6月がつから始はじまる定額ていがく減税げんぜいをめぐり、自民党じみんとうの木原きはら誠二せいじ幹事かんじ長ちょう代理だいりは26日にち、フジテレビの報道ほうどう番組ばんぐみで、日本にっぽん経済けいざいが再ふたたびデフレに戻もどる可能かのう性せいがある場合ばあいは、来年らいねんも定額ていがく減税げんぜいを行おこなう必要ひつよう性せいに言及げんきゅうした。

　定額ていがく減税げんぜいは所得しょとく税ぜいと住民じゅうみん税ぜいを合あわせて1人ひとりあたり計けい4万まん円えんが減税げんぜいされる。その目的もくてきについて、首相しゅしょう最さい側近そっきんである木原きはら氏しは番組ばんぐみで、民間みんかん企業きぎょうの賃上ちんあげと同時どうじに行おこなうことで物価高ぶっかだかに対応たいおうするものだと強調きょうちょう。「仮かりに物価ぶっかの状況じょうきょうが改善かいぜんせず、またデフレに戻もどる可能かのう性せいがあれば、(定額ていがく減税げんぜいの実施じっしを)来年らいねんだって考かんがえないといけない」と語かたった。（佐藤さとう瑞季みずき）