横浜よこはま市し消防局しょうぼうきょく保土ケ谷ほどがや消防署しょうぼうしょは13日にち、救急きゅうきゅう車しゃが自動車じどうしゃ専用せんよう道どう路みちの分岐ぶんき点てんで進路しんろを間違まちがえ、病院びょういん到着とうちゃくが13分ふん遅おくれるミスがあったと発表はっぴょうした。搬送はんそうされた80代だい女性じょせいは、病院びょういんで死亡しぼうが確認かくにんされた。病院びょういん側がわは「到着とうちゃくの遅延ちえんが傷病しょうびょう者しゃに与あたえた影響えいきょうは不明ふめい」との見解けんかいを示しめしているという。

　同署どうしょによると、13日にち午前ごぜん8時じ14分ふんに戸塚とつか区く内うちの福祉ふくし施設しせつから119番ばん通報つうほうがあり、同署どうしょの救急きゅうきゅう隊たいが施設しせつから病院びょういんへ女性じょせいを搬送はんそうした。自動車じどうしゃ専用せんよう道路どうろ「横浜よこはま新道しんどう」を走行そうこう中ちゅう、常盤台ときわだいインターチェンジ先さきの分岐ぶんきで進路しんろを誤あやまり、本来ほんらいであればそこから3分ふん後ごに到着とうちゃくするところ、13分ふん遅おくれた午前ごぜん9時じ14分ふんに病院びょういんに到着とうちゃくしたという。

　女性じょせいは搬送はんそう開始かいし前まえの救急きゅうきゅう車内しゃないで午前ごぜん8時じ31分ふんに心肺しんぱい停止ていしが確認かくにんされ、搬送はんそう中ちゅうに救急きゅうきゅう救命きゅうめい措置そちを実施じっししていた。

　今回こんかいのミスを受うけ、同署どうしょは遺族いぞくへ謝罪しゃざい。今後こんご、検討けんとう委員いいん会かいを立たち上あげ、再発さいはつ防止ぼうし策さくを講こうじるという。

　森屋もりや司つかさ・保土ケ谷ほどがや消防署しょうぼうしょ長ちょうは「再発さいはつ防止ぼうしの徹底てっていを図はかる」と話はなした。（堅けん島とう敢太郎ろう）