ムサシは、アニメポケットモンスターの登場人物であり、コジロウ、ニャースとともに、サトシのピカチュウを手に入れようと付け回すロケット団員。
概要
ロケット団3人組の中でもリーダーシップをとっており、彼らを統率する役割を担っている。
ロケット団養成所時代は、タッグを組んでいた12組もの相方を「面倒見きれない」という理由で見捨てて、試験失格になっていた。コジロウは13組目の相方だが、ムサシは彼とともに行動することにより、チームとして協力することの意義を見いだすことができ、試験に合格した。
養成所時代からのライバルにヤマトがおり、ヤマトとは会うといつも口喧嘩になる。無印編第86話では、ヤマトたちを妨害するためにサトシたちと手を組んだこともある。反面、ヤマトの相方・コサブロウに対しては甘えた態度を取っており、彼の名前を言い間違えた後にちゃんと訂正した数少ない人物となっている。
ロケット団のムサシ・コジロウ・ニャースチームのチームリーダーとして活動している一方、パフォーマーとして活動することもあり、DP編ではキャンディ・ムサリーナという偽名を使ってポケモンコーディネーターとしても活動。シンオウグランドフェスティバルでは、準決勝でヒカリに敗れ、決勝進出を逃した。XY編ではムサヴィという偽名を使ってトライポカロンに参加している。
初登場からずっと、サトシ達の前に現れるときに使い続けている口上がある。なお、この口上はBW編以外のほとんどのシリーズで何度かサトシ達に真似されたことがあり、真似されると怒ることもあった。
無印編第4話では、サトシに静かにするように言われても大声で口上を言い続けた。本人曰くこれを言わないと決まらないらしい。
口上はAG編のバトルフロンティア編で1度変わり、DP編、BW編、SM編で再び変わったが、新無印編では初代の口上に戻っている。また、DP編、SM編でもそれぞれ1度だけ初代の口上を使ったことがあり、BW編後期~XY編は初代の口上に戻った。
手持ち
ロケット・ガチャットで使用したポケモンについてはロケット・ガチャットを参照。
現在
別れたポケモン
本部に預けているポケモン
一時的に所持していたポケモン
バトルパーク
ポケモンサマースクール
その他
ムサシ自身の技
ロケット団入団以前
ロケット団に入団する前は、チャリンコ暴走族の1人で「チェーンのムサシ」と呼ばれていたという。
その後看護師を夢見るが、間違えてラッキー看護学校に入学してしまう。その時にとあるラッキーと仲良くなり、無印編第129話でハピナスに進化したラッキーと再会している。
また、本人によると雑誌のモデルやお天気お姉さんを務めていた事もあるらしいが、真実かは不明で、それ以外の点でも、ムサシの過去には謎が多い。ただし、過去を覗き込んだネイティオ曰く「2度と見たくない」とのことで、出会った当初のコジロウに対しては「1人で生きていた為に、人との接し方がわからない」という旨を述べている事から、チャリンコ暴走族になる以前はあまり恵まれた生活を送っていたとは言い難い模様。
経歴
- ポケモンコンテストカナズミ大会1次審査敗退
- ポケモンコンテストハジツゲ大会2次審査1回戦敗退(ハルカに敗れる)
- ポケモンコンテストシダケ大会2次審査1回戦敗退(キミマロに敗れる)
- ポケモンコンテストミナモ大会2次審査準決勝敗退(ハルカに敗れる)
- ポケモンコンテストキナギ大会2次審査1回戦敗退(エリコに敗れる)
- ポケモンコンテストヤマブキ大会2次審査1回戦敗退(ハーリーに敗れる)
- ポケモンコンテストユズリハ大会2次審査1回戦敗退(ハルカに敗れる)
- ポケモンコンテストカジノキ大会決勝敗退(ハルカに敗れる)
- ポケモンコンテストコトブキ大会決勝敗退(ノゾミに敗れる)
- ポケモンコンテストソノオ大会2次審査敗退(ヒカリに敗れる)
- ポケモンコンテストヨスガ大会2次審査敗退(ナオシに敗れる)
- ポケモンコンテストズイ大会優勝(ケンゴを破る)
- ミクリカップ1次審査敗退
- ポケモンコンテストカンナギ大会1次審査敗退
- ポケモンコンテストカワラケ大会優勝
- ポケモンコンテストアケビ大会敗退(ウララに敗れる)
- ポケモンコンテストタツナミ大会敗退(ヒカリに敗れる)
- ポケモンコンテストスイレン大会優勝(コジロウが変装して出場)
- ポケモンコンテストアサツキ大会敗退(ウララに敗れる)
- ポケモンコンテストトナリノ大会優勝
- ポケモンコンテストカタクリ大会決勝敗退(ヒカリに変装したサルビア王女に敗れる。しかしリボンを貰いグランドフェスティバルに出場決定)
- ポケモンコンテストシンオウグランドフェスティバルセミファイナル敗退(ヒカリに敗れる)
- トライポカロンヒヨク大会1次審査敗退
- トライポカロンフウジョ大会2次審査敗退
- トライポカロンヒャッコク大会2次審査敗退
- トライポカロンレンリ大会優勝
- トライポカロンマスタークラス準決勝敗退
- アローラリーグ・マナーロ大会決勝トーナメント1回戦敗退
ゲームにおけるムサシ
ポケットモンスター ピカチュウ・Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイでは、ムサシとコジロウをモデルにした団員が登場。ピカチュウでは他の団員と同様に『ロケットだんいん』の肩書きのみだが、ピカブイでは名前が明記されている。また、ピカブイでは常にコジロウとのタッグで戦闘となる。
所持ポケモン
ピカブイ
ポケモンカードゲームにおけるムサシ
ムサシが描かれたカードとして、以下がある。
外伝ゲームにおけるムサシ
Pokémon GOにおけるムサシ
Pokémon GOではGOロケット団のメンバー(したっぱ)として登場。期間限定でニャース気球から登場し、タップするとムサシ・コジロウとの2連戦になる。他のGOロケット団のしたっぱと同様、倒すとほしのすな500個とふしぎなパーツ1個が手に入る。
劇場版ポケットモンスター ココとのコラボイベントで2020年12月14日~2021年2月28日に配布されたスペシャルリサーチ「色違いセレビィのリサーチ」では、会話パートにコジロウと共に登場した。
使用ポケモン
シャドウポケモンのみを使用する。緑色のセルに書かれたポケモンがゲットチャレンジで出現する可能性がある。名前の後に「※」印が書かれているポケモンはゲットチャレンジ時に色違いになる可能性がある。
2020年12月14日~2021年2月28日、2021年10月1日~15日
2020年7月7日~9月30日
ポケモンマスターズにおけるムサシ
トレーナーとして登場。
ムサシ (ポケモンマスターズ)を参照。
引用
ムサシとコジロウとニャース/引用を参照。
各言語版での名前と由来
言語
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名前
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由来
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日本語
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ムサシ
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宮本武蔵
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ドイツ語
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Jessie
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英語名に同じ
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英語
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Jessie
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Jesse James (ジェシー・ジェイムズ;アメリカ西部開拓時代のガンマン)
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スペイン語
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Jessie
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英語名に同じ
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フランス語
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Jessie
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英語名に同じ
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イタリア語
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Jessie
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英語名に同じ
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韓国語
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로사 (Rosa)
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로켓단(ロケット団)
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中国語 (第七世代以降の標準表記)
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簡体字
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武藏 (Wǔzàng)
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日本語名より
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繁体字
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武藏 (Wǔzàng)
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日本語名より
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中国語 (主に第六世代以前の表記)
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大陸
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武藏 (Wǔzàng)
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日本語名より
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香港
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武藏
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日本語名より
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台湾
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武藏 (Wǔzàng)
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日本語名より
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インドネシア語
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Jessie (アニメカントー編) Musashi (アニメジョウト編〜)
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英語名と同じ 日本語名より
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ロシア語
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Джесси (Dzhessi)
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英語名の音写
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タイ語
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มุซาชิ (Musashi)
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日本語名の音写
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ベトナム語
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Musashi
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日本語名の音写
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脚注
- ↑ ルギア爆誕の作中でフルーラがカスミをからかった際にムサシが「男女交際好きだ嫌いだでガキンチョが揉めるな、10年早い」と話したところにコジロウが「僕たち、お兄さんお姉さん、5年遅い……」と続けており、この事からムサシとコジロウは推定25歳とされる。また、コーディネーターとして活動する際の変装時にはサバ読みをする。
関連項目