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　2025年ねん大阪おおさか・関西かんさい万博ばんぱくの海外かいがいパビリオンの建設けんせつで、日本にっぽん国際こくさい博覧はくらん会かい協会きょうかい（万博ばんぱく協会きょうかい）が工期こうき短縮たんしゅくのため提案ていあんした簡易かんい型がたパビリオン「タイプX」への移行いこうが進すすまず、整備せいび費ひが回収かいしゅうできないため、数すう十じゅう億おく円えんの費用ひよう負担ふたんが生しょうじる見通みとおしとなっていることがわかった。協会きょうかいは負担ふたんの圧縮あっしゅくに取とり組くむが、公費こうひを含ふくむ会場かいじょう建設けんせつ費ひの「予備よび費ひ」から捻出ねんしゅつする可能かのう性せいが高たかいという。

　複数ふくすうの万博ばんぱく協会きょうかい関係かんけい者しゃが明あきらかにした。

　海外かいがいパビリオンは当初とうしょ60カ国かこくが自前じまえで建たてる「タイプA」での出展しゅってんを予定よていしていた。だが昨年さくねん7月がつ、資材しざい費ひ高騰こうとうなどの影響えいきょうでゼネコンと各国かっこくの契約けいやくが進すすまず、開幕かいまくまでに準備じゅんびが間まに合あわない恐おそれが表面ひょうめん化かした。

　そこで協会きょうかいは工期こうき短縮たんしゅくのため、準備じゅんびが遅おくれている国くにに対たいし、建たて売うり方式ほうしきの「タイプX」や、協会きょうかいの建物たてもの内ないに間借まがりしたスペースに出展しゅってんする「タイプC」への移行いこうを呼よびかけていた。

　協会きょうかいは25棟むね分ぶんの資材しざいを昨年さくねんに発注はっちゅうし、参加さんか国こくの動向どうこうを踏ふまえて16減げんの9棟むねに変更へんこうして建設けんせつを進すすめている。タイプXには、今月こんげつ13日にちまでにブラジルなど3カ国かこくが移行いこうを決きめており、今秋こんしゅうごろから建物たてものを引ひき渡わたす予定よていだ。

　ただ関係かんけい者しゃによると、タイプ…