒びょうの確度かくどに対応たいおうする）．
  • DateObject[rdate,n]における n の使用しよう可能かのうな最大さいだい値ちは9である．
  • DateObject[rdate,"MidpointInstant"]を使つかって，"Instant"の粒つぶ度どで基準きじゅん日びを rdate の中なか間あいだ点てんとしたDateObjectを構築こうちくすることができる．
  • DateObject[list]は以下いかの粒つぶ度どの日付ひづけを表あらわすとみなされる．
  • DateObject[{y}]"Year"
    DateObject[{y,m}]"Month"
    DateObject[{y,m,d}]"Day"
    DateObject[{y,m,d,h}]"Hour"
    DateObject[{y,m,d,h,m}]"Minute"
    DateObject[{y,m,d,h,m,s}]"Instant"
    DateObject[t]"Instant"
  • DateObject["string"]は，文字もじ列れつで与あたえられた情報じょうほうで暗あんに示しめされた粒つぶ度どの日付ひづけを表あらわすとみなされる．
  • 次つぎは，使用しよう可能かのうなオプションである．
  • CalendarType Automatic使用しようされている暦こよみ形式けいしき
    DateFormat Automatic日付ひづけの表示ひょうじに使つかわれる形式けいしき
    DateGranularity Automatic日付ひづけの暦こよみ粒つぶ度たび
    TimeSystem Automatic使用しようされている時刻じこく系けい
    TimeZone Automatic使用しようされている時刻じこく帯たい
  • 使用しようできるCalendarType指定していは，Automatic，"Gregorian"，"Julian"である．他たにCalendarDataが与あたえる追加ついか的てきな暦こよみタイプも使つかうことができる．
  • CalendarTypeのデフォルト値ちはAutomaticで，これは，0年ねんがない初期しょきのグレゴリオ暦れきを使つかう．西暦せいれき以前いぜんの年としは負まけで，以後いごは正せいである．
  • TimeZoneの指定していは，グリニッジ標準時ひょうじゅんじからの数値すうちオフセット，時刻じこく帯たいの文字もじ列れつ，None，または地理ちり実体じったいの位置いちでなければならない．
  • TimeSystem指定していには，"UTC"，"TAI"，"TT"等ひとしが含ふくまれる．デフォルト値ちは閏うるう秒びょうをその追加ついかあるいは削除さくじょの前まえに1日にちかけて調整ちょうせいするUTCの一いち形式けいしきの"UT"で ある．
  • TimeSystemに"UTC"および"UT"以外いがいを指定していすると，通常つうじょうは常つねにGMT時刻じこく帯たいで使つかわれるので，TimeZoneAutomaticがTimeZone0と解釈かいしゃくされるようになる．
  • $DateStringFormatが一般いっぱん的てきな値ねを持もつ場合ばあいには，DateObject[{y,m,d,h,m,s}]の表示ひょうじは秒びょうの少数しょうすう部ぶを切きり捨すてる．
  • DateObjectを使つかうと時間じかん数量すうりょうの加減かげん演算えんざんが行おこなえる．
  • 2つのDateObject式しきの減算げんざんは時間じかん量りょうを与あたえる．
  • NumericalSort，Greater，Max等ひとしの関数かんすうは，DateObjectに使つかうことができる．
  • DateObjectについてのInformationは次つぎの特性とくせいを含ふくんでいることがある．
  • "Date"文字もじ列れつ形式けいしきによる指定していされた日付ひづけ
    "Granularity"暦こよみの粒つぶ度ど
    "TimeZone"時刻じこく帯たい
    "CalendarType"暦こよみのタイプ

例題れいだい

すべて開ひらく すべて閉とじる

例れい  (6)

現行げんこうの日付ひづけを求もとめる：

2022年ねんを表あらわす日付ひづけオブジェクト式しき：

2022年ねん8月がつ1日にち月曜日げつようびから始はじまる週しゅうを表あらわす日付ひづけオブジェクト：

日付ひづけを"Month"の粒つぶ度どまで拡張かくちょうする：

絶対ぜったい時間じかんを日付ひづけオブジェクトに変換へんかんする：

特定とくていの年としと月つきを表あらわす：

特定とくていの年としだけを表あらわすこともできる：

日付ひづけに2000週間しゅうかんを加くわえる：

2つの日付ひづけの減算げんざんで時間じかん量りょうを得える：

スコープ  (7)

日付ひづけオブジェクトは，正規せいき化かされた標準ひょうじゅん形式けいしきを使用しようしていると解釈かいしゃくされる：

これには，1月がつ1日にちに先行せんこうする値ねの正規せいき化かが含ふくまれる：

文字もじ列れつは，可能かのうな場合ばあいには，自動的じどうてきに解釈かいしゃくされる：

DateObjectは，入力にゅうりょく情報じょうほうに適合てきごうする最初さいしょの日付ひづけを自動的じどうてきに選択せんたくする：

日付ひづけオブジェクトの粒つぶ度どは，粒つぶ度どが明示めいじ的てきに指定していしてDateObject式しきで包つつむことで変更へんこうできる：

指定していされた暦こよみ粒つぶ度どの範囲はんいを超こえる追加ついか要素ようそを含ふくむ日付ひづけオブジェクトは，自動的じどうてきに正せい準じゅん形がたに正規せいき化かされる：

DateObjectとTimeObjectを組くみ合あわせて1つの式しきにする：

画像がぞうの日付ひづけと時刻じこく：

オプション  (9)

CalendarType  (2)

ユダヤ暦れきにおける現行げんこうの日付ひづけを求もとめる：

イスラム暦れきにおける日付ひづけを表あらわす：

DateFormat  (2)

長ながい日付ひづけ形式けいしきを使つかう：

独自どくじの形式けいしきを指定していする：

DateGranularity  (1)

デフォルトで，日付ひづけは"Instant"粒つぶ度どで生成せいせいされる：

DateGranularity"Month"を使つかって"Month"粒つぶ度どの日付ひづけを生成せいせいする：

TimeSystem  (2)

現行げんこうの日付ひづけを国際こくさい原子げんし時じで求もとめる：

2016年ねん12月31日にちに発生はっせいした閏うるう秒びょうを協定きょうてい世界せかい時じで表あらわす：

"UTC"と"UT"の時刻じこく系けいは閏うるう秒びょうが追加ついかされていない日ひについては同おなじである：

閏うるう秒びょうがある日ひは異ことなり，1日にちのうちに差さが0秒びょうから1秒びょうに増加ぞうかする：

TimeZone  (2)

英国えいこくグリニッチにおける現行げんこうの日付ひづけを求もとめる：

日付ひづけオブジェクトで時刻じこく帯たいを指定していしない：

2001年ねん3月がつ3日にちの東部とうぶ標準時ひょうじゅんじにおける午前ごぜん11時じを表あらわす：

TimeZone指定していはサポートされるすべての暦こよみで使つかうことができる：

日付ひづけ文字もじ列れつの入力にゅうりょくにで時刻じこく帯たいが検出けんしゅつされた場合ばあい，結果けっかのDateObjectは時刻じこく帯たいのオフセットの差さを考慮こうりょする：

アプリケーション  (1)

ClockGaugeを使つかってアナログ時計とけい上じょうにで現在げんざいの時刻じこくを可視かし化かすることができる：

特性とくせいと関係かんけい  (8)

AbsoluteTimeは，1900年ねん初はじめからの秒びょう数すうで日付ひづけを表あらわす：

DateListは，日付ひづけを日付ひづけ要素ようそのリストとして表あらわす：

DateStringは，日付ひづけを文字もじ列れつとして表あらわす：

DateValueを使つかって日付ひづけを指定していの粒つぶ度どで抽出ちゅうしゅつすることができる：

日付ひづけオブジェクトを使つかった算術さんじゅつ演算えんざんは，日付ひづけのうち最もっとも粗あらい粒つぶ度どの単位たんいを返かえす：

同おなじ暦れき粒つぶ度ど内ないの異ことなる時とき刻こく帯たいにおける粒つぶ度どDateObject式しきは，Equalであるとみなされる：

しかしSameQではない：

日付ひづけオブジェクトを比較ひかくして，その生起せいき順じゅんを見極みきわめる：

GreaterThan，LessThanおよび関連かんれんする判定はんてい関数かんすうはDateObject式しきにも使つかうことができる：

精度せいどが異ことなり期間きかんが重かさなる日付ひづけオブジェクトの比較ひかくは，評価ひょうかされずに返かえされる：

Maxを使つかって，リスト中ちゅうの最新さいしんの日付ひづけを求もとめる：

NumericalSortは日付ひづけを順番じゅんばんに並ならべる：

Wolfram Research (2014), DateObject, Wolfram言語げんご関数かんすう， https://reference.wolfram.com/language/ref/DateObject.html （2024年ねんに更新こうしん）.

テキスト

Wolfram Research (2014), DateObject, Wolfram言語げんご関数かんすう， https://reference.wolfram.com/language/ref/DateObject.html （2024年ねんに更新こうしん）.

CMS

Wolfram Language. 2014. "DateObject." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2024. https://reference.wolfram.com/language/ref/DateObject.html.

APA

Wolfram Language. (2014). DateObject. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/DateObject.html

BibTeX

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