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　今夏こんかのパリ・パラリンピックに競泳きょうえい日本にっぽん代表だいひょうとして出場しゅつじょうする田中たなか映うつ伍ご（えいご）さん（20、東洋大とうようだい2年ねん）が24日にち、同大どうだい近ちかくの東京とうきょう都と北きた区くの赤羽あかはね幼稚園ようちえんを訪おとずれ、園児えんじたちと交流こうりゅうした。一緒いっしょにゲームをしたり、質疑しつぎ応答おうとうを重かさねたりしながら、子こどもたちは障害しょうがいについて考かんがえ、理解りかいを深ふかめた。

　この日ひ、田中たなかさんはコーチの岸本きしもと太一たいちさんと同どう園えんを訪おとずれ、約やく70人にんの園児えんじたちと交流こうりゅう。生うまれつき両りょう上肢じょうし欠損けっそんの障害しょうがいがある田中たなかさんは、4歳さいから始はじめた水泳すいえいで頭角とうかくを現あらわし、昨春さくしゅんには世界せかい選手権せんしゅけんで50mバタフライや200m個人こじんメドレーで日本にっぽん新しん記録きろくを達成たっせい。今春こんしゅん、選考せんこうレースで派遣はけん標準ひょうじゅん記録きろくを突破とっぱ、パラリンピックの出場しゅつじょう権けんを初はじめて獲得かくとくした。

　子こどもたちからの「どうやってひもを結むすぶんですか」「勉強べんきょうはどうやるんですか」といった質問しつもんに、田中たなかさんは足あしでスマートフォンやタブレットを操作そうさすることなどを実演じつえん。その後ご、足あしの指ゆびを使つかって紙かみ飛行機ひこうきを折おって投なげて子こどもたちと飛ひ距離きょりを競きそったり、カスタネットを鳴ならして子こどもたちと合奏がっそうしたりしながら、交流こうりゅうを深ふかめた。園児えんじの足立あだち理り人じんさん（5）は、「一緒いっしょに玉たま入いれをしたりできて、楽たのしかった」と笑顔えがおで振ふり返かえった。

　田中たなかさんは、「楽たのしくて息いき抜…