旅好きおやじの日記

月別つきべつアーカイブ [ 2014年ねん12月がつ ]

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2014年ねん12月ベスト書籍しょせきランキング

今月こんげつは読よんだ本ほんは12冊さつである。

先月せんげつからの続つづきで、経済けいざい関連かんれんの本ほん、エンベデッド関連かんれんの本ほん、今いまの仕事しごとに関係かんけいす
る本ほん、一般いっぱん的てきなビジネス本ほんなどの乱読らんどくで、買かった本ほんは2冊さつだけだった。

今日きょうは大晦日おおみそかなので1年ねんで読よんだ本ほんの数かずを発表はっぴょうすると130冊さつである。

■第だい１位い：新しん・戦争せんそう論ろん（購入こうにゅう）

この本ほんについては12/9(火)かのブログに書かいているのでそちらを見みていただきたい。
http://yama2190.blog.fc2.com/blog-date-20141209.html

■第だい２位い：企画きかく体質たいしつのつくり方かた（図書館としょかん）

この本ほんはAmazonに書評しょひょうがなく(2014/12/31現在げんざい)、読書どくしょメータでも大たいした評価ひょうかを
している人じんがいなかったのだが、私わたしにとっては久ひさしぶりにいい出会であいだったと
思おもわせる本ほんだった。

確たしかに他たの読者どくしゃの言いうように、目新めあたらしいことは書かいていないし、他たのビジネス
本ほんで書かかれていそうなありふれた内容ないようが並ならんでいる。

ありふれたビジネス本ほんを読よんだとき、
「ふむふむそういう方法ほうほうもあるのか。でも今いまは気きが進すすまないので、
　気きが向むいたらやってみるか」
となり、そのまま、記憶きおくから消きえていくノウハウが多おおいのだが、なぜかわから
ないが、
・メモをとる癖くせをつける
・『本当ほんとうに』それを習慣しゅうかん化かする
・質しつより量りょう
・その手段しゅだんとして、Gmailでメモや写真しゃしんを貯ためるというでメモをとる
という部分ぶぶんを読よんで、「もう一いち回かい基本きほんに戻もどろう」と思おもわせた。

一応いちおう、私わたしも、Evernoteというツールを使つかっており、著者ちょしゃのいうGmailでメモを
とるということと同おなじようなことをやってはいるのだが、
メモをとることに対たいするハードルが高たかかったなと反省はんせいすることができた。

思おもい返かえしてみると、アッと思おもいつくようなことに時々ときどき出でくわして、また、
iPadとかも持もち歩あるいているにも関かかわらず、メモをとることをめんどくさがり、
あとで何なにだったか忘わすれてしまうことが多々たたあったのである。

また本ほんには「仮説かせつをたてる」という、ビジネス本ほんではありふれた話はなしも書かかれて
いる。保守ほしゅ的てきな会社かいしゃにいる私わたしにとって、意識いしき的てきにも無意識むいしき的てきにも、
「他たの人ひとに批判ひはんされたらどうしよう」とか、「こんなのできるわけないだろう」
と、頭あたまに浮うかんでいたいい案あんだったかもしれない案あんを却下きゃっかしてきたのだが、
「根拠こんきょは薄うすくてもなんでもいいから自分じぶんなりの仮説かせつをたてメモっておくこと」
と本ほんに書かかれており、実践じっせんしてみようと気きになった。

■第だい３位い：池上いけがみ彰あきらのやさしい経済けいざい学がく１（図書館としょかん）

池上いけがみ彰あきらが、芸術げいじゅつ大学だいがくという、経済けいざい学がくを専門せんもんとしない学生がくせいに対たいして行いった経済けいざい学がく
の集中しゅうちゅう講義こうぎの様子ようすを本ほんにまとめている。

高校こうこうまでに習ならうような、需要じゅようと供給きょうきゅうの話はなしや、貨幣かへいとは何なにかというような基本きほん的てき
なところからはじまって、アダム・スミス、マルクス、ケインズ、フリードマン
という経済けいざい学がくを代表だいひょうする4人にんの理論りろんをわかりやすく説明せつめいしている。

アダム・スミスとマルクスについは、中学ちゅうがくの公民こうみんや、高校こうこう１年ねんの時ときの現代げんだい社会しゃかいで
も習ならったが、ケインズ、フリードマンについては習ならわなかった、もしくは、習ならっ
たが記憶きおくから飛とんでいるので、この本ほんに書かかれている内容ないようで彼かれらがどういう学説がくせつ
を唱となえたのということは大雑把おおざっぱには理解りかいできた。

いまは、新しん自由じゆう主義しゅぎということで、規制きせいを撤廃てっぱいしてどんどん自由じゆう化かしようという
動うごきになってしまっているが、この政策せいさくにより先進せんしん国こくでは格差かくさが広ひろがり、また、
グローバルな競争きょうそうに巻まき込こまれることによって、中間なかま層そうの暮くらしは後進こうしん国こくとかわ
らなくなてくるとしたら、そんな主義しゅぎは先進せんしん国こくの人間にんげんにとってはいらないと思おもう。

かといって、規制きせいだらけで、規制きせいを隠かくれ蓑みのにサボタージュしている人間にんげんはしかる
べき所得しょとくしか得えられないようにしないと、それはそれでまずい思おもうが。

■第だい４位い：この世よで一番いちばん面白おもしろいマクロ経済けいざい学がく（図書館としょかん）

先月せんげつ読よんだ「この世よで一番いちばんおもしろいミクロ経済けいざい学がく」の続編ぞくへんを図書館としょかんで予よ約つまし
て借かりた。

ミクロ経済けいざい学がくとマクロ経済けいざい学がくの違ちがいは、

ミクロ経済けいざい学がくが個人こじんや会社かいしゃに焦点しょうてんをあてて、
・個人こじんの最適さいてき化か戦略せんりゃく
・相互そうご関係かんけいにおける最適さいてき化か戦略せんりゃく
・市場いちばにおける最適さいてき化か戦略せんりゃく
について研究けんきゅうするのに対たいし、

マクロ経済けいざい学がくは国くにの経済けいざいに焦点しょうてんを当あてて、
・一いち国こくの経済けいざい
・国際こくさい貿易ぼうえきにおける経済けいざい
・グローバル経済けいざい
について研究けんきゅうするものであるということを理解りかいできた。

マクロ経済けいざい学がくが難むずかしい点てん
　雑駁ざっぱくに言いうと、ミクロ経済けいざい学がくが最適さいてき化かする個人こじんを中心ちゅうしんにあとは全部ぜんぶ数学すうがくで
　あるのに対たいし、
　マクロ経済けいざい学がくは、政府せいふが介在かいざいしたり、その政府せいふ同士どうしがお互たがいの国益こくえきを睨にらんで
　貿易ぼうえきに保護ほご政策せいさくをとったりするので、答こたえが一ひとつに定さだまらないこと。

世よの中なかに、経済けいざい学者がくしゃはいっぱいいるが、景気けいき対策たいさくを外はずしまくったり、決定的けっていてき
な景気けいき対策たいさくが打うてないのも、理屈りくつだけではない難むずかしさがあるからなのだと
いうことがなんとなくわかった。

■第だい５位い：オーストリアの歴史れきし（図書館としょかん）

オーストリアから帰かえってきて、旅行りょこうの余韻よいんに浸ひたるために借かりた本ほん。

オーストリアというと中ちゅう欧おうの中堅ちゅうけん国こくというイメージで、一般いっぱん的てきな日本人にっぽんじんからす
ると、オーストラリアと間違まちがうぐらい存在そんざい感かんが薄うすい国くにではないかと思おもう。

オーストリアは中世ちゅうせいから近代きんだいにかけては、ハプスブルク家かが今いまの世界せかい地図ちずでい
うと、ドイツ、オーストリア、チェコ、スロバキア、ハンガリーといった広大こうだい
な土地とちを支配しはい下かに治おさめ、イギリスやフランスに並ならぶ列強れっきょうだったわけだが、プロ
イセンが力ちからをつけたことにより、影響えいきょう力りょくを失うしない、また巨大きょだい化かした帝国ていこくにいろん
な民族みんぞくが入はいってきて、グチャグチャになっていくわけである。

また、エリーザベトとか、第だい1次じ世界せかい大戦たいせんの原因げんいんになった皇太子こうたいしとか、要人ようじんも
暗殺あんさつされ、力ちからを失うしなうわけである。

ここまでは、旅行りょこう前まえに予習よしゅうしていたたわけであるが、この本ほんを読よんで面白おもしろかっ
たのは近きん現代げんだい史しである。

第だい一いち次じ世界せかい大戦たいせんにより、オーストリア・ハンガリー二に重じゅう帝国ていこくが崩壊ほうかいし、中ちゅう欧おうに
国民こくみん国家こっかが成立せいりつするわけであるが、「オーストリア」と称しょうされる国くには、戦争せんそうの
結果けっか、政治せいじ的てきに作つくられた国くにで、あのあたりに住すむ人達ひとたちは自分じぶんたちのことを
ドイツ系けいと考かんがえていたわけである。

ナチスがオーストリアを併合へいごうした際さいも、侵略しんりゃくされて悔くやしがったというより、
ドイツと一緒いっしょになれて良よかった思おもう国民こくみんが少すくなからずいたそうなのだが、
第だい2次じ世界せかい大戦たいせんでドイツが敗北はいぼくすると、「ナチスドイツの野蛮やばんな侵略しんりゃく政策せいさくの犠
牲になった最初さいしょの自由じゆうな国家こっか」というイメージを植うえ付つけられていくわけで
ある。

■第だい６位い：インド人じんはなぜ言いい負まかすのがうまいのか（図書館としょかん）

インド人じんはなぜ言いい負まかすのがうまいのか。

簡単かんたんに言いうと、論理ろんり的てきで面倒臭めんどうくさがらず、物事ものごとを簡単かんたんに信しんじず、自信満々じしんまんまんで、自分じぶん
の仕事しごとにプライドを持もっているからである。

本ほんの最初さいしょで、
「人ひとの話はなしは視覚しかく情報じょうほう55%、聴覚ちょうかく情報じょうほう38%、言語げんご情報じょうほう7%で伝つたわる」
で有名ゆうめいな、メラビアンの法則ほうそくの話はなしがあった。

日本人にっぽんじんの気質きしつなら、この法則ほうそくがUCLAの心理しんり学者がくしゃメラビアンによって発表はっぴょうされた
説せつであると権威けんい付つけられただけで、そういうものなのかと信しんじこんでしまう。
事実じじつ、コミュニケーション関連かんれんの本ほんを見みるとこのことがよく説明せつめいされており、
私わたしもそんなものかと思おもっていた。

しかし、これを観みたインド人じんは、
「そんな複雑ふくざつなことを足たして100%になるような、たった3だけの要素ようそで決きめてし
　まうのも変へんだし、どんな相手あいてやどんな内容ないようかも考慮こうりょしないで1%台うてなまで決きめる
　のはおかしい。そんな割合わりあいになるはずがない。」
と疑うたがってかかるのである。

このようにインド人じんは、「ＸＸが発表はっぴょうした」とか、権威けんいだけに頼たよった法則ほうそくは真まっ
先さきに疑うたぐりの対象たいしょうとなり、日本人にっぽんじんのように権威けんいは全まったく通用つうようしないという。

だから、曖昧あいまいな理屈りくつではインド人じんに対たいしては、「なぜ」を突ついてくるし、日本にっぽん
人ひとのように「なぜ」を効きき過すぎると失礼しつれいだという共通きょうつう認識にんしきもない。

この本ほんを読よんでいると、インド人じんはなぜ言いい負まかすのがうまいのかということ
よりも、日本人にっぽんじんはなぜ言いい負まかされやすいかということが認識にんしきできた本ほんだった。

最後さいごまで読よんで頂いただきありがとうございます。こちらを押おしていただけると嬉うれしいです！！
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午前ごぜんⅠ得点とくてん	*.点てん
午前ごぜんⅡ得点とくてん	96.00点てん
午後ごごⅠ得点とくてん	80点てん
午後ごごⅡ得点とくてん	54点てん

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平成へいせい２６年度ねんど 秋期しゅうき ネットワークスペシャリスト試験しけん 成績せいせき照会しょうかい

受験じゅけん番号ばんごう NW323-xxxx の方ほうは， 不ふ合格ごうかく です

平成へいせい２６年度ねんど秋期しゅうきネットワークスペシャリスト試験しけん成績せいせき照会しょうかい

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