肝炎かんえん者もの,肝臟かんぞう發はつ炎えん之これ疾やまし也。其表征せい各かく異こと,或ある黃疸おうだん,或ある嘔吐おうと,或ある腹はら瀉,或ある食欲しょくよく不振ふしん。據よりどころ其病由ゆかり,凡二:病毒びょうどく性せい,非ひ病毒びょうどく性せい。
酗酒,藥物やくぶつ,毒素どくそ所しょ引者是ぜ。
病毒びょうどく入いれ體たい,由ゆかり是ぜ患之。凡五:甲きのえ、乙おつ、丙へい、丁ちょう、戊つちのえ。
或ある甲かぶと肝きも病毒びょうどく入いれ體たい,初はつ染しみ疾やまし者しゃ肌はだ黃き、腹痛はらいた、腹はら瀉。