フィギュアスケート・アイスダンスの小松原こまつばら美里みさと（31）と尊みこと（33）はカップルを解散かいさんし、それぞれの道みちを歩あゆむことに決きめた。

　全日本ぜんにほん選手権せんしゅけんで5度どの優勝ゆうしょうを誇ほこる2人ふたりは、近年きんねんの日本にっぽんのアイスダンス界かいの盛もり上あがりをどのように感かんじていたのか。そして、2人ふたりの今後こんごについても話はなしを聞きいた。

――2人ふたりにとってはオリンピック（五輪ごりん）も大切たいせつな思おもい出でだと思おもいます。2020年ねんには尊たかしさんが日本にっぽん国籍こくせきを取得しゅとくし、激はげしい代表だいひょう争あらそいの末すえ、22年ねんの北京ぺきん五輪ごりんに出場しゅつじょうしました。団体だんたい戦せんでは銀ぎんメダル。どんな大会たいかいでしたか？

　美里みさと　「シンプルに楽たのしかったですね。団体だんたい戦せんもあったので、1回かいだけじゃなくて、練習れんしゅうも含ふくめて何なん回かいか演技えんぎすることができました。コロナ下かでも頑張がんばっているメンバーで団体だんたい戦せんに臨のぞんで、光栄こうえいでしたし、すごく楽たのしかったです」

　尊みこと　「五輪ごりんは他たの大会たいかいとは全然ぜんぜん違ちがいます。団体だんたい戦せんのメンバーとずっと一緒いっしょに頑張がんばっていたから、メダルが取とれたことは本当ほんとうに光栄こうえいに思おもいます。美里みさととカップルを組くんだ時ときには、団体だんたい戦せんでのメダルのチャンスが日本にっぽんにもあるとは考かんがえられませんでした。素敵すてきな思おもい出でですし、楽たのしかったです」

――ここ数すう年ねんは日本にっぽんのアイスダンス界かいがかつてない盛もり上あがりを見みせました。村元むらもと哉中、高橋たかはし大輔だいすけ組くみが注目ちゅうもくを集あつめ、田中たなか梓あずさ沙すな、西山にしやま真しん瑚組、吉田よしだ唄うた菜さい、森田もりた真しん沙也さや組ぐみなど若わかい世代せだいの台頭たいとうもありました。

　美里みさと　「本当ほんとうに長ながい時間じかんを選手せんしゅとして過すごさせていただいて、先輩せんぱいと接せっする機会きかいも、後輩こうはいと頑張がんばる機会きかいもありました。アイスダンスのいろいろな立場たちばと時代じだいを経験けいけんできたと思おもっています」

　「特とくに、シングルで強つよい選手せんしゅ…