文ぶん強きょう (國軍こくぐん中將ちゅうじょう)

文ぶん強きょう（1907年ねん9月がつ19日にち—2001年ねん10月がつ22日にち），號ごう念ねん觀かん，湖南こなん省しょう善ぜん化か縣けん（今いま湖南こなん省しょう長ちょう沙すな市し望もち城ぐすく區く）人にん。黃埔軍こうほぐん校こう四よん期き學がく員いん。由ゆかり周しゅう恩來おんらい介かい紹加入かにゅう中國共產黨ちゅうごくきょうさんとう，參加さんか過か北きた伐き戰爭せんそう、親おや歷れき南みなみ昌あきら起おこり義ぎ，後ご脫だつ離はなれ共產黨きょうさんとう。1935年ねん加入かにゅう國民黨こくみんとう軍ぐん統すべ，官かん至いたり中華民國ちゅうかみんこく陸軍りくぐん中將ちゅうじょう。病やまい逝前一いち個月かげつ，在ざい病やまい榻上完成かんせい《文ぶん強きょう口述こうじゅつ自傳じでん》。

文ぶん強きょう
性別せいべつ	男おとこ
出生しゅっしょう	1907年ねん9月がつ19日にち 大だい清きよし湖南こなん省しょう善ぜん化か縣けん
逝世	2001年ねん10月がつ22日にち(2001歲さい—10—22)（94歲さい） 中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく北京ぺきん
國籍こくせき	中國ちゅうごく
教育きょういく程度ていど	黃埔軍こうほぐん校こう
職業しょくぎょう	軍人ぐんじん
活躍かつやく時期じき	1924-1948
政黨せいとう	中國ちゅうごく國民黨こくみんとう  中國共產黨ちゅうごくきょうさんとう（脫黨だっとう）
經歷けいれき 國民こくみん革命かくめい軍ぐん班長はんちょう 少しょう校こう連れん長ちょう 中共ちゅうきょう四川省委常委兼軍委書記 紅べに一師師長兼政委 國民黨こくみんとう參謀さんぼう本部ほんぶ乙おつ廳ちょう任にん上うえ校こう參謀さんぼう 上海しゃんはい統みつる一行動委員會兼軍統局策反委員會主任委員 軍ぐん統すべ局きょく華北かほく辦事處しょ少將しょうしょう處しょ長ちょう 長ちょう沙すな綏靖公おおやけ署しょ第だい一いち處しょ中將ちゅうじょう處しょ長ちょう、辦公廳ちょう主任しゅにん 徐じょ州しゅう前進ぜんしん指揮しき所しょ副ふく總そう參謀さんぼう長ちょう 全ぜん國政こくせい協きょう文ぶん史し資料しりょう研究けんきゅう委員いいん會かい委員いいん 全ぜん國政こくせい協きょう委員いいん
代表だいひょう作さく 東征とうせい、國民こくみん革命かくめい軍ぐん北きた伐き、抗日こうにち戰爭せんそう、國共こっきょう內戰

此條目め頁ぺーじ的てき主題しゅだい是ぜ中華民國ちゅうかみんこく陸軍りくぐん中將ちゅうじょう文ぶん強きょう。關せき於重慶たーちん市し司法しほう局きょく原はら局きょく長文ちょうぶん強きょう，請見「文ぶん強きょう (重慶たーちん)」。

生平おいだいら

文ぶん強きょう出生しゅっしょう於一いち個こ書しょ香が之の家いえ，是ぜ文ぶん天てん祥さち的てき第だい23代だい後裔こうえい，自稱じしょう毛澤東もうたくとう之これ母はは文ぶん七なな妹いもうと為ため其姑母はは。他た的てき父親ちちおや文ぶん振ふ之これ早年そうねん留學りゅうがく日本にっぽん，與あずか孫まご中山ちゅうざん、李り烈れつ鈞ひとし、蔡鍔、程ほど潛せん、黃き興きょう等とう辛からし亥い革命かくめい元もと勛是朋友ほうゆう，文ぶん振ふ之これ參加さんか過か孫まご中山なかやま先生せんせい領りょう導しるべ的てき辛からし亥い革命かくめい和わ蔡鍔將軍しょうぐん等とう領りょう導しるべ的てき討袁護國ごこく戰爭せんそう；曾任雲南うんなん省しょう高等こうとう審判しんぱん廳ちょう廳ちょう長ちょう一いち職しょく。文ぶん振ふ之これ在ざい退すさ休きゅう還かえ鄉さと後ご，在ざい家鄉かきょう興きょう辦教育きょういく事業じぎょう。

中學ちゅうがく時代じだい，文ぶん強きょう與あずか毛もう澤さわ覃是ぜ同學どうがく。1924年ねん見み過か孫まご中山ちゅうざん。1925年ねん經けい夏なつ曦介かい紹，考こう入いれ廣州こうしゅう黃埔軍こうほぐん校こう四よん期き，與あずか林はやし彪ぴょう同期どうき。在ざい邵力子こ介かい紹下加入かにゅう中國ちゅうごく國民黨こくみんとう（不ふ久ひさ即そく退出たいしゅつ）；同時どうじ加入かにゅう中國共產黨ちゅうごくきょうさんとう，介かい紹人為ため教官きょうかん周しゅう恩來おんらい。北きた伐き戰爭せんそう時どき從事じゅうじ政治せいじ宣傳せんでん。1927年ねん參加さんか南みなみ昌あきら起おこり義よし。此後隨ずい朱しゅ德いさお進入しんにゅう四川しせん，1930年ねん曾任中共ちゅうきょう四川しせん省しょう委い委員いいん、川東かわひがし特とく委い書記しょき，管轄かんかつ23個こ縣けん。次つぎ年ねん在ざい重慶たーちん被ひ國民黨こくみんとう逮捕たいほ，越えつ獄ごく後ご回かい到いた共產黨きょうさんとう，但ただし受到猜忌さいき和わ懷疑かいぎ，文ぶん強きょう被ひ指ゆび「有ゆう失しつ節ぶし行為こうい」，受到留とめ黨とう察看一いち年ねん的てき處分しょぶん。他た留とめ下か一封信給中共四川省委主要負責人，攜時任にん四川省委婦女部長的妻子周敦琬出走。信しん中稱ちゅうしょう：「我わが們暫時じ離はなれ開ひらき你。你革你的命いのち，我わが革かわ我が的てき命いのち。Goodbye！」夫妻ふさい二に人前にんまえ往上海しゃんはい，尋ひろ找時任にん中央ちゅうおう軍ぐん委い書記しょき周しゅう恩來おんらい，想そう請他替がえ自己じこ說せつ情じょう，但ただし搜さがせ尋ひろ未み果はて。他た們返回かい長ちょう沙すな老ろう家か，擔任たんにん老師ろうし和わ報ほう刊かん編輯へんしゅう、記者きしゃ。1932年ねん脫だつ離はなれ中國共產黨ちゅうごくきょうさんとう，重じゅう新しん加入かにゅう中國ちゅうごく國民黨こくみんとう。1935年ねん，文ぶん強きょう進入しんにゅう杭州こうしゅう浙江せっこう警官けいかん學校がっこう，加入かにゅう軍ぐん統みつる，得とく戴笠賞しょう識，官かん至いたり中將ちゅうじょう。1941年ねん根據こんきょ情報じょうほう資料しりょう，判斷はんだん日び軍ぐん將はた大だい舉進攻しんこう珍ちん珠たま港みなと。

1949年ねん1月がつ在ざい淮海戰役せんえき中ちゅう任にん參謀さんぼう長ちょう，與あずか杜もり聿明、黃き維等とう人ひと被ひ解放かいほう軍ぐん俘虜ふりょ。文ぶん強きょう最初さいしょ被ひ送おく往濰坊ぼう、濟すみ南みなみ戰せん俘營改造かいぞう，周しゅう恩來おんらい在ざい戰犯せんぱん名めい單たん中ちゅう發現はつげん文ぶん強きょう，派は蕭しょう勁光前まえ去さ告訴こくそ文ぶん強きょう：「周しゅう總理そうり來電らいでん報むくい，歡迎かんげい你上北京ぺきん。」蕭しょう勁光派は四個警衛把文強送到北京德勝門模範監獄，編へん號ごう72號ごう；監獄かんごく長ちょう要よう文ぶん強きょう寫うつし悔過書しょ，文ぶん強きょう表示ひょうじ自己じこ一いち直ちょく愛國あいこく愛あい民みん，沒ぼつ有ゆう做過什麼いんも壞事，沒ぼつ有ゆう殺害さつがい一いち個こ共產黨きょうさんとう，也沒有ゆう破壞はかい共產黨きょうさんとう組織そしき，脫だつ離はなれ共產きょうさん黨是とうぜ因いん為ため無む路みち可か走はし，如果當時とうじ不ふ走はし，恐おそれ怕早就沒有ゆう他た，所以ゆえん問とい心こころ無む愧，並なみ對たい監獄かんごく長ちょう聲ごえ言げん：「我わが曾任紅べに一いち師し師長もろなが兼けん政せい委い，毛もう主席しゅせき是ぜ我わが表おもて哥，朱しゅ德いさお是ぜ我わが上級じょうきゅう，周しゅう恩來おんらい是ぜ我わが老師ろうし和わ入黨にゅうとう介かい紹人，林はやし彪ぴょう是ぜ我部がぶ下か，劉少奇りゅうしょうき家いえ離はなれ我家わがや不ふ到いた20里さと路ろ。是ぜ他た們沒有ゆう把わ我わが教きょう好このみ，要よう寫うつし悔過書しょ應おう該他們寫，我わが不ふ寫うつし。」作為さくい高級こうきゅう戰犯せんぱん關せき押26年ねん，由ゆかり於長期き不ふ寫うつし認罪にんざい書しょ，而無法ほう特赦とくしゃ。於是1975年ねん3月がつ最後さいご一いち批才獲え特赦とくしゃ出獄しゅつごく。是ぜ第だい六ろく、七なな屆とどけ全ぜん國政こくせい協きょう委員いいん。2001年ねん10月がつ22日にち在ざい北京ぺきん逝世，享年きょうねん94歲さい。

家庭かてい

文ぶん強的ごうてき原げん配はい周しゅう敦あつし琬是ぜ中共ちゅうきょう四川省委的首位女性委員。周しゅう於1940年ねん去さ世よ後ご，他た又また與あずか第だい二任妻子葛世明成婚。他た共とも育そだて有ゆう五ご子し，其中四子為美籍華裔經濟學家文ぶん貫中かんちゅう。其子文ぶん定てい中在なかざい北京ぺきん工作こうさく。其孫文ぶん岳だけ武たけ是ただし聞達ぶんたつ天下でんか創始そうし人じん。

世よ系けい關係かんけい

有ゆう許多きょた媒體ばいたい報道ほうどう文ぶん強つよ為ため毛澤東もうたくとう的まと表ひょう弟おとうと，甚至提ひっさげ到いた毛澤東もうたくとう的てき母親ははおや與あずか文ぶん強的ごうてき父親ちちおや為ため親おや兄妹きょうだい。邵季勝しょう根據こんきょ《湘鄉高だか沖おき文ぶん氏し支ささえ譜ふ》指出さしで，毛澤東もうたくとう的てき母親ははおや文ぶん素もと勤つとむ只ただ有ゆう三個親哥哥文正興、文正ふみまさ瑩、文正ふみまさ材ざい，「文ぶん強きょう是ぜ毛澤東もうたくとう表ひょう弟おとうと」、「毛澤東もうたくとう母親ははおや文ぶん七妹與文強父親是親兄妹」的てき說法せっぽう不成立ふせいりつ。鄧繼團だん澤さわ根據こんきょ《湘鄉高だか沖おき文ぶん氏し支ささえ譜ふ》和かず《楊林沖おき文ぶん氏し六ろく義ぎ堂どう譜ふ》指出さしで，文ぶん素もと勤つとむ屬ぞく於湘鄉きょう高だか沖おき文ぶん氏し，是ぜ文ぶん彥純次子じし文ぶん小山こやま的てき二に十じゅう四よん代だい孫まご，文ぶん強きょう則のり屬ぞく於楊林りん沖おき文ぶん氏し，是ぜ文ぶん彥純長子ちょうし文ぶん卿きょう的てき三さん十じゅう一いち代だい孫まご。文ぶん強的ごうてき祖先そせん文ぶん欽煌於明朝あさ洪ひろし武ぶ初年しょねん遷居長ちょう沙すな，文ぶん素もと勤つとむ的てき祖先そせん文ぶん伯はく琦是在ざい宋朝そうちょう大觀たいかん元年がんねん遷居湘鄉。高こう沖おき文ぶん氏し和わ楊林沖おき文ぶん氏し只ただ是ぜ同姓どうせい遠とお源げん的てき宗族そうぞく，且文素もと勤つとむ高だか文ぶん強きょう七なな輩やから，文ぶん強きょう不ふ是ぜ毛澤東もうたくとう的てき表ひょう弟おとうと。