夏なつ珪字じ禹玉,或ある名な圭けい。臨安錢塘ぜんども人ひと也。寧やすし廟びょう時どき為ため畫が院いん待まち詔みことのり。善ぜん山水さんすい。佈景似に馬うま遠とお。意い古こ簡。喜き即興そっきょう,高こう於氣韻きいん。[一いち]時人じじん稱しょう馬ば夏なつ。[二に]復ふく御ご劉りゅう松年しょうねん、李り唐から共きょう稱しょう南みなみ宋そう四よん家いえ。《寓意ぐうい編へん》錄ろく其《千せん岩いわ競きおい秀しゅう圖ず》一いち幅ぶく。[三さん]其名珪、圭けい并用,似に珪早年ねん用よう珪,晚ばん歲とし改あらため圭けい也。[二に]