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　国立こくりつ大だいが法人ほうじん化かされ、この4月で20年ねん。その間あいだの国くにの政策せいさくやその影響えいきょうについて、国立こくりつ大学だいがく協会きょうかいの永田ながた恭介きょうすけ会長かいちょう（筑波大学つくばだいがく長ちょう）に聞きいた。

傾斜けいしゃ配分はいぶん、グループ内ないで競きそい合あい　「無理むりがある」

　今回こんかいの調査ちょうさ結果けっかをみると、学長がくちょうも教職員きょうしょくいんも、国立こくりつ大だいはこの20年ねんで「悪わるい方向ほうこうに進すすんだ」と考かんがえる人ひとが多おおい。これは個別こべつの政策せいさくの問題もんだいではないだろう。この間あいだに、国立こくりつ大だい、ひいては日本にっぽんの研究けんきゅう力りょくが低下ていかした事実じじつが大おおきく影響えいきょうしていると考かんがえる。

　一方いっぽうで、多おおくの学長がくちょうが20年間ねんかんに悪わるい方向ほうこうに進すすんだと考かんがえていることには、運営うんえい費ひ交付こうふ金きんがらみのものが多おおい。

　国くにの歳出さいしゅつを削減さくげんした小泉こいずみ構造こうぞう…