犠牲ぎせい者しゃ４２人にんを追悼ついとう　信楽しがらき鉄道てつどう事故じこ３３年ねん―滋賀しが

　滋賀しが県けん信楽しがらき町まち（現げん甲賀こうが市し）で１９９１年ねん５月がつ、信楽しがらき高原こうげん鉄道てつどう（ＳＫＲ）とＪＲ西日本じぇいあーるにしにほんの列車れっしゃが正面しょうめん衝突しょうとつし、４２人にんが死亡しぼうした事故じこは１４日にち、発生はっせいから３３年ねんを迎むかえた。現場げんば近ちかくの慰霊いれい碑ひ前まえでは追悼ついとう法要ほうようが営いとなまれ、遺族いぞくらが祈いのりをささげた。

　法要ほうようには遺族いぞく、ＳＫＲの正木まさき仙せん治郎じろう社長しゃちょう、ＪＲ西にしの長谷川はせがわ一明いちめい社長しゃちょうら１９人にんが参列さんれつし、黙もくとうや献花けんかを行おこなった。

　正木まさき社長しゃちょうは追悼ついとうの言葉ことばで「安全あんぜん適切てきせつな行動こうどうを取とることの大切たいせつさを徹底てっていしていく」と強調きょうちょう。長谷川はせがわ社長しゃちょうも「事故じこの反省はんせいを心しんに刻きざみ続つづけ、安全あんぜん最さい優先ゆうせんの行動こうどうを実践じっせんする」と誓ちかった。