ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した侍ジャパンの白井一幸前ヘッドコーチの醜聞が流れてきた。
6月8日発売の「週刊文春」では、白井前ヘッドが日本ハムコーチ時代に支援者を引き回して、偶然会ったチームの主力・中田翔に写真やサインをねだったりしていたと報道。さらに10年以上にわたり、年下の女性との不適切な関係や、前妻との泥沼離婚騒動も詳報している。 侍ジャパン関係者が苦々しく振り返る。
「今回、WBCでコーチをやれたのは、栗山英樹前監督の強い意向があったからこそ。『どうせロクに仕事なんてしないのに、なぜ入っているのか』と不快に思う関係者が多かった。案の定、WBC期間中は空気も読まず、選手誰彼構わず使用済みの道具や色紙を差し出して『サインをくれ』とおねだりし回っていたとか。好き勝手にやり過ぎて総スカンだったのは間違いありません」
WBC終了後、テレビ出演や講演活動に最も力を入れているのも、白井前ヘッドだった。
「テレビ出演は1本につき『最低50万円は欲しい』と強気の値段交渉をしてきたり、講演会は1回100万円を提示しないと首を縦に振らない、という話も出回っています」(テレビ関係者)
身から出た錆で刺されてしまったのが、今回の結末なのだろう。