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ideology の意味、語源・英語語源辞典・etymonline

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ideology

(n.)

1796ねん、「アイデアの科学かがく」として、元々もともとは「感覚かんかくから知識ちしきみちびしん哲学てつがく」(metaphysics とは対照たいしょうてきに)を意味いみしていた。フランスの哲学てつがくしゃデストゥット・ド・トレーシー(1754-1836)が造語ぞうごした「idéologie」は、「アイデアの研究けんきゅうまたは科学かがく」を意味いみし、idéo- は「アイデアの」を意味いみし、ギリシャideaidea参照さんしょう)と -logie-logy参照さんしょう)から派生はせいした。要素ようそがギリシャであるため、ギリシャ結合けつごう母音ぼいん名詞めいしのすべての活用かつようたいして -o- であるため、接続詞せつぞくし -o-けられた。デストゥットは、1801ねんから1815ねんにかけて Eléments d'idéologie出版しゅっぱんした。

The term ideology did not become widely employed in the nineteenth century, however, and I have not found that Emerson ever used it. It was only after the appearance of Karl Marx's long unpublished The German Ideology and Karl Mannheim's Ideology and Utopia in the period between the world wars of the twentieth century that the term became an omnipresent one. [Lewis P. Simpson, "Mind and the American Civil War," 1989]
しかし、「ideology」という用語ようごは19世紀せいきひろ使用しようされるようになったわけではなく、エマーソンが使用しようしたことはないとおもわれる。20世紀せいき世界せかい大戦たいせんあいだに、カール・マルクスのなが発表はっぴょうThe German Ideology とカール・マンハイムの Ideology and Utopiaあらわれたのち、この用語ようご普及ふきゅうするようになった。[ルイス・ P ・シンプソン、「Mind and the American Civil War」、1989ねん]

体系たいけいてきなアイデアの集合しゅうごう世界せかい解釈かいしゃくするための教義きょうぎ」という意味いみは、1907ねん英語えいご使用しようされはじめ、最初さいしょ社会しゃかい主義しゅぎ共産きょうさん主義しゅぎ著作ちょさくで、階級かいきゅうかんするものであった。1918ねん以降いこう社会しゃかい主義しゅぎ共産きょうさん主義しゅぎ自体じたい(ファシズムとともに)に使用しようされ、のちにはよりひろ使用しようされるようになった。

Ideology ... is usually taken to mean, a prescriptive doctrine that is not supported by rational argument. [D.D. Raphael, "Problems of Political Philosophy," 1970]
イデオロギーは、通常つうじょう合理ごうりてき論理ろんりもとづかない規範きはんてき教義きょうぎ意味いみするとされる。[D.D.ラファエル、「Problems of Political Philosophy」、1970ねん]

また:1796

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idea
(n.)

14世紀せいき後半こうはんかみしんなかにあるもの概念がいねん原型げんけい意味いみする言葉ことばとして、「アーキタイプ、概念がいねん」とされた。これはラテン語らてんごideaからており、「プラトンのイデア、原型げんけい」という意味いみ哲学てつがく用語ようごである。この言葉ことば(キケロはギリシャいている)はギリシャideaからられており、「形態けいたい; もの外見がいけん; 種類しゅるい性質せいしつ; 方法ほうほう流行りゅうこう」といった意味いみがある。論理ろんりがくでは、「クラス、種類しゅるい、ソート、たね」となる。これはidein、「る」という単語たんごから派生はせいしており、PIE(しるしおう祖語そご)の*wid-es-ya-、つまり「る」という意味いみ根源こんげん*weid-から発展はってんした接尾せつびきのかたちである。

プラトンの哲学てつがくでは、「自然しぜんなクラスの個々ここ物体ぶったい不完全ふかんぜんなコピーであり、それに参加さんかすることで存在そんざい純粋じゅんすい無形むけいのパターン、原型げんけい」とされる [Century Dictionary]。

精神せいしんてきイメージや」という意味いみは1610年代ねんだいからられ、「思考しこう行為こうい」という意味いみ元々もともとギリシャであったennoia由来ゆらいしている。「おこなわれるべきことの概念がいねん; 観察かんさつされたものとはことなるべきことの概念がいねん」という意味いみおな時期じきまれた。「思考しこう結果けっか」という意味いみは1640年代ねんだいはじめて記録きろくされている。

Idée fixe(1836ねん)はフランス語ふらんすごで、「固定こてい観念かんねん」という文字通もじどおりの意味いみである。この単語たんごラテン語らてんごつうじてオランダ、ドイツ、デンマークなどにもつたわり、ideeとして英語えいご方言ほうげんにもられる。哲学てつがくてき意味いみは、17世紀せいき以降いこう、デカルト、ロック、バークリー、ヒューム、カントによってさらに発展はってんしてきた。口語こうごでのbig idea(「なんの…だ」のwhat's the ...使つかわれる)は、1908ねんからある。

ideological
(adj.)

ideology 」と「 -ical 」から、またはフランス語ふらんすごの「 idéologique 」からの「 ideologic 」と「 -al 」(2)から、1797ねんまれました。関連かんれん:「 Ideologically 」。

-logy

はなすこと、論文ろんぶん教義きょうぎ理論りろん科学かがく」を意味いみするかたり形成けいせい要素ようそで、ギリシャ-logiaおおくの場合ばあいフランス語ふらんすご-logie中世ちゅうせいラテン語らてんご-logia経由けいゆして)からています。これは、-log-legein の「はなす、かたる」の結合けつごうがたから派生はせいし、「(特定とくてい主題しゅだいについて)はなひとろんじるひと性格せいかく態度たいど」を意味いみします。PIE の語根ごこん *leg-(1)「あつめる、収集しゅうしゅうする」から派生はせいし、「はなす(「言葉ことばえらす」)」という意味いみつものです。おおくの場合ばあい中世ちゅうせいラテン語らてんご-logiaフランス語ふらんすご-logie経由けいゆします。philology学問がくもんへのあい言葉ことば論議ろんぎへのあい」、apology, doxology, analogy, trilogy などでは、ギリシャlogos言葉ことばはなし声明せいめい論議ろんぎ」が直接ちょくせつ関与かんよしています。

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