憲法けんぽうを改正かいせいするには、国会こっかいがその案あんを発議はつぎし、国民こくみん投票とうひょうで過半数かはんすうの賛成さんせいを得える必要ひつようがあります。改憲かいけん案あんについて国民こくみん投票とうひょうをすることになった場合ばあい、「適切てきせつな判断はんだんができる自信じしん」がどの程度ていどあるかと、朝日新聞社あさひしんぶんしゃが2月がつ末まつから4月がつ上旬じょうじゅんに行いった全国ぜんこく世論せろん調査ちょうさ（郵送ゆうそう）で聞きいてみました。

　自信じしんがあるという人ひとは、「大おおいに」8%と「ある程度ていど」43%を合あわせて51%。自信じしんがないと答こたえた人ひとは、「あまり」40%、「全まったく」6%で計けい46%でした。大おおまかに見みると、適切てきせつな判断はんだんができるかどうかという自信じしんの有無うむは大おおきく二分にぶんしているといえそうです。

　憲法けんぽう改正かいせいの必要ひつよう性せいを感かんじているかどうかで、この「自信じしん」に違ちがいがあるかどうか見みてみました。

　すると、「変かえる必要ひつようがある」という人ひとの中なかでは、自信じしんがあるが計けい59%で、全体ぜんたいで見みた場合ばあいより多おおくなっています。改憲かいけんが必要ひつようだと感かんじているからには、具体ぐたい的てきな改憲かいけん案あんを示しめされれば、自分じぶんの判断はんだんには自信じしんがあるということでしょうか。

　ただ、憲法けんぽうを「変かえる必要ひつようがある」という人ひとの中なかでも、適切てきせつな判断はんだんをする自信じしんがないという人ひとが、「あまり」36%と「全まったく」3%を合あわせて39%で、一定いっていの割合わりあいを占しめています。

　憲法けんぽう改正かいせいの必要ひつよう性せいの有無うむを答こたえ…