保険ほけん証書しょうしょNFT、IMAフィナンシャルが発行はっこう

保険ほけん証書しょうしょNFT、IMAフィナンシャルが発行はっこう

保険ほけんおよび資産しさん運用うんよう企業きぎょうのIMAフィナンシャル（IMA Financial）が、NFT化かした保険ほけん証書しょうしょ（COI/Certificate Of insurance）を発行はっこうしたことが7月がつ25日にちに分わかった。顧客こきゃくであるエンギビン（Engiven）に代かわって発行はっこうされたNFT保険ほけん証書しょうしょは、ディセントラランド（Decentraland）にある「Web3Labs」を通つうじて取引とりひきされたとのことだ。

エンギビンは、非ひ営利えいり団体だんたい（NPO）が暗号あんごう資産しさんによる寄付きふを安全あんぜんに受うけ取とるためのシステムを開発かいはつ・提供ていきょうする企業きぎょうだ。また「Web3Labs」は、IMAフィナンシャルが今年ことし3月がつに設立せつりつしたディセントラランド上じょうの保険ほけん・リスクマネジメント研究けんきゅう開発かいはつ施設しせつである。

リリースによれば保険ほけん証書しょうしょについて「特とくに建設けんせつ業界ぎょうかいや石油せきゆ・ガス業界ぎょうかいでは、契約けいやく上じょうこの書類しょるいの管理かんりが義務付ぎむづけられているにもかかわらず、その更新こうしんや見直みなおしはほとんど行おこなわれておらず、企業きぎょうはリスクにさらされています」と説明せつめいされている。そしてNFTと紐ひも付つけて保険ほけん証書しょうしょを発行はっこうすることで、その証書しょうしょは更新こうしん、アクセス可能かのうで、検証けんしょう可能かのうな記録きろくを提供ていきょうし、メンテナンスの問題もんだいを解決かいけつすることができるという。

IMA フィナンシャルのシニアバイスプレジデント兼けんイノベーション・戦略せんりゃくディレクターのギャレット・ドローゲ（Garrett Droege）氏しは次つぎのようにコメントしている。

「証明しょうめい書しょの発行はっこうは、すべてのブローカーにとって重要じゅうような戦術せんじゅつ的てき手順てじゅんであり、毎年まいとし全国ぜんこくで数すう億おく枚まいが発行はっこうされています。NFTが話題わだいになっているにもかかわらず、このツールはビジネスではあまり使用しようされていません。保険ほけん証書しょうしょはその価値かちを示しめすのに最適さいてきなユーティリティであり、ブロックチェーンリーダーのエンギビンは完璧かんぺきなパートナーです」

参考さんこう：プレスリリース
デザイン：一本いっぽん寿和としかず
images:iStocks/Smederevac・inkoly