渋谷しぶやスクランブル交差点こうさてんひとあつまるわけ 「転用てんよう」でつくる広場ひろばちから

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きて シニアエディター・尾沢おざわ智史さとし
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 欧州おうしゅう都市としでは、中心ちゅうしんひとあつまる広場ひろばがあることがほとんどですが、日本にっぽんではそうではありません。都市としのオープンスペースを研究けんきゅうしてきた金子かねこ友美ゆみさんは、日本にっぽんでは「場所ばしょ転用てんよう」によってひとあつまるをつくってきたといます。活気かっきあふれる都市とし空間くうかんをつくるにはなに重要じゅうようかをきました。

リレーおぴにおん「あつまれば」

 1990年代ねんだいから、欧州おうしゅうやアジアの都市とし広場ひろば調査ちょうさしてきました。欧州おうしゅうおおくの都市としでは、道路どうろ標識ひょうしきに「センター」など中心ちゅうしん意味いみする言葉ことばいてあり、それにしたがっていくと中心ちゅうしん広場ひろばにたどりく。まち中心ちゅうしんとしての広場ひろば明確めいかくにあり、そこにひとあつまるようになっています。

 でも、日本にっぽん都市とし中心ちゅうしんがはっきりしないことがおおい。東京とうきょう中心ちゅうしんはどこかといたら、ひとによってこたえがちがうでしょう。日本にっぽんかぎらず、アジアの都市としおおくは、中心ちゅうしんという概念がいねんうすがします。

 都市としには、広場ひろば以外いがいにも、ひと

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