ロシア南西部の高層アパートに攻撃、住民ら死傷 ウクライナ国境近く
ウクライナと国境を接するロシア南西部ベルゴロドで12日、10階建てアパートの一角が崩壊した。グラトコフ州知事は「ウクライナ軍による大規模な攻撃を受け、砲弾が直撃した」とSNSに投稿。インタファクス通信によると、少なくとも12人が死亡した。
救急隊などは、10人以上ががれきの下敷きになり、子どもを含む約20人が負傷したとしていた。SNSに投稿された崩壊時の動画では、爆発音とともにアパートの一角が煙をあげて崩れる様子が映っている。さらに崩壊が広がる恐れがあるため、アパートの住民には避難を呼びかけているという。
ロシア国防省は同日、ウクライナ軍が、弾道ミサイルや多連装ロケット砲などでベルゴロドを攻撃し、ミサイルの破片で住宅が破壊された、と発表した。インタファクス通信によると、ベルゴロドでは12日未明、ミサイル攻撃への空襲警報が出ていたという。
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