お笑わらい2024.06.20 06:00

三宅みやけ敏さとし

｢THE SECOND2024｣でベスト8まで勝かち進すすんだラフ次元じげんの空そら道太郎みちたろう（右みぎ）と梅村うめむら賢太郎けんたろう

◆ラフ次元じげん(じげん)コンビ結成けっせいは2006年ねん(平たいら18)4月がつ。M―1グランプリでは準々じゅんじゅん決勝けっしょう進出しんしゅつ7度ど。THE SECOND2023では「ノックアウトステージ16→8」でギャロップに1点てん差さで敗退はいたい。同どう2024ではグランプリファイナル(8強きょう)に出場しゅつじょう。1回戦かいせんでガクテンソクに敗やぶれた。

◆空そら道太郎みちたろう(そら・みちたろう) 1983年ねん(昭あきら58)11月19日にち生うまれ、奈良なら県けん出身しゅっしん。NSC(吉本よしもと総合そうごう芸能げいのう学院がくいん)28期き。趣味しゅみは掃除そうじ。特技とくぎはギョーザの早さ包つつみ。身長しんちょう170センチ。

◆梅村うめむら賢太郎けんたろう(うめむら・けんたろう)81年ねん11月14日にち生うまれ、奈良なら県けん出身しゅっしん。NSC28期き。特技とくぎは英会話えいかいわ。身長しんちょう168センチ。

｢THE SECOND｣の惜敗せきはい

2024年ねん5月がつ18日にち。東京とうきょう・フジテレビ本社ほんしゃで、選えらび抜ぬかれた漫才まんざいコンビ8組くみが激突げきとつした。キャリア16年ねん以上いじょうの中堅ちゅうけん・ベテラン漫才まんざい師しがトーナメント方式ほうしきで戦たたかう「THE SECOND2024」。

1回戦かいせんで、空そら道太郎みちたろう(40)梅村うめむら賢太郎けんたろう(42)によるラフ次元じげんはガクテンソクと戦たたかい、255―288で敗やぶれた(スタジオの観客かんきゃくによる採点さいてん)。

ガクテンソクはそのあと、準決勝じゅんけっしょうで金属きんぞくバットを破やぶり、決勝けっしょうでもザ・パンチを破やぶって見事みごと優勝ゆうしょうした。

空そら本当ほんとうに華はなやかな世界せかいでした。セットはきらびやかで、気分きぶんが上あがりました。僕ぼくらは意外いがいと落おち着ついていて、漫才まんざいすることができましたね。

梅村うめむら司会しかいの東野とうの(幸治こうじ)さんや博多はかた華はな丸まる・大吉だいきちさんがステージ横よこで見みていてくれて、先輩せんぱいの目めが僕ぼくは気きになりました。その前年ぜんねんは補欠ほけつとして会場かいじょうにスタンバイしていたので、今年ことしは初はじめての経験けいけんを楽たのしめました。

2年ねん連続れんぞく｢最もっとも肉薄にくはくしたコンビ」止とまり…

23年ねんの同どう大会たいかいでは、ノックアウトステージ16→8でギャロップに1点てん差さで敗退はいたい。そのまま優勝ゆうしょうを飾かざったギャロップに「最もっとも肉薄にくはくしたコンビ」として、ラフ次元じげんの注目ちゅうもく度どは一気いっきに上あがった。

空そら今年ことしはグランプリファイナルの抽選ちゅうせん会かいの結果けっか、1回戦かいせんでガクテンソクと当あたることになりました。抽選ちゅうせんの後のちでガクテンソクと一緒いっしょに「ここで勝かった方ほうが優勝ゆうしょうやな!」と、どちらからともなく誓ちかい合あったんです。

その言葉ことば通どおり、ガクテンソクが優勝ゆうしょう。つまり、昨年さくねんのギャロップ、今年ことしのガクテンソクと、トーナメントでラフ次元じげんを破やぶったコンビがそのまま勢いきおいに乗のって優勝ゆうしょうを飾かざったのだ。

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