無我むが (學者がくしゃ)

無我むが
原文げんぶん名めい	George van Driem
出世しゅっせ	1957年ねん3月がつ19號ごう 美國びくに維珍尼あま亞あ北きた安あん普ひろし頓とみ（Northampton）
職業しょくぎょう	語かたり言げん學者がくしゃ、語かたり言げん哲學てつがく家か

無我むが（粵拼：mou4 ngo5；荷に蘭らん文ぶん：George "Sjors" van Driem；1957年ねん3月19號ごう—），係がかり荷に蘭らん嘅語かたり言げん學者がくしゃ。佢以研究けんきゅう藏くら緬はる語ご言げん而出名めい，提出ていしゅつ咗漢かん藏ぞう語ご系けい嘅新譜しんぷ系けい分類ぶんるい。佢有宗そう喀名な，叫さけべདགེ་བཤེས་འཇམ་དབྱངས་འོད་ཟེར།（拉ひしげ丁ひのと轉寫てんしゃ：dge bshes 'jam dbyangs 'od zer），漢かん譯やく文殊もんじゅ光明こうみょう博士はかせman4 syu4 gwong1 ming4 bok3 si6。除じょ咗藏緬はる語族ごぞく研究けんきゅう外がい，佢仲做語言げん哲學てつがく，做嘅係がかり共生きょうせい依存いぞん主義しゅぎ哲學てつがく（Symbiosism、Symbiomism），呢種哲學てつがく將しょう語ご言げん睇做有機ゆうき體たい。

生平おいだいら

無我むが嘅父母ちちはは係がかり荷に蘭らん人じん，出生しゅっしょう喺美國びくに維珍尼あま亞あ州しゅう嘅北安あん普ひろし頓とみ縣けん那な沙すな華はな鐸思（Nassawadox）。1979年ねん喺維珍尼あま亞あ大學だいがく取得しゅとく生物せいぶつ學がく學位がくい，之これ後ご去さ咗荷蘭らん嘅萊頓大學だいがく，去さ學がく斯拉夫おっと語ご、一般いっぱん語ご言げん學がく。1987年ねん憑住廉れん布ぬの文ぶん語法ごほう研究けんきゅう，取得しゅとく萊頓大學だいがく嘅博士はかせ學位がくい。1984年ねん開始かいし喺同間あいだ大學だいがく任にん教きょう，1996年ねん做準教授きょうじゅ，1999年ねん昇進しょうしん爲ため教授きょうじゅ。2010年ねん開始かいし做瑞みず士し伯はく爾なんじ尼あま大學だいがく嘅教授きょうじゅ。

業績ぎょうせき

喜き馬ば拉ひしげ雅語がご言げん研究けんきゅう

無我むが喺1983年ねん起おこり，去さ喜き馬ば拉ひしげ雅みやび各地かくち（不ふ丹に、尼あま泊はく爾なんじ、印度いんど東北とうほく同どう西北せいほく部ぶ）搞田野でんや調ちょう查。1989年ねん到いた1992年間ねんかん，喺不丹に政府せいふ嘅宗喀語普及ふきゅう委員いいん會かい嘅支援しえん下か，佢去不ふ丹に全土ぜんど搞語言げん調ちょう查。另外佢創立そうりつ咗「大喜だいぎ馬ば拉ひしげ雅みやび地域ちいき嘅語言げん同どう基もと因いん」（Languages and Genes of the Greater Himalayan Region）計けい劃，喺2003年ねん到いた2006年間ねんかん，對たい不ふ丹に國こく內各民族みんぞく搞DNA調ちょう查。

無我むが出版しゅっぱん咗宗喀文嘅語法ほう書しょ、入門にゅうもん書しょ。另外又また設計せっけい咗宗喀文嘅拉丁字ていじ正字せいじ法ほう。其他嘅，亦また出版しゅっぱん咗喜馬ば拉ひしげ雅みやび各地かくち語ご言げん嘅語法ほう。

無我むが喺1995年ねん創立そうりつ咗喜馬ば拉ひしげ雅語がご言げん研けん討會。

無我むが係がかり「大喜だいぎ馬ば拉ひしげ雅みやび區域くいき語ご言げん」（Languages of the Greater Himalayan Region）呢個系列けいれつ嘅主編へん。

藏くら緬はる語ご系けい嘅系統けいとう關係かんけい

對たい於漢かん藏ぞう語ご系けい，一般做法係認爲佢由漢語かんご同どう藏くら緬はる語ご構成こうせい，而無我わが反對はんたい呢個通說つうせつ，佢提倡嘅學說がくせつ認みとめ爲ため，漢語かんご同どう藏ぞう語ご一齊いっせい，係かかり藏くら緬はる語ご系けい其中一いち個こ分ぶん枝えだ。

藏くら緬はる語ご系けい	西にし（景けい頗話等ひとし） 東ひがし     北きた   西北せいほく（西藏にしくら·喜き馬ば拉ひしげ雅語がご群ぐん） 東北とうほく（漢語かんご言げん）  南みなみ   西南せいなん（甲良こうら語ご、彝つね緬はる語ご群ぐん） 東南とうなん（羌語群ぐん等ひとし）

之これ後ご佢拋棄樹狀じょう構造こうぞう嘅系統けいとう圖ず，而採用さいよう落葉らくよう模型もけい（各個かっこ語族ごぞく似に落葉らくよう噉散落喺平面へいめん，用よう距離きょり顯示けんじ親おや緣えん關係かんけい嘅遠近えんきん）。

共生きょうせい主義しゅぎ哲學てつがく

2000年ねん以後いご，無我むが提ひさげ倡一いち種しゅ進化しんか語ご言げん學理がくり論ろん，叫さけべ做共生きょうせい主義しゅぎ（Symbiosism、Symbiomism）。

共生きょうせい主義しゅぎ嘅主張しゅちょう，係かかり話はなし語ご言げん喺人ひと科か生物せいぶつ嘅腦內同人じん共生きょうせい（symbiosis），係かかり個こ符號ふごう性せい嘅有機體きたい，從したがえ呢個諗頭出發しゅっぱつ，人類じんるい幫助語ご言げん擴散かくさん，而語言げん贈與ぞうよ人類じんるい思考しこう嘅形式しき，於是人じん同どう語かたり言ごと之の間あいだ結成けっせい互惠ごけい關係かんけい。另一方面ほうめん，文化ぶんか共生きょうせい主義しゅぎ（Symbiomism）係がかり將しょう語ご言げん共生きょうせい主義しゅぎ（Symbiosism）普及ふきゅう、延伸えんしん到いた宗教しゅうきょう同どう文化ぶんか方面ほうめん嘅哲學がく。

主要しゅよう著作ちょさく

• 《《A Grammar of Limbu》（廉れん布ぬの文語ぶんご法ほう）》。柏かしわ林りん：Mouton de Gruyter。1987年ねん。

  講こう廉れん布ぬの文ぶん嘅文法ほう。

• 《《The Grammar of Dzongkha》（宗そう喀文語法ごほう）》。宗そう喀文發展はってん委員いいん會かい。1992年ねん。

  講こう宗むね喀文嘅文法ほう。

• 《《A Grammar of Dumi》（都と美び話ばなし語法ごほう）》。柏かしわ林りん：Mouton de Gruyter。1993年ねん。

  講こう都みやこ美よし話ばなし嘅文法ほう。

• 《《Een eerste grammaticale verkenning van het Bumthang》（本ほん塘話語法ごほう初はつ探さがせ）》。Onderzoekschool CNWS。1995年ねん。

  講こう本ほん塘話嘅文法ほう。

• 《《Dzongkha》（宗そう喀文）》。CNWS Publications。1998年ねん。

  同どう嘉よしみ瑪次仁じん（Karma Tshering）合ごう著ちょ。係かかり宗むね喀文嘅教科書きょうかしょ。

• 《《Taal en Taalwetenschap》（語かたり言げん同どう語かたり言げん學がく）》。萊頓：Onderzoeksschool CNWS。2001年ねん。
• 《《Languages of the Himalayas : an ethnolinguistic handbook of the greater Himalayan region containing an introduction to the symbiotic theory of language》（喜き馬うま拉ひしげ雅みやび地區ちく嘅語言ごと：大喜だいぎ馬ば拉ひしげ雅みやび區域くいき嘅族羣語言げん學がく手しゅ冊さつ，暨語言げん共生きょうせい理論りろん介かい紹）》。萊頓：博ひろし睿學術がくじゅつ出版しゅっぱん社しゃ。2001年ねん。

  合計ごうけい兩りょう冊さつ。呢部大作たいさく係がかり研究けんきゅう喜き馬ば拉ひしげ雅みやび地方ちほう嘅語言げん同どう民族みんぞく，同時どうじ亦また發表はっぴょう共生きょうせい主義しゅぎ嘅理論ろん。

出面でづら網もう頁ぺーじ

• 無我むが，喜き馬ば拉ひしげ雅語がご言ごと計けい劃

  入いれ面めん有ゆう佢經歷れき同どう著作ちょさく嘅一覽いちらん。有ゆう幾多いくた論文ろんぶん可か供きょう下か載の瀏りゅう覽らん。

• 無我むが，academia.edu

  入いれ面めん可か供きょう下か載の瀏りゅう覽らん論文ろんぶん。

• 無我むが，semioticon

  入いれ面めん有ゆう有ゆう關せき共生きょうせい主義しゅぎ嘅資料しりょう。