君きみ手しゅ摩ま

君きみ手しゅ摩ま，亦また稱たたえ君きみ手しゅ，是ぜ琉球りゅうきゅう神道しんとう中なか的てき一いち位い神祇じんぎ。根據こんきょ《中山なかやま世よ鑑かん》和かず《中山なかやま世よ譜ふ》的てき說法せっぽう，此神住じゅう在ざい龍宮りゅうぐう（大海たいかい的てき深淵しんえん、海うみ的てき彼岸ひがん、地下ちか），是ぜ大海おおうみ和わ太陽たいよう的てき守護神しゅごじん，在ざい琉球りゅうきゅう國家こっか存亡そんぼう之の機き降臨こうりん人間にんげん。此外，在ざい有ゆう新しん國王こくおう即位そくい時じ，君くん手しゅ摩ま也會降臨こうりん人間にんげん，憑依ひょうい在ざい聞得大君おおきみ身上しんじょう，祝福しゅくふく國王こくおう萬まん壽ことぶき無む疆。君くん手しゅ摩ま也會在ざい此期間あいだ在ざい人間にんげん隱かくれ藏ぞう身み份遊歷れき二に至いたり七なな日にち，憑依ひょうい在ざい一個人いっこじん身上しんじょう說話せつわ，這個被ひ附ふ體たい的てき人じん被ひ稱しょう作さく御ご唄うた者しゃ。

君きみ手しゅ摩ま一いち名めい，始はじめ見み於向こう象ぞう賢けん編纂へんさん的てき《中山なかやま世よ鑑かん》。「君きみ」是ぜ「祝しゅく女おんな」的てき意思いし，「手て摩ま」指ゆび的てき是ぜ祝しゅく女おんな祈いのり禱之際ぎわ雙手そうしゅ合掌がっしょう的てき意思いし。然しか而，君くん手しゅ摩ま相關そうかん的てき行事ぎょうじ記載きさい卻相當とう少しょう見み，因いん此有人じん認みとめ為ため「君きみ手しゅ摩ま」不ふ是ぜ一いち個こ神かみ的てき名字みょうじ，而是一いち個こ宗教しゅうきょう儀式ぎしき的てき名字みょうじ。

早期そうき，君くん手しゅ摩ま信仰しんこう在ざい琉球りゅうきゅう神道しんとう中ちゅう勢力せいりょく很大，宗教しゅうきょう勢力せいりょく通過つうか此信仰しんこう同どう世俗せぞく統治とうち勢力せいりょく對抗たいこう。祝しゅく女おんな曾通過つうか君くん手しゅ摩ま信仰しんこう讓ゆずる尚なお宣せん威い王おう退位たいい，令れい尚なお真しん即位そくい。尚なお真ま王おう即位そくい後ご，將はた祝しゅく女おんな的てき任命にんめい權けん收おさむ歸國きこく王おう，這才壓制あっせい了りょう祝しゅく女おんな的てき勢力せいりょく。