石丸伸二氏が160万票獲得 新たな「劇場型」、小池氏との共通点も
7日投開票の東京都知事選では、3選を果たした小池百合子氏(71)に敗れたものの、約165万票で次点だった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)の躍進が目立った。知名度の高い前立憲民主党参院議員の蓮舫氏(56)にも40万票以上の大差をつけた。新たな「劇場型選挙」とみる声がある。
都知事選は、立候補した現職が全勝しており、「現職優位」が顕著。現職を相手に160万票超を集めた例は、2007年に石原慎太郎氏と争った元宮城県知事の浅野史郎氏(約169万票)や、11年に同じく石原氏に敗れた元宮崎県知事の東国原英夫氏(約169万票)などの例に限られる。
また、石丸氏と同じく政党支援のない候補では、16年に初当選した小池氏(約291万票)以来の大量得票だった。
かつての「小池劇場」と重ね合わせ
石丸氏の陣営幹部は当初、得…
この
記事は
有料記事です。
残り736文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
この記事を書いた人
- 中村英一郎
- ネットワーク報道本部|首都圏ニュースセンター
- 専門・関心分野
- 首都圏のニュース
東京都知事選挙に関する最新ニュースはこちら[もっと見る]