第12回「政治は国民のもの」今こそ 「コップの中」の総裁選が招く政治不信
視点 与党担当キャップ・石井潤一郎
自民党総裁選の号砲はすでに鳴り響いている。次の首相選びは、裏金事件で政治への信頼が失墜する中で迎える。国民目線を欠いた「コップの中の争い」に終始すればさらなる不信を招き、自民党は有権者から見限られると自覚しなければならない。
現状は極めて厳しい。
党は裏金事件を受けた3月の…
この
記事は
有料記事です。
残り767文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
この記事を書いた人
- 石井潤一郎
- 政治部|首相官邸取材キャップ
- 専門・関心分野
- 国内政治
自民党総裁選に関する最新ニュースはこちら[もっと見る]