《一いち千せん零れい一いち夜や》(阿おもね言げんكتاب ألف ليلة وليلة,波なみ斯言げんهزار و یک شب),亦また曰《天方あまがた夜よる譚たん》,「天方あまがた」,麥むぎ加か也。波なみ阿おもね大だい集しゅう也。當とう《格かく林りん童話どうわ》之これ首しゅ。漢かん譯本やくほん,周しゅう桂かつら笙しょう以清末きよすえ癸みずのと卯う年ねん,刊かん之の於《新しん庵あん諧譯》。
其事,山やま魯亞爾なんじ(波なみ斯言げんشهريار,「王おう」也)與あずか妻つま山やま魯佐德とく(波なみ斯言げんشهرزاد)之これ言げん也。