初はつ定本ていほん
長者ちょうじゃ智さとし人じん(Homo sapiens idaltu)(滅めつ絕ぜっ) 人ひと(Homo sapiens sapiens)
人ひと者もの,動物どうぶつ也。然しか常つね自じ以異與あずか於他獸しし。《說せつ文ぶん》以人為ため「天地てんち之の性せい最さい貴たか者しゃ」。孟子もうし曰:「人ひと之の所以ゆえん異い於禽獸きんじゅう者もの,幾いく希まれ,庶民しょみん去さ之これ,君子くんし存そん之の。」瑞みず典てん有ゆう治ち植物しょくぶつ學者がくしゃ,曰林はやし奈,於自然しぜん之の系統けいとう,以智さとし人じん名な之の,界さかい之の於動物どうぶつ界かい。智さとし人じん者しゃ,蓋ぶた謂いい有ゆう智さとし之これ人にん也。今こん以人語かたり言げん之これ有ゆう,別べつ於眾生せい。
人ひと之の於生なま學がく,獨どく為一ためいち種たね,曰人種じんしゅ。屬ぞく脊索せきさく動物どうぶつ門もん哺乳ほにゅう綱つな靈長れいちょう目め人ひと科か人ひと屬ぞく。