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　ウクライナ東部とうぶドネツク州しゅうポクロウスクで24日にち、ロシア軍ぐんによるミサイル攻撃こうげきがあった。フィラシキン知事ちじによると、この攻撃こうげきで5人にんが死亡しぼうし、9～12歳さいの子こども4人にんを含ふくむ41人にんが負傷ふしょうした。

　ポクロウスクはロシア占領せんりょう下かにある州都しゅうとドネツクの西にし50キロに位置いちし、激はげしい戦闘せんとうが行おこなわれている前線ぜんせんからは30キロほど離はなれている。フィラシキン氏しによると、地上ちじょう発射はっしゃ型がたの弾道だんどうミサイル「イスカンデル」2発はつが使つかわれ、民家みんかや車両しゃりょう6台だいが被害ひがいを受うけたという。

　地元じもと検察けんさつによると、ロシア軍ぐんは24日にち正午しょうごごろに1発はつ目め、その30分ふん後ごに2発はつ目めのミサイルを発射はっしゃした。検察けんさつが公開こうかいした写真しゃしんには、攻撃こうげきで地面じめんに深ふかくあいた穴あなや車くるまの中なかで倒たおれる被害ひがい者しゃの姿すがたが写うつっている。

　ウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうは24日にち夜よるのビデオ演説えんぜつで「我々われわれはこのロシアの攻撃こうげきに必かならず報復ほうふくする」と宣言せんげんした。（ロンドン＝藤原ふじわら学まなぶ思おもえ）