ハンセン病はんせんびょう患者かんじゃへの「実験じっけんてきくすり投与とうよ」 専門せんもん指摘してきする戦中せんちゅう方針ほうしん

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きて大貫おおぬき聡子さとこ
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 国立こくりつハンセン病はんせんびょう療養りょうようしょ菊池きくちめぐみかえでえん」(熊本くまもとけん合志こうし)が24にち開発かいはつちゅうくすりにじ(こうは)」を入所にゅうしょしゃ投与とうよする試験しけん戦時せんじちゅうから戦後せんごにかけてかえされていたとする調査ちょうさ報告ほうこくしょ公表こうひょうした。はげしい副作用ふくさよう死亡しぼうれいのち中止ちゅうしされなかったという。熊本くまもとけんの「らいけん運動うんどう」について検証けんしょう報告ほうこくしょをまとめた経験けいけんがある内田うちだ博文ひろぶみ九州大きゅうしゅうだい名誉めいよ教授きょうじゅ刑事けいじ法学ほうがく)に、その背景はいけい問題もんだいてんいた。

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 戦争せんそうのために健康けんこう屈強くっきょう兵隊へいたい育成いくせいする。官民かんみんをあげたハンセン病はんせんびょう患者かんじゃ強制きょうせい隔離かくりは、満州まんしゅう事変じへんごろからはくにの「けんみんけんへい政策せいさく一環いっかんとして、社会しゃかいから排除はいじょするかたちですすめられた。

全国ぜんこく療養りょうようしょおこなわれていた可能かのうせい

 当時とうじくにのためにいのちさえも

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