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idea の意味、語源・英語語源辞典・etymonline

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idea の意味いみ

アイデア; 思想しそう; かんが

idea の語源ごげん

idea

(n.)

14世紀せいき後半こうはんかみしんなかにあるもの概念がいねん原型げんけい意味いみする言葉ことばとして、「アーキタイプ、概念がいねん」とされた。これはラテン語らてんごideaからており、「プラトンのイデア、原型げんけい」という意味いみ哲学てつがく用語ようごである。この言葉ことば(キケロはギリシャいている)はギリシャideaからられており、「形態けいたい; もの外見がいけん; 種類しゅるい性質せいしつ; 方法ほうほう流行りゅうこう」といった意味いみがある。論理ろんりがくでは、「クラス、種類しゅるい、ソート、たね」となる。これはidein、「る」という単語たんごから派生はせいしており、PIE(しるしおう祖語そご)の*wid-es-ya-、つまり「る」という意味いみ根源こんげん*weid-から発展はってんした接尾せつびきのかたちである。

プラトンの哲学てつがくでは、「自然しぜんなクラスの個々ここ物体ぶったい不完全ふかんぜんなコピーであり、それに参加さんかすることで存在そんざい純粋じゅんすい無形むけいのパターン、原型げんけい」とされる [Century Dictionary]。

精神せいしんてきイメージや」という意味いみは1610年代ねんだいからられ、「思考しこう行為こうい」という意味いみ元々もともとギリシャであったennoia由来ゆらいしている。「おこなわれるべきことの概念がいねん; 観察かんさつされたものとはことなるべきことの概念がいねん」という意味いみおな時期じきまれた。「思考しこう結果けっか」という意味いみは1640年代ねんだいはじめて記録きろくされている。

Idée fixe(1836ねん)はフランス語ふらんすごで、「固定こてい観念かんねん」という文字通もじどおりの意味いみである。この単語たんごラテン語らてんごつうじてオランダ、ドイツ、デンマークなどにもつたわり、ideeとして英語えいご方言ほうげんにもられる。哲学てつがくてき意味いみは、17世紀せいき以降いこう、デカルト、ロック、バークリー、ヒューム、カントによってさらに発展はってんしてきた。口語こうごでのbig idea(「なんの…だ」のwhat's the ...使つかわれる)は、1908ねんからある。

また:late 14c.

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history
(n.)

14世紀せいき後半こうはん、「出来事できごと関係かんけい真実しんじつまたは虚偽きょぎ)」を意味いみする言葉ことばで、フランス語ふらんすごestoireestorie物語ものがたり年代ねんだい歴史れきし」(12世紀せいき現代げんだいフランス語ふらんすごhistoire)から派生はせいし、ラテン語らてんごhistoria過去かこ出来事できごと物語ものがたり記録きろく物語ものがたり」、ギリシャhistoriaわせによる学習がくしゅうまたは知識ちしき自分じぶんわせの記録きろく知識ちしき記録きろく歴史れきしてき記録きろく物語ものがたり」、historein証人しょうにんまたは専門せんもんである; 証言しょうげんする、物語ものがたる; つけす、探求たんきゅうする」、histōr知識ちしきがある、専門せんもんである; 証人しょうにん」に由来ゆらいし、いずれも最終さいしゅうてきには PIE *wid-tor- から派生はせいしており、*weid-る」という語源ごげんから「る」という意味いみいたっています。

したがって、ギリシャideinる」、eidenaiる」と、ideavision とも語源ごげんてき関連かんれんしています。Beekes は histōr について「この言葉ことば自体じたいだけでなく、イオニアまれた派生はせいも、イオニアの科学かがく哲学てつがくともにヘレニズム世界せかい全体ぜんたいひろまった」とべています。

ちゅう英語えいごでは story名詞めいし1)と区別くべつされておらず、おそらく「過去かこ出来事できごと記録きろく」という意味いみは15世紀せいき後半こうはんはじめて確認かくにんされました。15世紀せいき後半こうはんには「過去かこ出来事できごと記録きろく」という意味いみとともに、知識ちしきいち分野ぶんや言葉ことばとしても使用しようされるようになりました。1590年代ねんだいには「歴史れきしてきげきまたはドラマ」という意味いみまれました。

自然しぜん現象げんしょう一連いちれん体系たいけいてき記述きじゅつ時間じかん関係かんけいなく)」という意味いみ(1560年代ねんだい)は、現在げんざいでは natural history(アメリカの出版しゅっぱんされたぐん歴史れきししょには、1880年代ねんだいまでには一般いっぱんてき自然しぜんしょうふくまれ、とりさかなのリスト、地元じもとのナメクジや淡水たんすい二枚貝にまいがいのイラストが掲載けいさいされていました)をのぞいては使つかわれていません。1852ねんからは「注目ちゅうもくあたいする過去かこ出来事できごと経歴けいれき」(a woman with a history)という意味いみまれました。1862ねんからは「公共こうきょう出来事できごと注目ちゅうもくされる」という意味いみmake history という表現ひょうげん使つかわれています。

History is the interpretation of the significance that the past has for us. [Johan Huizinga, "The Task of the Cultural Historian"]
歴史れきしとは、過去かこわたしたちにとってどれほど重要じゅうようかを解釈かいしゃくすることである。[ヨハン・フイジンガ、「文化ぶんか史家しか仕事しごと」]
History is more or less bunk [Henry Ford, Chicago Tribune, May 25, 1916]
歴史れきしはほぼくだらないものである。[ヘンリー・フォード、シカゴ・トリビューン、1916ねん5がつ25にち]
One difference between history and imaginative literature ... is that history neither anticipates nor satisfies our curiosity, whereas literature does. [Guy Davenport, "Wheel Ruts," 1996]
歴史れきし想像そうぞう文学ぶんがくちがいのひとつは、歴史れきしわたしたちの好奇心こうきしん予測よそくしたりたしたりしないということであり、一方いっぽう文学ぶんがくはする。[ガイ・ダベンポート、「Wheel Ruts」、1996ねん]
ideagenous
(adj.)

「アイデアをす、またはしょうじさせる」という意味いみ言葉ことばで、1839ねんはじめて使用しようされました。 idea + -genous から派生はせいしたものです。この言葉ことばは、初期しょき心理しんりがくからており、おそらくヨークぐん病院びょういん外科げかであるトーマス・レイコック博士はかせによって造語ぞうごされたものです(エディンバラ医学いがく外科げかジャーナル、だい52かん)。 

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