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燕つばめ昭文あきふみ帝みかど慕容熙，字じ道みち文ぶん，小字こあざ長生ちょうせい，十じゅう六ろく國こく後こう燕つばめ成なり武たけ帝みかど垂たれ之これ少子しょうし也。
兄子せこ昭武あきたけ帝みかど盛もり崩くずれ，太ふとし后きさき丁ちょう氏し廢はい太子たいし定じょう，迎むかい熙即天王てんのう位い，改元かいげん光こう始はじめ。在位ざいい七なな年ねん，建たて始はじめ元年がんねん，馮跋、張ちょう興きょう以熙政せい虐しいたげ，與あずか跋ばつ從兄じゅうけい萬まん泥どろ等とう，乘じょう熙送王おう后きさき苻氏喪も出で門もん，乃閉門もん拒こばめ守もり，熙敗入にゅう龍りゅう騰あが苑えん，慕容雲くも弒之，諡おくりな昭文あきふみ皇帝こうてい。
