元自転車選手のワイン醸造家が小説執筆「海外で感じた情熱伝えたい」
浅間山を見渡す長野県東御市の畑を開墾してワイン造りを始めた元自転車競技選手が、フランスと日本を舞台にしたワインにまつわる小説を書いた。愛好家の裾野を広げようと、海外の遠征先で見聞きしてきた業界のこぼれ話や豆知識を盛り込んでいる。
著者は飯島規之さん(58)。自転車競技で何度も日本一になり、2001年ワールドカップでは、中距離の個人追い抜き競走(パシュート)で銀メダルを取った。
左足のけがで12年に引退した。ふとした時に、遠征した時のことを思い出した。欧州では優勝した選手の周りに輪ができると、そのそばに必ずワインがあった。
引退後、長野へ移住
ワイン造りを決意した。「ブ…
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