オラクルもRed Hatに反論 。RHELクローンOSへの非難 は、競合 他社 を減 らして儲 けようとしているからではないか
Red Hatは
これによってRHELのクローンOSを
RHELはエンタープライズLinuxにおける
そして
オラクルがRed Hatに反論 するブログを公開
そのオラクルが7
ブログの
ちなみにEdward Screven
IBM no longer lets you create a free distribution of Red Hat Enterprise Linux. So create your free Linux distribution from Oracle Linux instead. Keep Linux Open and Free. https://t.co/NJlNEAEnby pic.twitter.com/Y3D4R1UL5x
— Oracle (@Oracle) July 10, 2023
オラクルはこのブログの
オラクルは25年 前 からLinuxコミュニティの一員
ブログの
Oracle has been part of the Linux community for 25 years. Our goal has remained the same over all those years: help make Linux the best server operating system for everyone, freely available to all, with high-quality, low-cost support provided to those who need it.
オラクルは、25
年 前 からLinuxコミュニティの一員 です。その目的 は、Linuxをすべての人 にとって最高 のサーバOSとし、誰 もが自由 に利用 できるようにし、必要 な人 には高 品質 で低 コストのサポートを提供 することです。
RHEL
We chose to be RHEL compatible because we did not want to fragment the Linux community.
私 たちがRHELとの互換 性 を選 んだのは、Linuxコミュニティを分断 したくなかったからです。
この
and we certify Oracle software products on RHEL even though they are built and tested on Oracle Linux only, never on RHEL.
オラクルのソフトウェア
製品 はRHEL対応 としていますが、Oracle LinuxのみでビルドおよびテストされておりRHELではテストされていないのです。
IBMが競合 を減 らすのは儲 けるためではないか?
こうした
Red Hatは6
At Red Hat, thousands of people spend their time writing code to enable new features, fixing bugs, integrating different packages and then supporting that work for a long time - something that our customers and partners need.
Red Hat では、
何 千 人 もの人々 が、新 機能 を有効 にするためのコードを書 くこと、バグを修正 すること、さまざまなパッケージを統合 すること、そしてその作業 を長期 にわたってサポートすることに時間 を費 やしています。
オラクルはこの
IBM doesn’t want to continue publicly releasing RHEL source code because it has to pay its engineers? That seems odd, given that Red Hat as a successful independent open source company chose to publicly release RHEL source and pay its engineers for many years before IBM acquired Red Hat in 2019 for $34 billion.
IBMがRHELのソースコードを
公開 し続 けたくないのは、エンジニアに報酬 を支払 わなければならないからでしょうか? これは不思議 ですね。独立 系 オープンソース企業 として成功 したRed Hatは、IBMが2019年 にRed Hatを340億 ドルで買収 する何 年 も前 から、RHELのソースを公開 しエンジニアに給与 を支払 うことを選択 していたというのに。
その
And perhaps that is the real answer to the question of why: eliminate competitors. Fewer competitors means more revenue opportunity for IBM.
それが「なぜ」という
問 いに対 する本当 の答 えなのでしょう。競合 他社 が減 るということは、IBMにとって収益 機会 が増 えるということなのです。
Oracle Linuxはダウンストリームを歓迎 する
オラクルのブログでは、ここから
まず、
From a practical standpoint, we believe Oracle Linux will remain as compatible as it has always been through release 9.2, but after that, there may be a greater chance for a compatibility issue to arise. If an incompatibility does affect a customer or ISV, Oracle will work to remediate the problem.
現実 的 な観点 からは、Oracle Linuxはリリース 9.2 まではこれまでと同様 に互換 性 を維持 すると考 えていますが、それ以降 は互換 性 の問題 が発生 する可能 性 が高 くなるかもしれません。非 互換 性 が顧客 やISVに影響 する場合 、オラクルは問題 の改善 に取 り組 みます。
そして、オラクルは
We want to emphasize to Linux developers, Linux customers, and Linux distributors that Oracle is committed to Linux freedom. Oracle makes the following promise: as long as Oracle distributes Linux, Oracle will make the binaries and source code for that distribution publicly and freely available. Furthermore, Oracle welcomes downstream distributions of every kind, community and commercial.
Linux
開発 者 、Linux顧客 、Linuxディストリビュータに対 して、オラクルがLinuxの自由 を約束 することを強調 させてください。オラクルがLinuxディストリビューションを提供 する限 り、オラクルはそのディストリビューションのバイナリとソースコードを公開 し、自由 に利用 できるようにします。それだけでなく、オラクルはコミュニティや商用 を問 わず、あらゆる種類 のダウンストリームディストリビューションを歓迎 します。
Finally, to IBM, here’s a big idea for you. You say that you don’t want to pay all those RHEL developers? Here’s how you can save money: just pull from us. Become a downstream distributor of Oracle Linux. We will happily take on the burden.
最後 に、IBMに大 きな提案 をします。RHELの開発 者 たちに給料 を払 いたくないのですね? であれば、こうするのはどうでしょう? それを私 たちが払 いましょう。Oracle Linuxのダウンストリームディストリビューターになるのです。私 たちは喜 んでそれを引 き受 けましょう。
Red Hatに明確 に反論 したオラクルの目論見
オラクルはこのように、Red Hatの
オラクルはこのブログの
また
オラクルの
RHELクローンOSに関 する記事
Red Hatの
- Red Hat、
今後 はCentOS StreamがRHEL関連 のパブリックなソースコードの唯一 のリポジトリになると発表 - Red HatがクローンOSベンダを
非難 、「付加 価値 もなくコードをリビルドするだけなら、それはオープンソースに対 する脅威 だ」と
クローンOSベンダの
- Red HatにRocky LinuxとAlmaLinuxが
反論 。OSSの精神 と目的 に違反 している、ダウンストリームのリビルドは価値 をもたらす、など - オラクルもRed Hatに
反論 。RHELクローンOSへの非難 は、競合 他社 を減 らして儲 けようとしているからではないか - RHEL
互換 ディストリビューション、SUSEも参入 へ。制限 なく誰 でも利用 できるRHEL互換 OSを開発 していくと - AlmaLinux、
今後 はRed Hat Enterprise LinuxのABI互換 を目指 すと発表 。これまでの「バグまでRHEL互換 」の路線 を変更
SUSEがRHEL
- RHEL
互換 ディストリビューション、SUSEも参入 へ。制限 なく誰 でも利用 できるRHEL互換 OSを開発 していくと - バグまでRHEL
互換 のLinux公開 のため、オラクル、SUSE、Rocky LinuxメインスポンサーのCIQが「Open Enterprise Linux Association」を設立
その
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