毎年夏になると大いに盛り上がる“うなぎ商戦”。今年ももうすぐ2回目の土用の丑の日(8月5日)もやってくる。滋養強壮、スタミナ食として知られるうなぎを食べて、連日の猛暑を乗り切ろうとする人もいるだろう。うなぎの蒲焼といえばちょっとしたご馳走だが、なかには「身はいいんだけど、皮が無理」という人たちがいる。
残していたのに食べさせられて…
金融機関勤務の40代男性・Aさんは、「あまりうなぎに興味はない」と明かす。
「毎年この時期になると、いたるところで“うなぎ商戦”。うなぎは子供の頃食べさせられて、その時に皮がちょっと無理で。大人になっても皮は好きになれないままです」
Aさんには“トラウマ”があるという。
「子供の頃、皮を残していたら、父親に『全部食べろ』と、ムニュムニュした皮だけを食べさせられました。それが強烈なトラウマで、うなぎそのものは嫌いではないのに、うなぎの皮はもう二度と食べたくないです」(Aさん)
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