/ インドネシアに4万まん年ねん前まえ壁画へきが 野生やせい牛うし「最古さいこの具象ぐしょう画が」東南とうなんアジア2018年ねん11月9日にち 2:04記事きじを印刷いんさつするメールで送おくるリンクをコピーするnoteX(旧きゅうTwitter)FacebookはてなブックマークLinkedIn日経にっけいの記事きじ利用りようサービスについて企業きぎょうでの記事きじ共有きょうゆうや会議かいぎ資料しりょうへの転載てんさい・複製ふくせい、注文ちゅうもん印刷いんさつなどをご希望きぼうの方ほうは、リンク先さきをご覧らんください。詳くわしくはこちらインドネシアのカリマンタン島とう東部とうぶの洞窟どうくつに残のこる野生やせいの牛うしとみられる動物どうぶつなどを描えがいた壁画へきがは4万まん年ねん以上いじょう前まえのものとする調査ちょうさ結果けっかを、同国どうこくやオーストラリア・グリフィス大だいの研究けんきゅうチームが7日にち付づけ英えい科学かがく誌しネイチャー電子でんし版ばんで発表はっぴょうした。チームは「動物どうぶつなどを描えがいた具象ぐしょう画がとしては世界せかい最古さいこ」としている。チームは今回こんかいの壁画へきがを、現生げんなま人類じんるいが欧州おうしゅうで残のこした最もっとも古ふるい洞窟どうくつの壁画へきがとほぼ同どう時期じきとみている。単純たんじゅんな絵えではなく具体ぐたい的てきな描えがき方かたをしていると強調きょうちょうしている。洞窟どうくつの絵えなどは欧州おうしゅうが中心ちゅうしんとなって発展はってんしたと考かんがえられてきたが、インドネシア・スラウェシ島とうの洞窟どうくつ壁画へきがでも約やく4万まん年ねん前まえの手形てがたが既すでに見みつかっており、チームは「遠とおく離はなれた欧州おうしゅうとインドネシアで、ほぼ同どう時期じきに生うまれた」とみている。一方いっぽうで、スペインの洞窟どうくつに残のこる直線ちょくせんや手形てがたなどを、6万まん年ねん前まえ以前いぜんにネアンデルタール人じんが描えがいたとの分析ぶんせきを、ドイツの研究けんきゅう者しゃらが2月がつに米べい科学かがく誌しサイエンスで発表はっぴょうした。洞窟どうくつ壁画へきがの広ひろがりを巡めぐり議論ぎろんを呼よびそうだ。カリマンタン島とう東部とうぶの石灰岩せっかいがんの洞窟どうくつで発見はっけんされた数すう多おおくの壁画へきがは、用もちいられた顔料がんりょうから「赤あかみがかったオレンジ色しょく」「濃こい紫むらさき」「黒くろ」の3時期じきに分わけられてきた。野生やせいの牛うしとみられる動物どうぶつや人間にんげんの手形てがた、図形ずけいや人ひとの姿すがたが描えがかれている。6つの洞窟どうくつで採取さいしゅした顔料がんりょうを覆おおう石灰石せっかいせきの年代ねんだいを、含ふくまれる放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつの量りょうから推定すいてい。最もっとも古ふるいオレンジ色しょくの壁画へきがは約やく5万まん2千せん~4万まん年ねん前まえのものと結論けつろん付つけた。その後ご、約やく2万まん年ねん前まえになると、濃こい紫むらさきの壁画へきがが出現しゅつげん。チームは文化ぶんか面めんでの大おおきな変化へんかを示しめす証拠しょうこだとしている。〔共同きょうどう〕アプリで開ひらくすべての記事きじが読よみ放題ほうだい有料ゆうりょう会員かいいんが初回しょかい1カ月かげつ無料むりょう有料ゆうりょう会員かいいんに登録とうろくする無料むりょう会員かいいんに登録とうろくするログインする有料ゆうりょう会員かいいん限定げんていキーワード登録とうろくであなたの重要じゅうようなニュースをハイライト日経にっけい電子でんし版ばん 紙面しめんビューアー詳くわしく見みる記事きじを印刷いんさつするメールで送おくるリンクをコピーするnoteX(旧きゅうTwitter)FacebookはてなブックマークLinkedIn日経にっけいの記事きじ利用りようサービスについて企業きぎょうでの記事きじ共有きょうゆうや会議かいぎ資料しりょうへの転載てんさい・複製ふくせい、注文ちゅうもん印刷いんさつなどをご希望きぼうの方ほうは、リンク先さきをご覧らんください。詳くわしくはこちら関連かんれんキーワード壁画へきがネイチャーヨーロッパインドネシアオーストラリアカリマンタン島とう東部とうぶ