1億1千万円を奈良の男性からだまし取った疑い 新潟県警が男を逮捕
井上充昌
新潟県警は14日、住所不定、無職の長岡浩一容疑者(31)を詐欺容疑で逮捕し、発表した。県警は認否を明らかにしていない。
長岡署によると、長岡容疑者は何者かと共謀して2月下旬、奈良県の60代男性に「有料サイトの未払いがある」「携帯電話のウイルス感染により発生した損害賠償が必要」などとうその電話をかけ、電子マネー計130万円分をだまし取った疑いがある。さらに2月下旬~4月上旬、ウイルス感染の損害賠償に必要な保険金名目などで現金計1億1850万円を宅配便で送らせて、男性からだまし取った疑いがある。
新潟県警は長岡容疑者については、詐取した金の一部である1500万円を関東方面のアパートで宅配便を用いて受け取った「受け子」だったとみている。4月、別の詐欺事件で県警に逮捕された後、今回の容疑が浮上したという。(井上充昌)
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