働はたらく場所ばしょや時間じかんを自由じゆうに変かえたり、集中しゅうちゅうを要ようする仕事しごとに取とり掛かかれたりできるのがテレワークの魅力みりょくだ。だがそこにはデメリットもある。デメリット7つを紹介しょうかいする。
新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう(COVID-19)のパンデミック(世界せかい的てき大だい流行りゅうこう)を機きにテレワークが普及ふきゅうした。調査ちょうさ機関きかんPew Research Centerが2023年ねん3月がつに公開こうかいした情報じょうほうによると、米国べいこくの成人せいじん労働ろうどう者しゃの約やく14%を占しめる2200万まん人にんがフルタイムで在宅ざいたく勤務きんむを実施じっししている。
勤務きんむ場所ばしょにとらわれずに働はたらけるのがテレワークの魅力みりょくの一ひとつだが、そこには課題かだいもある。中なかには、仕事しごとのやる気きや生産せいさん性せいに直結ちょっけつする問題もんだいもある。テレワークにはどのようなデメリットがあるのか。7つの視点してんで解説かいせつする。
対面たいめんで話はなす機会きかいが減へることで、従業じゅうぎょう員いん同士どうしで会話かいわしたり交流こうりゅうイベントに参加さんかしたりすることがおっくうになる。
外向がいこう的てきなタイプの人ひとにとっては、協調きょうちょう性せいを発揮はっきしたりコミュニケーションを取とったりすることがキャリアを形成けいせいするときの強つよみになる。対面たいめんでのコミュニケーションができなければ自身じしんの強つよみを生いかす機会きかいに恵めぐまれづらくなり、孤独こどくを感かんじる原因げんいんになる可能かのう性せいがある。
米べい紙し「USA TODAY」が2024年ねん4月がつに公開こうかいした記事きじ「Remote work statistics and trends in 2024」によると、米国べいこくの従業じゅうぎょう員いんが考かんがえる「テレワークの最大さいだいの欠点けってん」として34%が「所属しょぞく部門ぶもんからの孤独こどく感かん」と回答かいとうした。この調査ちょうさは、米国べいこく人じん1000人にんのホワイトカラー(知的ちてき・技術ぎじゅつ労働ろうどう者しゃ)を対象たいしょうに、2024年ねん1月がつ31日にち〜2月がつ6日にちに委託いたく先さきの調査ちょうさ会社かいしゃOnePollが実施じっしした。
出社しゅっしゃしなければ、オフィスでの何気なにげない出会であいのチャンスをつかみにくくなる。
メールやビデオ通話つうわ、チャットといったバーチャルなコミュニケーション手段しゅだんだけでは、心しんを通かよわせ、信頼しんらいで結むすばれた関係かんけいを築きずくのが困難こんなんになりがちだ。
出社しゅっしゃしている従業じゅうぎょう員いんの方ほうが社内しゃないでの知名度ちめいどや認知にんち度どが高たかまり、テレワーク中ちゅうの従業じゅうぎょう員いんよりも人事じんじ評価ひょうかが高たかくなる可能かのう性せいがある。
自宅じたくでテレワークをしている場合ばあい、私的してきな場所ばしょにいながら仕事しごとをすることになり、公私こうしの切きり替かえが難むずかしくなる可能かのう性せいがある。時ときには出社しゅっしゃすることで仕事しごとと私生活しせいかつとを物理ぶつり的てきに分わけることも一考いっこうだ。
従業じゅうぎょう員いんが働はたらいている場所ばしょが国くにや地域ちいきをまたいでいる場合ばあい、会議かいぎや打うち合あわせのための時間じかんを調整ちょうせいすることが難むずかしくなる可能かのう性せいがある。
後編こうへんは、課題かだいを解決かいけつするためのヒントを紹介しょうかいする。
米国べいこくTechTargetの豊富ほうふな記事きじの中なかから、さまざまな業種ぎょうしゅや職種しょくしゅに関かんする動向どうこうやビジネスノウハウなどを厳選げんせんしてお届とどけします。
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