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おすすめキッチン用品特集|ツレヅレハナコのかまどの神様 | 朝日新聞モール

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ツレヅレハナコのかまどの神様

おすすめキッチン用品ようひん特集とくしゅう|ツレヅレハナコのかまどの神様かみさま

料理りょうりさけあいする文筆ぶんぴつ・ツレヅレハナコさんによる朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかん隔月かくげつ連載れんさい「かまどの神様かみさま」を、こちらのページでおみいただけます。ご自身じしん監修かんしゅうした理想りそうなべをはじめ、愛用あいようしているおすすめの台所だいどころ道具どうぐについてあつかたります。
コールドブリューメーカー

わずか10ふんみずしコーヒー(2024ねん5がつ14にち朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかん掲載けいさい

コールドブリューメーカー

 気温きおんがるとみたくなるアイスコーヒー。みずでじっくり抽出ちゅうしゅつする「コールドブリュー(みずし)」ならにがみやしぶみがづらく、あっさりとみやすい。ただし、従来じゅうらいなら8時間じかん以上いじょうかねばならなかった。
 ところが、「EPEIOS」の「コールドブリューメーカー」なら、わずか10ふん抽出ちゅうしゅつ可能かのう。ひいたコーヒーまめみず専用せんようタンブラーにれ、ボタンをせば自動じどうでできあがる。
 秘密ひみつ加圧かあつ減圧げんあつかえして抽出ちゅうしゅつスピードをげる真空しんくう抽出ちゅうしゅつ技術ぎじゅつ。フィルター部分ぶぶんこまかい120メッシュを採用さいようし、仕上しあがりのあじわいにこだわった。
 実際じっさいためしてみると、タンブラーないみずがったりがったり……。みずがどんどんいろづくのをながめるだけでも面白おもしろい。いめの仕上しあがりがおこのみなら、フレンチローストなどふかりのまめがオススメだ。
 充電じゅうでんしきで、アウトドアでも使用しよう可能かのう。さっそくみなまえ披露ひろうして、「おお~」とわせてみたいとほくそんだ。
日本製棕櫚皮ほうき ミドル・柿渋はりみちりとりセット

しなやか、手作てづく棕櫚しゅろ(しゅろ)のほうき (2024ねん3がつ13にち朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかん掲載けいさい

日本にっぽんせい棕櫚しゅろがわほうき ミドル・柿渋かきしぶはりみちりとりセット

 台所だいどころ棕櫚しゅろ(しゅろ)のほうきをくようになり、掃除そうじ習慣しゅうかんわった。台所だいどころゆかしろ大判おおばんのタイルりで、ごみやほこりが目立めだつ。がつくたびに掃除そうじっていたのが、ほうきではくようになったのだ。
 愛用あいようしているのは和歌山わかやまけん海南かいなんの「ブルームクラフト」の「棕櫚しゅろがわほうき(ほうき)ミドル」。棕櫚しゅろ製品せいひんづくりでられる同市どうしで、職人しょくにんひとつひとつ製作せいさくしている棕櫚しゅろがわ使つかったほうきだ。  ほそくしなやかで弾力だんりょくのある棕櫚しゅろ繊維せんいは、ほこりをらせることなくしっかりキャッチ。さきななめになっているのもきやすく、おどろくほどきれいになる。掃除そうじのようにおとがせず電力でんりょく不要ふようで、サッと使つかってもどせるのもいい。
 なにより、使つかっていると気分きぶんがいいのだ。貴重きちょう棕櫚しゅろ使つかって、職人しょくにんがていねいにたばねたほうきは一生いっしょうもの。とれるほどにうつくしい。
 いまどきほうき? いやいや、先人せんじん知恵ちえ技術ぎじゅつまったアナログの掃除そうじ道具どうぐいまいちってみてほしい。
温度調節ドリップケトル

ちゃやコーヒー、理想りそう温度おんどで (2024ねん1がつ16にち朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかん掲載けいさい

温度おんど調節ちょうせつドリップケトル

 紅茶こうちゃなら95、コーヒーなら90緑茶りょくちゃなら85前後ぜんこう……。いつでも理想りそう温度おんどでおちゃやコーヒーをみたいとおもったことはないだろうか。
 わたしいちにちちゅう、なにかしらあたたかいものをいれている。これまではやかんでかしていたため、つね温度おんどは100。「ほてっ」といながら緑茶りょくちゃんでいた。でもレコルトの「温度おんど調節ちょうせつドリップケトル」を導入どうにゅうしてみたら格段かくだん快適かいてきなのだ。
 まず電気でんきポットなので、1単位たんい温度おんど調節ちょうせつ可能かのう。そのほかワンタッチで100になる「沸騰ふっとうモード」ボタンもついている。直近ちょっきん設定せっていした温度おんど記録きろくする「メモリー機能きのう」は毎回まいかいめた温度おんど設定せっていでき、湯沸ゆわかし20ふん保温ほおんしてくれる。
 デザインもだい木目もくめ調ちょう、ポットはステンレスと、スタイリッシュ。コーヒーきにはうれしいほそそそくちと、微細びさいちゅうができるにぎりやすいハンドルもいているではないか。
 もうこれで、緑茶りょくちゃをフーフーます日々ひびにはおさらばだ。
北陸アルミニウム まるっとパン(蓋付き)

使つかいやすい!まるそこのフライパン (2023ねん11月16にち朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかん掲載けいさい

北陸ほくりくアルミニウム まるっとパン(ぶたき)

 には8のフライパンがある。イタリアものや鉄製てつせいなどよりどりみどりだが、最近さいきんはそのうちひとつしか使つかっていない。あまりにも使つかいやすくて!
 それは富山とやま老舗しにせメーカー・北陸ほくりくアルミニウムの「まるっとパン」。ふかさ8センチのふかがたフライパンで、く、いためるはもちろん、ゆでる、る、ふかすも得意とくい。ポイントはまるくなだらかにくぼんだそこで、食材しょくざいれると自然しぜん中心ちゅうしんっていく。
 おかげで、すくないあぶらでも調理ちょうり可能かのう、カーブのおかげでいたぶつもフライパンをりやすい。さらにはてつの3ばいというアルミニウムのねつ伝導でんどうさで、ホットケーキや餃子ぎょうざおどろくほどきれいにけるのだ。
 形状けいじょう中華ちゅうかなべているが、そこがグラつかずだれでも調理ちょうりしやすいのが特徴とくちょう。この複雑ふくざつかたち通常つうじょうのプレス成型せいけいではつくれず、溶解ようかいしたアルミをかたなが特殊とくしゅ鋳造ちゅうぞうなのだそう。
 もはやらないはないたよりになる相棒あいぼう。これひとつあれば、もうほかはだん捨離か?
ふたつき鉄製ミニ揚げ鍋・13cm

好評こうひょう鉄製てつせいなべ、「ミニ」しん発売はつばい (2023ねん7がつ11にち朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかん掲載けいさい

ふたつき鉄製てつせいミニなべ・13cm

 昨年さくねんがつ口径こうけい18センチのものを発表はっぴょうし、「げやすい」とだい好評こうひょうをいただいているが、しんっかかっていたのは「少量しょうりょうだけげるにはおおきい」というこえたしかに「お弁当べんとうのためににわとりからあげを3だけげたい」「とにかくあぶららしたい」などのニーズもあるだろう。
 そこで今年ことしがつしん発売はつばいしたのが口径こうけい13センチの「ふたつき鉄製てつせいミニなべ」。前作ぜんさくおな鉄製てつせいなのでねつ伝導でんどうく、ビギナーでもカラリとがる。上部じょうぶにつけたあぶら軽減けいげんのカーブはそのままに、使つかいやすい片手かたてなべに。ふたは裏返うらがえすとバットになるのが特徴とくちょうだ。スタイリッシュなデザインなので、インテリアをじゃましないのもうれしい。
 調理ちょうりほうとくしたなべげると、仕上しあがりは段違だんちがい。ぜひ今年ことしなつは、つめたいビール片手かたてに、アツアツのものたのしんでほしい。
フルエプロン マノン

丈夫じょうぶでおしゃれ、リネンエプロン (2023ねん5がつ18にち朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかん掲載けいさい

フルエプロン マノン

 しょくかんする文章ぶんしょういたり、レシピを紹介しょうかいしたりする仕事しごとがら、エプロンはたくさんっている。いえにいるときはつねけているほどなので、その使つか勝手がってには少々しょうしょううるさい。そんなわたしが、「これだ!」とれこんでいるのが「リーノ・エ・リーナ」の「フルエプロン マノン」だ。
 リトアニアせいで、素材そざい丈夫じょうぶなリネン100%。あらうほどにくたっと風合ふうあいがる。ひざまですっぽりかくれるながめのたけやヒップをつつむデザインは、スタイリッシュなだけでなくよごれからがっちりガード。全身ぜんしんのシルエットがスッキリえるのもうれしい。
 くびひもとポケットには、おしゃれなアクセントカラーのタグが。まえむすこしひもでたけ調整ちょうせいでき、男女だんじょ共有きょうゆう使つかってもいいだろう。
 いろちがいでなんまい所有しょゆうしており、毎日まいにちこしひもをキュッとしめて台所だいどころつ。料理りょうりへのやるかせるための大切たいせつ相棒あいぼうなのだ。
OIGEN 焼き焼きグリル スリム2個セット

さかなグリル革命かくめいあみよごさず2ひん料理りょうり (2023ねん4がつ19にち朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかん掲載けいさい

OIGEN きグリル スリム2セット

 ガスコンロのさかなきグリルを使つかうのはさかなくときだけ。そして、いちいちもうあらうのが面倒めんどうくさい……。そうおもっていたわたしさかなきグリル使用しよう頻度ひんど一気いっきげたのが「OIGEN(オイゲン)」の「きグリルスリム2セット」だ。
 岩手いわて老舗しにせ南部なんぶ鉄器てっきメーカーがつくてつのプレートで、2ならべてさかなきグリルにはいる。それぞれに食材しょくざいをのせてけば、いちに2しゅ料理りょうりができあがる。
 てつならではの蓄熱ちくねつせい表面ひょうめん布目ぬのめ模様もようにより、ひっくりかえさずにける。専用せんようハンドルでして付属ふぞくだいにのせれば、そのままテーブルへせるスタイリッシュなデザインもうれしい。
 もちろんちょくにもかけられるし、さかなだけでなくにく野菜やさいもち、おにぎりなど用途ようと多彩たさい
 なにより、もうあらわなくてよい気軽きがるさこそが、さかなきグリル革命かくめいこした一番いちばん理由りゆうかもしれない。
アルミボウル 3個セット

きずつよい、レトロなアルミボウル (2023ねん2がつ20にち朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかん掲載けいさい

アルミボウル 3セット

 小学生しょうがくせいころ給食きゅうしょくうつわ一部いちぶはアルマイトだった。いまはすべてプラスチックになっているようなので、わたし最後さいご世代せだいくらいだろうか。
 アルマイトというと、昭和しょうわくらいまではお弁当べんとうばこなど周囲しゅういでもよく素材そざいだったがする。とてもかるくて、すこしぶつけるとへこんだりして。この素材そざいきで、いまでもつけるとついってしまう。
 そんななか愛用あいようしているのが北陸ほくりくアルミニウムの「アルミボウル 3セット」だ。黄金おうごんしょくのアルマイト加工かこうはレトロだけれど、デザインは現代げんだいてきでスタイリッシュ。ちいさめサイズのボウルがみっつ、コンパクトなになっている。
 アルミ専門せんもんメーカーがつくるだけあり、「シュウさんアルマイト加工かこう」がほどこされ、通常つうじょう加工かこうよりも耐食性たいしょくせいは3ばいきずたいするつよさは1.6ばいだそう。むかしのようにベコベコへこむことはもうないけれど、黄金おうごんしょくかがやくその質感しつかんるだけで、すこ料理りょうりたのしくなる。
カセットガスたこ焼器 炎たこⅡ

カセットガスで、おみせきゅうタコ焼たこやき (2023ねん1がつ18にち朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかん掲載けいさい

カセットガスたこしょう えんたこⅡ

  自宅じたくでのタコ焼たこやきパーティー、通称つうしょう「タコパ」。おみせうことがおおべものだけれど、みんなでワイワイくのがなんともたのしいのである。とはいえ、すうねんまえまでは「いえタコ焼たこやきなんて、この程度ていどだろう」とおもっていた。そう、岩谷産業いわたにさんぎょうのカセットガスたこしょうほのおたこ2」に出会であうまでは。
 まず、がりのクオリティーが製品せいひんとまったくちがう。まわりはカリッと、なかはとろとろ……すごい、本当ほんとうにおみせみたいだ。その秘密ひみつは、電気でんきではなくガスで一気いっきげること。専用せんようのUバーナーが搭載とうさいされているため、だれでも上手じょうずにムラなくけるのもうれしい。
 タコのかわりにソーセージやチーズをくわえたり、ホットケーキミックスやチョコであまいバージョンをいてみたり。自宅じたくでなら、アイデア次第しだいでアレンジは無限むげんだいなのがうれしいところ。みんなでくほど、はいっそうがることだろう。
 >>> そのの、ツレヅレハナコさんおすすめのキッチン用品ようひんはこちら

 >>> おすすめのグルメをご紹介しょうかいする「ツレヅレハナコのおせな食卓しょくたく」はこちら
ツレヅレハナコ

ツレヅレハナコ プロフィール

料理りょうりさけたびあいする文筆ぶんぴつ
多数たすう雑誌ざっしやwebでしょく旅行りょこうについてつづっている。
朝日新聞あさひしんぶん朝刊ちょうかんでは、「ツレヅレハナコのかまどの神様かみさま」と「ツレヅレハナコのおせな食卓しょくたく」を連載れんさい
近著きんちょに「いしんぼう台所だいどころ」(河出かわで書房しょぼう)、「ツレヅレハナコのおいしい名店めいてん旅行りょこう」(世界文化社せかいぶんかしゃ)など